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読みログ⑦いつか体験してみたい|「7つの習慣」第6の習慣

終盤。
残りのページ数も少なくなってきました。

よくもまあ、毎日2時間ほど読書の時間をつくり、夜な夜なアウトプットの文章を綴り続けてこれたものだなぁと我ながら思います。自宅保育をされている方なら、共感できるかと思いますが、2歳の子どもを見ながら自分の時間をつくることは決してたやすいことではありません。

それでも、
「自分の時間をつくる」
「書くと決めたら書く」
「読むと決めたら読む」

「決める」と動き出せると実感しています。

そして、やっぱりわたしは「考えること」「読むこと」「書くこと」が好き。
そして「自己を高めること」「人格を磨くこと」も。

好きなことは続けられるものですね。

読んでくださる方がいることも、大きな励みになっています。
ありがとうございます。

これまでの読みログの記事はこちらから読んでくださるとうれしいです。

フリーランスになると決めて、真っ先に取り組みたかったこと。
読みログ①人生が変わる予感|「7つの習慣」はじめに&第一部
読みログ②もう今までの自分には戻れない|「7つの習慣」第1の習慣
読みログ③人生の目的地とは|「7つの習慣」第2の習慣
読みログ④セルフ・マネジメントの鍵|「7つの習慣」第3の習慣
⑥読みログ⑤成功の意味が書き換えられた!|「7つの習慣」第4の習慣
読みログ⑥とくにわたしに欠けていたもの|「7つの習慣」第5の習慣


今回は、第6の習慣である「シナジーを創り出す」

●シナジーとは?

はて。シナジーって何ぞや?
そこから、つまずくわたし。

本書を読み進める前に、シナジーの意味を調べるところから始める。

全体的効果に大きく寄与するために行なわれる共同作用、共同活動。元来は生理・生物学用語で筋肉の共同作用をさす語だが、一般に「1+1」を「3」にするような相乗作用をもたらす協力、共同をいう。

コトバンクより

どうやらビジネスシーンでよく使われる用語らしい。

本書では、「シナジー」を以下のように定義している。

「あらゆる人の人生においてもっとも崇高な活動であり、他のすべての習慣を実践しているかどうかの真価を問うものであり、またその目的である」

「自分と他者の違いに価値を置くことがシナジーの本質」

「違いを尊重することがシナジーの本質」

「7つの習慣」第6の習慣

これまでの習慣の総括ともいえる、第6の習慣「シナジーを創り出す」

ちょっとしたシナジーは、日常の中で体験したことはあるかもしれない。しかし、過去の記憶をさかのぼってみても、胸躍るような鮮烈な「シナジー経験」は未だかつて経験したことはない。

小学校教員をしている頃は、一方的な教え込み教育中心で指導していたように思う。教師が思い描いた通りに授業が進んでいく、型にはまった授業形態。
こう書いてしまうと、ひどい教師のように思えるが、もちろん、子どもたちひとりひとりを尊重していた。安心して発言できる雰囲気作り、学級運営にも努めていた。

あの頃のわたしは「シナジーを創り出す」に値する「人格」が決定的に備わっていなかった。

自分には価値がない。
自分のことが嫌い。

「死にたい」とまで思っていたような人間だ。

内面的な不安定さを持ち合わせていたために、内心、いつもビクビクしていた。
数々の教育書籍を読んだり、頻繁に研修に出向き、スキルやテクニックで、その自信のなさを補おうとしていた。わたしは真面目で熱心な教員だったし、心から子どものしあわせを願い、日々真剣に向き合ってきた。

しかし、根本的なところで「人格」そのものを磨いていく必要があると、教員生活3〜4年目あたりで気づいた。子どもたちに気づかされたのだ。

自分を頼ってくれる、好いてくれている子どもたちを目の前に、自分自身が、まずそのままの自分を好きである必要がある、と。

それから10年あまりが経過し、過去のわたしはもういない。
今だったら、シナジーを経験できるだろうか。
もう現場に戻るつもりはないが、これからの人生の中で「シナジーを創り出す」体験をぜひとも起こしてみたい。

●シナジーに到達するために必要なこと

シナジーに到達するためには、次の五つのステップに従ってみるといいと、本書で紹介している。

1 問題あるいは機会を明確にする。
2 相手の道(まず相手の考えを理解することに徹する)
3 私の道(自分の考えを伝え、理解してもらう)
4 ブレーンストーミング(新しい選択肢やアイデアを生み出す)
5 より良い道(最善の解決策を見つける)

「7つの習慣」第6の習慣

第1〜3の習慣で、内面的な人格の安定さを確立した上で、第5の習慣である「まず理解に徹し、そして理解される」を実践し、第4の習慣である「Win−Winを考える」ことで、最善の解決策を探ろうとする。

まさに、「他のすべての習慣を実践しているかどうかの真価を問うものであり、その目的」だといえるだろう。

●第3の案を出す

シナジーに到達するには、二者択一の選択肢ではなく、それぞれの想像力・創造性を発揮し、新たな案を生み出すことが望まれる。

それが「第3の案を出す」ということだ。

近々のわたしの例でいうと、夫と家族旅行の計画をしている時にそれは起こった。

おたがいの両親を招待しての家族旅行を夫と計画している。しかし、二人の意見がどうも噛み合わないでいたのだ。

夫は「予算を超えても客室露天風呂付き」
わたしは「予算の範囲内でおさまるところ」


夫の意見は、夫の母と、夫自身が大浴場が苦手であり、ゆったりと部屋でくつろぎながら露天風呂に入りたい。
わたしの意見は、これから第二子も誕生し、今年度中にマイホームを建てるのにお金がかかる。予算内でおさめたい。

夫の意見を通すならば、「予算オーバーで客室露天風呂付きの宿」
わたしの意見を通すならば、「予算の範囲内で温泉付きの宿」

どちらも頑なに意見を曲げなかったら、話し合いは平行線。
楽しいはずの旅行計画が大喧嘩勃発になりかねないところだ。

第5の習慣「Win-Winを考える」を実践中のわたしは、夫の意見の「客室露天風呂付きの宿」を尊重することにした。(夫のWin)
そして、予算の問題を解決すべく、セール情報を入手し、セール当日を待った。

その結果、セールでかなりお安くなり、ポイントも使えたことで、予算内におさめることができた。(わたしのWin)
Win-Winの結果になり、夫もわたしも大いに喜んだのだった。

第3の案を出すためには、相手の大事にしたいことを尊重する必要がある。そして、「きっといいアイデアがあるはず」と信じることも重要だと思った。第3の案があると信じることで、創造力が発揮され、アイデアがおりてくる。

一度でもこの経験ができれば、何か行き詰まったときに「第3の案」はないだろうかと考えることができるはずだ。


・経過報告

「第1の習慣|主体的である」実践中です。

◎noteを週3日以上投稿する。
→今週4個目
・3月10日までに「7つの習慣」を読み終え、読みログを書き終える。
→かなり厳しいが、焦らずに取り組む。
○トイレ掃除を続ける。→(22日目)
○30日間テストを行う。
→寝不足でしんどい時にnoteを無理に書こうとして、「しなければ…」と思うのではなく、しんどい時には休む、元気になれば書く。主体的に気持ちを切り替えられた。


次は、「7つの習慣」の最後の習慣。
いよいよ、ここまできたかぁ。
どんな習慣なのか気になる。。。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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