『チャーリーとチョコレート工場』 バートンとジョニーが織りなす色鮮やかな世界
ジョニー・デップが最も輝いていた時期の映画だと個人的には思っている。ジョニー本人は低予算の芸術映画が好きなようだけど、存在感とスケールが桁違いのジョニーには、お金と時間をかけて作り込んだ世界がよく似合う。大作によくある大味な役を与えられても、そこに生命を吹き込んで唯一無二のキャラにしてしまうのがジョニー・デップだ。
ティム・バートン監督作の場合、予算もふんだんにつき、ジョニーの芸術家気質も満たされるので、その意味でも、最高のコンビだった。『チャーリーとチョコレート工場』以