近藤弥生子 | 台湾在住ノンフィクションライター

オードリー・タンからカルチャー界隈まで、生活者目線で取材。著書『オードリー・タンの思考…

近藤弥生子 | 台湾在住ノンフィクションライター

オードリー・タンからカルチャー界隈まで、生活者目線で取材。著書『オードリー・タンの思考』『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」』『まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう』『台湾はおばちゃんで回ってる?!』Voicyも👉https://beacons.ai/yaephone

マガジン

  • 有料版「台湾が気になるあなたへ」

    有料記事や、無料マガジン「台湾が気になるあなたへ」の中から、有料マガジンへ移行した記事たちです。生活者として、取材者として、ガイドブックには載らない台湾の話をお届けします。ワンコイン500円で、月に5本程度は更新する予定です。

  • 音声プラットフォームVoicy

    パーソナリティを務めている音声プラットフォームVoicy「近藤弥生子の、聴く《心跳台湾》」関連をまとめています。

  • 台湾が気になるあなたへ

    台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/サステナブル/カルチャー/デザイン/マーケティング/デジタル・IT/海外移住/子育て…といった領域が中心になると思います。【一部記事は公開後、随時、有料マガジンへ移行します。個人的にはもっとふくらませたい取材の企画ネタ帳でもあるので、メディアから寄稿ご依頼も大歓迎です】

  • オードリー・タンの父方の祖母・ツァイ・ヤーバオの自伝

    オードリー・タンさんの父方の祖母・ツァイ・ヤーバオ(蔡雅寶)さんの自伝を、ボランティアで翻訳させていただくことになりました。翻訳が終わり次第、五月雨式にはなりますが、少しずつnoteで公開していきます(最後にはひとつのPDFなどにして、無料で公開する予定ですが、きっとまだしばらく時間がかかると思います)。

  • 掲載・出演

    掲載・出演などのお知らせをまとめております。

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    心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ

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    台湾はおばちゃんで回ってる?! (だいわ文庫)

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    まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう (SB新書)

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    オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解

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    オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと

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新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』予約開始となりました!

昨年から書き進めてきた台湾式EQについての新刊、無事にタイトルも決まり、めでたく予約開始となりました! 『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』(日経BP) 5/16頃、紙と電子書籍で発売されます。 ✦ Amazon:https://amzn.to/3JE63GA ✦ 楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17863651/ 台湾で働き始めて、なぜか台湾人はIQよりもEQを重視することに気付き、 コロナ前にオードリー・タンさ

    • 【Voicyゲスト回】卒母本を出版された田中千絵さんと、家族のシステム、親子のつながり、そして自分自身を再考してみる

      新刊『卒母のためにやってみた50のこと がんばる母さんやめました』を上梓された田中千絵さんに、お本作りのこと、現在のご活動のことなどたっぷりお伺いしました。 ✔︎ 『卒母のためにやってみた50のこと』ってどんな本? ✔︎ 50のアイディアはどうやって生まれた? ✔︎ 子どもの思春期と親の中年期(更年期)が重なることの大変さって? ✔︎ 親子の絆をたつことなく分離するためには ✔︎「母だからやらなければ」を卒業して、自分に意識を向けることの大切さと難しさ ✔︎ 自分にも子ども

      • 【Voicyゲスト回】『EQリーダーシップ』担当編集/日経クロスウーマン副編集長の小島潤子さん

        最新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の担当編集であり、日経クロスウーマンの副編集長でもある小島潤子さんと、今回の新刊についてお話しました。 ✔︎ 日経BP社での3つの肩書きと、過去に企画から手掛けられた書籍『仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書』 ✔︎ 日経クロスウーマンでの私の連載や、今回台湾式EQ本を制作することになった背景 ✔︎ 小島さんがジル・チャンさんのお考えに共感された点 ✔︎ タイトル付け、届け方…私たちの試行錯誤 ✔︎「管理職は罰ゲーム

        • 第28章 長男の高校受験 | 追尋 — 鹿港から眷村への歳月

           民国56年の8月末、夫は長男を連れて台北の成功高校に入学手続きしに行ったついでに、近くに学生寮がないかと尋ねました。親切な教官は夫が軍人で、階級も高くないことを見て取ると、家計が苦しいに違いないと察して、すぐに「台北学苑」への入寮を申請するよう紹介し、申請書まで渡してくれました。夫と長男は喜び、教えてくれた教官に感謝しました。  蒋介石が中国青年救国団の主任だった頃、一人の高校生が学生鞄を抱いたまま電車の駅で眠っているのを見かけて声をかけたところ、「私は外地から来ました。

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        • 台湾が気になるあなたへ
          184本
        • オードリー・タンの父方の祖母・ツァイ・ヤーバオの自伝
          39本
        • 掲載・出演
          22本
        • 執筆記事のお知らせ
          24本

        記事

          母の日にぴったりのお本、田中千絵さんの新刊『卒母のためにやってみた50のこと がんばる母さんやめました』

          母の日にぴったりのお本、田中千絵さんの新刊『卒母のためにやってみた50のこと がんばる母さんやめました』日本から届きました。 インスタでの投稿がきっかけで共感が共感を呼び、ついに書籍化までされたデザイナー田中千絵さんの“卒母”。 Voicyにゲストに来ていただき、卒母についておしゃべりしたのが2023年3月。この配信もすごくすごく好評でしたので、まだの方はぜひ。 Voicyでの対談後、千絵さんはご自身でポッドキャストを始められ、医師、心理士、ソーシャルワーカーなどの専門

          母の日にぴったりのお本、田中千絵さんの新刊『卒母のためにやってみた50のこと がんばる母さんやめました』

          【無料】なつみっくすさんと対談「多様性社会のリーダーシップとチーム力を高める方法」@誠品生活日本橋

          以前イベントに呼んでいただいた「母親アップデートコミュニティ(HUC)」の代表理事、なつみっくすさん初のご著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』をご恵投いただきました。 読んでびっくり、なつみっくすさん、なんと内向型だったのだそうです。なつみっくすさんとの出会いは、昨年の夏、シブヤ大学さんで講演した際に来てくださったのがきっかけでした。 花束のような素敵なお名刺を差し出してくださった時も、その後HUCのオンラインイベントに呼んでいただいた時も、なつみっくすさんが

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          最新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の発売日に、インスタLIVEをします!

          最新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の発売日に、インスタLIVEをします! EQを活かしたリーダーシップのあり方について、いろいろお話してみます。 5/16(木)日本時間22時〜 @yaephone 内向的な私ですが、心を込めてお話します。ぜひ遊びに来てください🌼 ↓ インスタLIVEをするのがどれだけ勇気が必要かをVoicyで話しました!

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          台湾、デジタル性暴力の予防や被害者保護の現在地【g0v(ガヴゼロ)サミット2024より】

          台湾最大のシビックハッカーコミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミットで、いま私が最も関心を寄せるテーマで、実際に聴講して最も良いと感じたセッションについてご紹介します。 それが、デジタル性暴力の予防や被害者保護について最先端で取り組まれている、民間のNPO団体や政府機関による講演でした。 ↓ サミットそのものの概要や私の所感については、こちらのnoteをご参照ください。 講演タイトル「デジタルガバナンスとジェンダー平等:デジタル性暴力の法的課題」三つ

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          台湾、デジタル性暴力の予防や被害者保護の現在地【g0v(…

          台湾最大のシビックハッカーコミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミットへ。まずは概要と所感から

          「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミット今年で12年目を迎えるシビックハッカー(社会問題の解決に取り組む民間のエンジニア)コミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」。 台湾で最大規模、オードリー・タンさんも長年参加されているこのコミュニティが二年に一度開催するサミットに行ってきました。 彼らのモットーは、社会に存在するさまざまな課題や問題を目にしたとき、「なぜ誰も解決しないの?」と他人事にするのをやめて、まずは他ならぬ自分がその「何もしていない人」の一人であることを認め

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          第27章 西施 | 追尋 — 鹿港から眷村への歳月

           次男(第4子)が小学校四年生の夏休みのある日、映画会社のスタッフと名乗る2〜3人が、眷村の村長を訪ねてきました。  石門鄉の白沙湾でロケーション撮影をするので、臨時で大量のエキストラが必要になり、銘德⼀村に人探しに来たのだそうです。  朝7時に集合して、午後5時半には仕事が終わり、1日の工賃は40元で、10日間ほど働いてくれる人を探しているとのことでした。  当時、女性たちは大変な思いをして田畑の雑草を抜いても1日の工賃はたった35元でした。臨時のエキストラは拘束時間

          第27章 西施 | 追尋 — 鹿港から眷村への歳月

          台湾の人気雑誌が“台湾での移住”をひもとく書籍『我們,為什麼移居他方?』を出版【推薦文を寄稿しました】

          台湾で根強い支持を得ている暮らしの雑誌『地味手帖』(裏路出版)。 その地味手帖編集部が2020〜23年までに取材・掲載した17組の移住者のストーリーをまとめ、さらに現在の追跡取材を行いながら、現代の台湾における移住をひもとく書籍『我們,為什麼移居他方?』が5月2日に出版されました。 台湾へ移住13年目ということで、光栄なことに私も推薦文を寄稿させていただきました。 台湾の皆さんの自分自身の暮らし、人生、子育てに対するさまざまな価値観に触れることができる一冊でした。 ラ

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          【秘密にしたい】大好きな食堂が、南門市場のフードコートに移転オープン

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          年々広がる所得格差にもめげない、台湾人の「かけ算するキャリア」に学ぼう

          台湾で暮らしていると、これは日本の参考になるなと思う価値観に出合うことがよくあります。 そのひとつが、働き方。 台湾の格差社会は世界でも深刻なレベル日本は「一億総中流」だったのが、次第に「格差社会」へとシフトしていますが、台湾は以前から格差社会が定着しており、富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなっていき、その中間である中流層が消えていく構造に移行中であると言われています。 台湾の所得格差を測る国際的な指標「ジニ係数」は、0.606(2021年の統計、20

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          年々広がる所得格差にもめげない、台湾人の「かけ算するキ…

          日本統治時代から続く台北のランドマーク伝統市場「南門市場」がリニューアル

          日本統治時代の1907年から続く台北のランドマーク的な伝統市場「南門市場 Nanmen Market」が、2019年から続いていた建て替え工事を終え、ソフトオープンを果たしたのが2023年10月。 工事中は別の仮設市場で営業していたテナントが元の場所で営業を再開し、一部新しい店舗が加わったり、電子マネー決済に対応し始めているので、次の台湾旅行の際にはぜひお立ち寄りいただきたいです。

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          日本統治時代から続く台北のランドマーク伝統市場「南門市…

          第26章 子どもの麻疹 | 追尋 — 鹿港から眷村への歳月

           民国49年、金門島への出張を命じられた夫が出かけて行って三ヶ月も経たないうちに、私の妹(六女)が結婚するという知らせが入りました。  結婚式の招待状を受け取った私はとても嬉しくて、子どもたちを連れて彰化へ帰り、宴に参加する支度を始めました。  出発前日に李ママが私のところへ来て「準備はできた?一人で4人の子どもを連れて列車やバスに乗るんだから、気を付けてね」と言いました。  李ママは私とおしゃべりしながら、小さな椅子に座ったり、床に寝そべっている長女の蘭蘭を注意深く見

          第26章 子どもの麻疹 | 追尋 — 鹿港から眷村への歳月

          フードデザイナーの食雑貨店で、イラストレーションアーティスト蔣熊さんの個展

          台湾の著名フードデザイナーの陳小曼さん、通称Slowさんからご招待いただき、ご自身が経営する食と雑貨のセレクトショップ「Neighbour by LOUU」で、 ご友人のイラストレーションアーティスト/グラフィックデザイナーの蔣熊さんの個展が開催されるとのことで、青木由香さん 、片倉真理さんとオープニングパーティにお邪魔しました。 台北でしばらく暮らした後に、お母様と暮らすため故郷の雲林へ戻られ、グラフィックデザイナーとしての仕事の傍ら、自家菜園で野菜を育てたり、近くの小

          フードデザイナーの食雑貨店で、イラストレーションアーティスト蔣熊さんの個展