【短歌四首】円いそよ風

ゆっくりと桜の影に満たされてアスファルトからこぼれる音色

封をするように選んだスタンプに既読がついてから歩き出す

生活の足音がするあなたとの通話はいつも円いそよ風

曲線が優しいことを知っている耳たぶ香るオードパルファム

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