稼げるライターになるためには何をすればいいのだろうか?

成田幸久/PR誌、商業誌、Webメディアの編集を経て、フリーのコンテンツディレクターと…

稼げるライターになるためには何をすればいいのだろうか?

成田幸久/PR誌、商業誌、Webメディアの編集を経て、フリーのコンテンツディレクターとして、コンテンツマーケティング戦略、オウンドメディアの構築を手掛ける。お仕事のご相談、ご依頼の方はこちら⇢narita.yukihisa@gmail.com

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最近の記事

SEOの名の下のクズ記事を書くライターが消える日【vol.39】

相変わらず、あちこちのWeb制作会社がコンテンツマーケティングの名の下に、SEO記事を大量生産しています。 きっと需要が大きいから供給も多いのでしょう。だからクラウドソーシングを使った激安のライティングの仕事も途絶えることはありません。1文字1円の激安ライティングの需要はうなぎのぼりです。 このSEO記事の大量生産のやり方は、どの制作会社も同じです。使うツールが多少違うことはあっても、基本的なやり方は変わりません。 まず、Googleキーワードプランナーやラッコキーワー

    • ライターの地位を貶めるとんずらライター【vol.38】

      また、ライターにとんずらされました。 発注後に突然辞退してきたライター、締切日が過ぎてからまったく連絡がとれなくなってしまったライター、締切を三度も守らなかったライター…。 もう、全員名前を公表したいくらいです。 最初は7名体制でスタートしたのですが、バタバタと消息不明となり、結局15名のライターをキャスティングをすることになり、いまも責任を果たして書いてくれているのは7名。 契約成立確率5割です。 このあとまた何名とんずらするのか不安が拭えません。 運が悪かった

      • 一流アスリートへの三流インタビュー

        大谷翔平選手の凱旋記者会見がありました。 イチローだったら皮肉の一言でも添えたのではないでしょうか。イチローは現役時代、記者にもプロフェッショナルであることを求めていたので、くだらない質問をするとよく逆質問をしていました。だから記者も気が抜けず、それなりの緊張感がありました。 しかし、日本ハムの監督に就任した新庄劇場に気がゆるんだのか、今回の大谷選手の凱旋帰国の記者会見は近年まれに見るひどい有様でした。 新庄監督は根っからのエンターテイナーなので、記者のレベルに関係なく

        • 自信がつく文章力の磨き方【vol.37】

          文章を書くのが上手になりたいと思っている人は多いと思います。しかし、何をもって上手と言えるのかわからない人も多いのではないでしょうか。 いつも仕事が多くて忙しかったり、原稿料の単価が高かったりすれば、自己評価はともかく、第三者から評価される文章は書けていると実感はできます。しかし、クラウドソーシングなどで毎回単発で単価の安い仕事を受けていたら、はたして自分の文章は上手なのか下手なのか、わからないままですし、自信すら失いかねません。 そこで今回は、自分に自信がつく文章力の磨

        SEOの名の下のクズ記事を書くライターが消える日【vol.39】

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        • 稼げるライターになるためのABC vol.06
          10本
          ¥480
        • 稼げるライターになるためのABC vol.05
          10本
          ¥480
        • 稼げるライターになるためのABC vol.04
          10本
          ¥480
        • 稼げるライターになるためのABC vol.01
          11本
          ¥480
        • 稼げるライターになるためのABC vol.03
          10本
          ¥480
        • 稼げるライターになるためのABC vol.02
          10本
          ¥480

        記事

          インタビュー記事の4つのスタイル【vol.36】

          インタビュー記事といってもそのスタイルはさまざまです。今回はインタビューをしたとき、どんなスタイルの記事にするのが最適なのか、以下の4つのスタイルについてその特徴と使い方について紹介します。 1. 一人語り 2. 質疑応答 3. 対談 4. 報道 1. 一人語り インタビュアー(ライター)の存在を消して、インタビュイー(取材対象者)の言葉のみで表現するスタイルです。 いわゆるゴーストライターの仕事はこの部類に入ります。世の中に出ている有名人の自己啓発本などはたいていこの

          インタビュー記事の4つのスタイル【vol.36】

          クラウドソーシングでライターを募集してみた【vol.35】

          先日、クラウドソーシングでライターを募集してみました。 募集条件をかなり厳しくしてはいたものの、単価が比較的高かったせいか1日で10名の応募をいただきました。 本当はもっと多くのライターさんとやりとりをしてみたかったのですが、必要としていたのは2名で、あまり時間もなかったので1日でいったん募集を打ち切りました。 ここから10名から2名のライターさんを起用することになるのですが、どのようにして2名に絞り込んだのか、その過程をご紹介したいと思います。 まず、最初にいただい

          クラウドソーシングでライターを募集してみた【vol.35】

          インタビューの鉄則「メラビアンの三原則」

          インタビュー(取材)はコンテンツ制作の基本です。インタビューを成功させるためにも、「メラビアンの法則」を知っておくことは欠かせません。 「メラビアンの法則」は、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校のアルバート・メラビアン教授によって発表された、コミュニケーションにまつわる法則です。 メラビアン教授は、人は他人とコミュニケーションをとるとき、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断していると仮定しました。そして、例えば「怒っている表情で『好き』と言われる」「楽しそ

          インタビューの鉄則「メラビアンの三原則」

          虫の目、鳥の目の推敲【vol.34】

          自分の原稿の良し悪しを判断するのは非常に難しいものです。だからこそ、編集者という第三者が存在し、原稿の良し悪しを客観的にチェックしてくれます。 しかし、ライターも原稿を書き上げたあとは自分でチェックをしなければなりません。この作業を推敲と言います。推敲とは「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を言います。 「推敲」の語源は中国の故事成語から来ています。詳しくは検索すればいろいろ説明が出てきますので興味のある人は調べてみてください。 推敲されてい

          SEO記事を楽しく書く方法【vol.33】

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          SEO記事を楽しく書く方法【vol.33】

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          こたつ記事の書き方【vol.32】

          このnoteでも何度か触れていますが、こたつ記事とはネットを中心に集めてまとめた二次情報の記事のことです。 Webメディアの多くは、この二次情報のコンテンツが大半を占めます。クラウドソーシングもたいていは二次情報の執筆になります。二次情報が多いのは、取材による一次情報は時間と手間とコストがかかるからです。また、Webメディアはビジネスとして成立させるにはある程度記事の本数が必要になってくるため、取材記事を制作する時間も予算もないのが実情です。 そのため、多くのメディアはで

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          SaaS、PaaS、IaaSに詳しいライターさん募集中です!

          SaaS、PaaS、IaaSに詳しいライターさん募集中です! IT系企業のオウンドメディアの記事作成にあたり、ITに詳しいライターさんを募集中です。興味のある方、SaaS、PaaS、IaaSに詳しいという方はぜひご連絡ください! ↓ narita.yukihisa@gmail.com 成田幸久(プロフィール)

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          Googleのアドバイスに耳を傾けよう【vol.31】

          ライターをやっている方なら、SEOという言葉を聞いたことはあるかと思います。 Google検索で上位表示を狙うことをSEOと言いますが、記事をより多くのユーザーに届けるために、適切なキーワードと文脈でコンテンツを構築することは必須です。 SEOのことは詳しくないけどライターとして大丈夫かな?という不安を抱く方もいるかもしれません。 しかし、心配は無用です。 SEOと言っても、特殊なスキルが必要なわけではありません。

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          Googleのアドバイスに耳を傾けよう【vol.31】

          「尖った文章」ってなんだ?【vol.30】

          前回、「いい文章」より「尖った文章」をめざせ、とお伝えしましたが、では「尖った文章」とはいったいどんな文章でしょうか? 「尖った文章」とは、唯一無二ということです。 ナンバー1ではなく、オンリー1ということです。 ほとんどの人は、キムタクや福山雅治になれなくても、みんな普通に仕事をして、普通に恋をして、普通に幸せを手に入れることができます。恋をしたら、誰もが「この人しかいない!」と思うのではないでしょうか。ひと目惚れした相手はガッキーみたいに可愛いわけでもないし、キムタ

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          「いい文章」より「尖った文章」を【vol.29】

          ライターをやっている限り、誰もが文章が上手になりたい、面白い文章が書けるようになりたいと願うものでしょう。 世の中にはそんなライター向けの文章術の本も多数出版されています。私自身も文章の書き方についてコラムを書いたり、セミナーを開催したりしています。 しかし、はっきり言ってしまうと、文章力を上げることは簡単ではありません。 私はこれまで何百人のライターと仕事をしてきましたが、何年もかけて書き続けているうちに上達するということはあまりありません。 たとえば60点の出来の

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          「いい文章」より「尖った文章」を【vol.29】

          文脈があれば、どんな原稿だって書ける(たぶん)【vol.28】

          文脈(コンテキスト)とは何でしょうか? 即答できる人は少ないと思います。文字通り、文と文をつなぐ脈。と言ってもよくわからないです。 weblio辞書によると「文章の流れの中にある意味内容のつながりぐあい。多くは、文と文の論理的関係、語と語の意味的関連の中にある。文章の筋道。文の脈絡。物事の筋道。また、物事の背景」。なんかわかったようなわからないような…。 こんなテーマを掲げておきながら、私自身、とても一言で答えられません。 と言いつつ、じつは私はある「文脈の法則」を信

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          文脈があれば、どんな原稿だって書ける(たぶん)【vol.28…

          ゴミ記事を大量廃棄していませんか?【vol.27】

          ネットの世界は玉石混交のコンテンツにあふれかえっています。「石」の代表はSNS上の誹謗中傷や罵詈雑言でしょう。続くのが、クラウドソーシングが粗製乱造するゴミ記事です。 みなさんもよくクレジットカードや保険などのランキング記事を見ることがあると思いますが、あの手の記事の多くは、同じ会社が同じテーマで相互リンクを張りながら、流入数を増やすのが目的のステマまがいのマッチポンプ記事です。特にサイトに運営会社の名前がないメディアには要注意です。 その昔、「WELQ」という盗作、コピ

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          ゴミ記事を大量廃棄していませんか?【vol.27】