木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サ…

木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サポート、研究パート、技術コンサル。生徒、学生、企業のみなさんから英気をもらいます。博士(農学)の学位もち、やさいづくりと販売を6年。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。

マガジン

  • きまぐれエッセイ

    日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。

  • きせつの話題

    ふとほのかにかんじる微妙なあたりの変化、ほのかに漂う風花のかぐわしさ、うつろいでいく雲のようす、雪月花、そしてきもちの変化などをあつめた歳時記

  • 家しごとにまつわる話

    日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。

  • わが家のくらし・環境

    肩に力をいれずとも、ふだんの息づかいのなかでうまれたふとした気づきやながくつづいている習慣のなかにこそ、むりなく環境へのダメージをそれほどあたえずにくらしていけるものと感じています。わがくらしのなかからのメモ。

  • きもちのもんだい

    どんなこころのもちようですごすと安寧にすごせるか、日々それだけをかんがえてくらして得たそれなりのつぶやき。

最近の記事

長袖と半袖を行ったり来たりのいそがしい1日

はじめに ここ数日、季節がすこしだけあともどり。なぜか暑さの終わりがけの秋風のような風情。こんな日もあってもいいが身につけるものにとまどう。 きょうはそんな話。 季節があともどり 早朝の外がようやく白みはじめた。起きあがるとなにも考えないまま半袖Tシャツに。しばらくしてうすら寒くてなにか上着は…とみまわすが、先日衣替えでしまいこんだばかり。 収納場所の奥の衣装ケースから出すのは面倒なので、いすにかけてあったパーカーを羽織ってすごす。午前中には雲がたちこめ低温のまま。こ

    • まわりをみわたしてあらためて思う:木でできたものを使う生活でよかった

      はじめに 街なかに移り住み、かれこれ10か月。ここへ来るにあたり身のまわりで必要なものをしぼり携えた。いちばん大きなものは分解可能な木製のテーブル。 これはさすがに処分するには惜しい。つかいつづけて25年ほど。年を経るにつれてあじわいぶかくつかいごこちのよさを感じる。これも木の持ち味。 きょうはそんな話。 室内を見わたす ここへ持ちこんだものは何でできているか。わたしのへやのなかにあるものの多くは木製だと気づいた。電化製品をのぞき日々お世話になるもので木製でないのは椅

      • くつはその人なりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(2)

        はじめに 靴についてのつづき。先日はやさいづくりのはたけ作業用ブーツについてとりあげた。 作業の経験から得た「はたけに入るにもそれなりに身なりを準備して望めれば…」と記した。 ヒトのふりは気にならないほう。いま会ったばかりのヒトがなにを着ていたかなど関知していない。そのため「あっ、髪型変ったね。こちらも似合うよ。」のひと言がなかなか言えない。 そんな質だから表題の行動はなかなか起こせない。玄関に出しておいた靴をながめてふと気づいてしまう。自分自身の身なりや容姿に関して

        • くつは人となりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(1)

          (2024.5.9加筆) はじめに ヒトのふり見てわがふり直せという。もともとはずかしがりやのわたしは人前に出るのを得意としないし、初対面の方をみつめられずなかなかおぼえられない。なにを話すかすぐにあたまのなかからとんでしまい、いつももごもごになりがち。相手の方を見つめるのが苦手にちがいない。 表題の行動はなかなか起こせない。そしてある機会にふと気づいてしまう。自分自身の身なりや容姿に関して。とくに足もと。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:さかんに生育するとうもろ

        長袖と半袖を行ったり来たりのいそがしい1日

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          大学入試の準備:8か月前のいまこそいちばんのピークに

          はじめに 現在高1、高2の方々におもに参考になるかもしれない。休み明けでこう言っては何だが、春休みと連休期間中がポイントだった。 主宰する学習サポートで、現役高3生の大学受験(おもに国公立2次試験)の準備を余裕をもちつつおこなえた。 この時期をピークにする理由のひとつはすごしやすい気候。それほど寒暑なくなにをやるにもふさわしい。くわえて時間的余裕。これは心理的に大きい。「ああ、あのときしっかり準備しておけばよかったな」と後悔しがちなのがまさに今このとき。どこかで聞いたフ

          大学入試の準備:8か月前のいまこそいちばんのピークに

          ある疾病について知る:研究パートであらたな学術論文に目を通しつつ思うこと

          はじめに わたしの家系はあきらかに「がん」の家系。祖父、父ともそう。さいわいにも父はどうにかたすかり、わたしはいまのところそうではない。このクニにおいて「いのちにかかわる」循環器系の疾病とともに双璧をなす。 それほど高い割合でかかる疾患。はたらき先の研究パートで手がかりを得ようと関連の論文に目をとおす。その作業をつうじて思うこと。 きょうはそんな話。 研究をつうじて この研究室のテーマは多岐にわたる。それをすくないスタッフで分担しつつ、ひとりずつ複数(わたしもそうだが

          ある疾病について知る:研究パートであらたな学術論文に目を通しつつ思うこと

          衣替えをきっかけに気づいたこと:このところ毛糸のセーターを着なくなった

          はじめに これから汗ばむ陽気に。すでに半そででかまわない日がちらほら出はじめた。先週から徐々に洗濯し冬物の衣類をしまい込む作業。そこでふと気づいた。そういえばここ5年ほど手持ちの毛糸で編んだセーターを着なくなった。その理由とは。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:庭に連れてきたアッツザクラRhodohypoxis baurii) 洗たくの日々 このところ何日か1回、晴れるタイミングさえ逃さなければ洗たくをする。この冬から春にかけて着た衣類をつぎつぎと洗う。しっかり乾

          衣替えをきっかけに気づいたこと:このところ毛糸のセーターを着なくなった

          去る4月は観測をとりはじめてからまれにみるほど日照がすくなかったらしい

          はじめに なかなか洗たくのタイミングを見つけにくいなあと思っていたら案の定、例年になく雨やくもりの日が多かった。4月をふりかえるとほんとうにそうだった。さつきに入り4日目のきょうも雨。 来週も前半から雨のマーク。さて天気は安定してくれるか。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:はたけのキウイの花) 学習サポートで 朝はやくにもとの家にたどりついた。朝から学習サポート。朝から夜までつづく。行きの車のフロントウィンドウにぽつりぽつりと雨つぶを残しはじめた。きょうも雨がふ

          去る4月は観測をとりはじめてからまれにみるほど日照がすくなかったらしい

          ひとりぐらしで食べられる・飲みきる分量を買うのはなかなかくふうが必要

          はじめに このところよくお茶を飲む。そこそこ暑くなってきたので冬以上に水分の確保が欠かせない。毎回茶の葉をはたけからとってくるわけにはいかないので、店にむかいさがしまわる。するとわかってきたこと。くわえて多くの食品が一人暮らしにはまだくふうが必要とわかってきた。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:刈りとったカヤで草マルチ) 茶の確保には もとの家から歩いてそれほどでない畑にはほったらかしの茶の木がある。となりの畑とのさかいをはっきりするために父が植えたもの。この時期

          ひとりぐらしで食べられる・飲みきる分量を買うのはなかなかくふうが必要

          なにもかんがえずに購入したものを表計算で家計簿として日々で記していくとおのずと節約できはじめた

          (2024.5.6加筆) はじめに 日々の家計を把握したい。最初はアプリを使おうかとあれこれフリーのアプリを試したがどうもしっくりこない。いずれもこみいりすぎてわずらわしい。そのわりにほしい情報がつかみづらい。それならばと日頃つかう表計算ソフト上に一括してあらわすことに。なかなか使いよい。 きょうはそんな話。 ムダ遣い阻止 目的は無計画な出費をおさえるため。そのためには日常の買い物の頻度やどんなものに使っているか把握するのがいちばん。街中にひっこし、さまざまな誘惑を自覚

          なにもかんがえずに購入したものを表計算で家計簿として日々で記していくとおのずと節約できはじめた

          きのうはひさしぶりのあかるい陽ざしのなか洗たく・ふとん干し・衣がえ

          はじめに このところほぼ数日おきに雨。その合間をぬって洗たくをする。周囲にめいわくかけぬよう日中から夜のはやいうちにおこなう。乾燥機をもたないので天気の予測が欠かせない。洗たくもののどうにか乾く湿度と日照をみずから予測しつつ決行する。 とうぜん気象予報士でもないのでたまに大きく予想をはずし、けさは夜半過ぎから早朝にかけて横なぐりの雨。ベランダに干したシーツを早朝にねどこを抜け出しあわてて室内にとりこみ、ねぼけ眼で手にもったまま、どこに干そうとうろうろした。 きょうはそん

          きのうはひさしぶりのあかるい陽ざしのなか洗たく・ふとん干し・衣がえ

          もとの家にのこしてきたびわとレモンが豊作になりそう

          はじめに このところくだものが高価で手が出ない。とはいえなにかしら口にいれたほうがいいらしい。 学習パートでもとの家を教室としてつかっていて、その庭ではわたしがひとむかしまえにそだててきたびわがみのりをむかえ、レモンがさかんに花を咲かせている。 はたして買えないで躊躇している助け舟になりうるか。 きょうはそんな話。 にわのかたづけ もとの家を学習サポートの教室としてつかっている。わたしは週2回街から車でここへむかう。生徒たちが来るまでのあいだ予習や掃除をすませてあと

          もとの家にのこしてきたびわとレモンが豊作になりそう

          歓迎会で街にでるので電車で通勤してみた

          はじめに 先週の金曜日。世間には土日月で連休の方もおいでだろう。つまりは週末の金曜日は街に出られた方もいらっしゃるだろう。めったにそういった場所には立ち寄らないわたしですらめずらしくそうなのだから。 しごとの研究パートの研究室の新メンバーの歓迎会で街に出る。そのため車で通う日常からはなれ電車で通勤。 きょうはそんな話。 歓迎会のために しごとが終了したのちに研究パートの研究室にあたらしく配属された新4年生と大学院生たちの歓迎会で街へとくりだす。そのためふだん通勤につか

          歓迎会で街にでるので電車で通勤してみた

          じっさいにからだをつかうやさいづくり:手あたりしだいの読書と畑しごとでわかったこと

          (2024.4.29加筆) はじめに 身近に手にとれる100冊あまりのやさいづくりの本や原著論文、報告書など(その多くは県内の各図書館)を読みつつ、7年間にわたり中山間地のはたけで機械をつかわずにやさいづくりをこころみた結果、当該地区で畑をつくる意味についておぼろげに見えてきたことを示します。 やろうとしたこと1 もともと会社ではたらくより、すべて自己責任でじぶんのやれるしごとをやろうと本業の学習サポートと並行してはじめました。さいわいにも先祖からのはたけがあります。どう

          じっさいにからだをつかうやさいづくり:手あたりしだいの読書と畑しごとでわかったこと

          新紙幣をみること・つかうことはわたしにとって今後ほとんどなさそうな気がする

          はじめに まもなく新紙幣が市中に出まわるらしい。ここは地方なので市中の店で目にするようになるのはずっとあとかもしれない。以前の紙幣があたらしくなったときも報道されてからかなりあとでようやく目にしたぐらい。今回はある理由からさらにそうなりそう。 ほとんど現金を手もとであつかうことがそのとき以上になくなったから。 きょうはそんな話。 紙幣・硬貨とも あっというまに現金を手にすることがなくなった。カード払いがふつうになってしまった。というより外を出歩く際にもはや財布を持参し

          新紙幣をみること・つかうことはわたしにとって今後ほとんどなさそうな気がする

          ローリングストックの乾物をつかい、冷凍庫のなかみをチェックする

          はじめに このところ冷凍庫と電子レンジがフル稼働。かんがえてみればべんりさとひきかえにこれからの食品を保持するためにエネルギーをよぶんにつかっている。 もしもこれがその日に買い、つかいきれればよぶんに冷やすのとあたためるのを避けられる。むかしからある乾物はその点では合理的。いまやその乾燥のためにエネルギーをつかうこともあるらしいが。 きょうはそんな話。 タイトルヘッドの写真は畑のあぜの茶の新芽をホットプレート上でもんで乾燥。すぐにお茶に。新茶のいい香り。 家置きの食

          ローリングストックの乾物をつかい、冷凍庫のなかみをチェックする