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5月に入って、新しい班で出発だ!その4

《5月16日(木)》 ビー玉をこっそり始める

 1年生の女の子は、ビー玉にあまり関心がなったり嫌がったりする可能性があるので、「ビー玉紹介」が始まる前に、教えてあげることにした。何を教えようかと考えて『丸ビー』に決めた。ボーリングに近いから、面白いかも。
 帰ってきた1年生に「びー玉してみる?」と聞くと「教えて」と言うので、近くにいた子には教えた。ユリちゃん、塩田さん、浅田君、清君がうまかった。

 6年生のOB後藤君や伊達君が、友達6人をつれて「キックベースしよう」と言って遊びに来た。《あそぼうクラブ》対ゲストチームで試合をやった。《あそぼうクラブ》には、やまと先生が入った。
 5年生とやっても引けを取らないほど、《あそぼうクラブ》チームはうまくなっていた。特に、柘植君と畑田君がうまかった。
 後藤君たちは「久しぶりに汗かいたな。やっぱ、汗は気持ちいなぁ」と言いながら帰っていった。どうやら、中学受験する仲間らしい。

 1年生の晶子ちゃんや湖子ちゃんが、誰かに「まりつき」を教えてもらって、うまくなっていた。「一匁の一助さん…」と歌いながら遊んでいた。いつの間に・・・。これが異学年集団のいいところ。

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『丸ビー』
 
転がして、ビー玉を当てて遊ぶゲームです。
 
  ・地面に円形の図形を描く。
  ・その円中に、話し合って決めた数のビー玉を置く。
  ・ 3メートル程離れた場所から、親ビー玉を投げ入れ置きビー玉をはじ
   き出す。(転がしてもいいが、図形の中で止まりやすい)
  ・図形から出たビー玉は自分のものになり、もう1回できる。
  ・親ビー玉が図形の中に残ると、その時出たビー玉はもらえるが、失格
   となり交代になる。     

『一匁の一助さん』
 《あそぼうクラブ》では、過去に『遊びの教室』でまりつき歌をたくさん紹介しました。「一匁の一助さん 難しい版」「イチリトライライ」「あんたがたどこさ」「あのね和尚さんがね」などです。その後も、女の子を中心に、引き継がれている遊びです。
 遊び方は、下のYouTubeを参照してください。 

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缶けりの絵

《5月17日(金)》 メガネをかける子が出た

 行田さんが、今日から眼鏡をかけ始めた。こういうことはきちんと説明しておかないと、低学年では「からかいのまと」になる。だから、終わりの会で、みんなに西北先生が説明した。

先生「行田さんは、暗いところで本を読んでしまって、仮性近視になりまし
  た。矯正のためにしばらくメガネをかけます。見た目が少し変わるけ
  ど、びっくりしないように。
   しばらくしたら、治ってメガネがいらなくなるそうです。みんなも、
  暗いところで本を読んだり、テレビを見過ぎたりすると仮性近視になる
  ので、注意してください。」

 今日は、やまと先生が指定休だったので、応援指導員の北口先生が社会教育課から来てくださった。

 OBの園田君が今日も友達数人とやってきて、キックべースをした。今日は、やまと先生が入っていないのでゲストチームにボロボロに負けたらしい。東海、草間、清君たちは、その後機嫌が悪かったようだ。応援の北口先生の引き継ぎノートにそう書いてあった。

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『メガネをかける』
 
このような容姿の変化や離婚による姓名の変化は、低学年にとっては、大きな変化でびっくりするものです。だから、放っておくと「からかい」から「いじめ」につながることがあります。

 《あそぼうクラブ》では、そのようなことがあった場合は、丁寧に説明することにしていました。「からかっては、いけない」とかそのようなことは言いません。丁寧に説明すると、コミュニケーションが発生し相互理解ができるからです。
 このケースでも、周りの子どもたちは「行田さん、どうしたん?」とか「私にも、かけさせて」などコミュニケーションが生まれ、問題は発生しませんでした。

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《5月18日(土)》 土曜日でも18人登所

 学校休日の土曜日にもかかわらず、18人の出席があった。

 バットとモス、関所鬼、二重Sケン、ゴム跳び-2など、楽しく遊んでアッと言う間に一日にが過ぎた。

 東海君は「お母さんは今日は休みやけど、『モノポリー』したくて来た」と弁当持ちでやって来た。2人を誘ってやまと先生も入ってずっとやっていた。2時間後、東海君は,やまと先生のホテルに泊まって破産した。すぐさま 「もう1回しよう」と言って、他の2人に呆れられていた。

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『バットとモス、関所鬼、二重Sケン』
 遊び方についたは、次のマガジンを参照して下さい。かなり、詳しく書いています。

『ゴム跳び-2』
 これは『ノータイム』という遊びを《あそぼうクラブ》では、このように呼んでいました。遊び方は、次のYouTubeを参照してください。

『モノポリー』
 リーダー企画(4年生以上のリーダーのための発達に必要な遊び)で紹介したり、土曜日や夏休みにやったりしていました。
 使っていたのは「クラシック版携帯仕様のモノポリー」と「大阪版モノポリー」でした。


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