214 上京物語


上京2日目。Instagramで見つけたレシピを使って料理をする。ふと、昨日の母とのお別れのシーンを思い出してまたも涙を流す。私はやっぱり涙脆くて、想像以上に寂しがり屋でそして家族のことが大好きなんだなと思う。大好きなのは、大切に愛されてきたことを地元を離れた今こそ実感するから。今頃みんなも夕食を囲んでいるかな。温かい夕食を。母は1.5~2時間で彩り豊かに3~4品も作って出してくれるけれど、私は30分で茶色い1品、時々泣いてるけど、大きな街でおそるおそる元気に過ごしています。泣きたくないのに昨日からポロポロ泣いてしまうな。東京に恋人がいなかったらメンタルがダメだったかもしれない。ひとりであれこれできる方だけど、孤独は耐え難く、既に一生一人は耐えられない気がする。野心なんてないけどもうちょっと広い家に住みたいし、両親には十分な親孝行をしたい。兄弟にも欲しいものドカンと買ってあげたい。社会に揉まれたとしても家族に誇れる自分でありたい。

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