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【ネタバレ映画感想】🤡JOKER🤡王道かつ新鮮!!!怖いけど面白い!!!感情がかきみだされて気持ちいい!!!気持ち悪い!!! #JOKER #ジョーカー #ネタバレ

こんばんは。

さあ、ようやくジョーカーが観に行けるタイミングができました。

毎週金曜日は映画が安いので、

金曜にしか映画に行きたくない。ケチ症です。

ですが、なーかなか他の用事があったり、
上映時間が微妙だったりで、観れませんでした。

観れないことのフラストレーションで、
観てないのに記事を書いてしまいました。

おい、【JOKER】、やばそうだぞ【注意⚠️筆者はまだ未視聴⚠️微妙にネタバレ注意】#ジョーカー #バットマン #アメコミ |美川くん @VTuberCommunism #note



昨日はハロウィンでしたが、

リアルジョーカーが事件を起こさなくて良かったですね。

昨日、渋谷のハロウィンとゴッサムシティの写真を並べてるツイートがあって笑いまし

HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!



そして、ようやく観に行きましたよ。感想を以下に書いていきます!!!



⚠️⚠️⚠️以下ネタバレ注意!!!⚠️⚠️⚠️

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【~観賞後~】







なんだこの映画は。

どう形容していいのかわからない。ショックだ。衝撃だ。序盤で看板でぶんなぐられるシーンがあったが、それ以上の衝撃なのは間違いない。ジョーカー。こんなにかっこよく、魅力的で、残虐で、人間臭くて、こわくて、素敵なキャラクターだったのか。お前、嘘字幕だけでネタにされてるようなキャラじゃなかったんか。バットマンにだいしゅきホールドされて、笑いながらまっ逆さまに落ちてくようなやつじゃなかったんか。



今回のジョーカーの恐ろしいところ。
【弱さ】があるところ。



とにかく、映画の8割はずーーーーーっと


【精神疾患持ちの男がひどい仕打ちに合う】

だけの、本当にそれだけが続く映画。


とにかく、不幸のオンパレード。

いやいや、さすがに不幸続きすぎだろ、ジェットコースターどころじゃない、もう垂直落下だよ。すごいな。



とにかく、

1人のかわいそうな男が【不幸のアベンジャーズ】に攻撃される

だけ。ほんとうにそれだけの映画。

ただ、それだけだったら【かわいそうだね~】という薄い感想しか出ない。では、何がこの映画を特別にしているのだろうか。

まず、観てて思ったのが、



【主演の演技がすごい。】



こと。ホアキン・フェニックスの体が出来上がりすぎだ。

ガリガリに痩せ細った肉体と、気持ち悪いロン毛。気味の悪い表情。発作で起こる笑い、表情、喋り方、歩き方、目線、行動。



もう、全てが気持ち悪い。



でも、私がこう思い書いたことで、私は、彼に笑われるか射殺されるでしょう。ああ、現実にジョーカーがいなくてよかった。ほんとに怖かっ

HAHAHAHAHAHAHAHA~!!!!



アーサー=後のジョーカーが
【気持ち悪い】を【これでもか!!!】というほど、ぶつけてきます。



彼の気持ち悪さが目立つと同時に、
彼独特の世界観にだんだん観客が引き込まれていく。



序盤は悲劇悲劇の連続。

仕事してたら強盗にあい、職場は解雇され、母親は重篤になる。あまりにもかわいそうなので、観客は、自然と彼に感情移入していきます。

だが、感情移入すればするほど、彼の残虐な行動に裏切られる。



ただ、残虐な行動を【単なる残虐行為】で終わらせないのも、
この映画のたちの悪いところ。



残虐な行動A→悲劇A→残虐な行動B→悲劇B・・・

といった感じで、だんだんと



観客の精神もおかしくなってきます。



もう、途中から、笑っていいのか、泣いていいのか、怒っていいのか、訳がわからなくなってきます。

本当に、この部分は【危険】だと思う。そういった意味でもやばい。

現実のゴッサムシティことニューヨークで、リアル警官が劇場を警備したのも納得。ガチのジョーカーが現れたり、気絶したりする人が出てきてもおかしくない。そのくらい、観客の感情をもてあそぶ。そういえば、本作品の殺人シーンでだけ大爆笑する狂人がいたそうだ。こわい。こわすぎる。現場に居合わせなくてよかった。

そして最後には、


悲劇続きで、めちゃくちゃな感情のフラストレーション。
それが爆発するようなクライマックスを迎える。



最後はやっぱりゴッサムシティだった。

人間の闇万歳。燃える街を見て、私はジョーカーと共に笑いたくなりました。やばい。観客もジョーカー化してしま

HAHAHAHAHAHAHAHA~!!!



そして何より嬉しかったのが



【ブルース・ウェイン】=のちのバットマン
の出演!!!



いや、さすがにジョーカー単独だし、世界観暗すぎだし、バットマン出ないだろうな~と思ってたけど



思いっきり出てきた。

やった!!!とおもった。しかも、物語中盤で

【ジョーカーになる前のアーサー】と【バットマンになる前のブルース・ウェイン】が対面する。ブルースはまだ子供ですが、
この2人の出会いは、やはり宿命。バイキンマンとアンパンマン。神とサタン。

【子供とピエロ】の組み合わせは、
どこか【IT】っぽくもあり、怖かった。

映画のあとに続く、ジョーカーとバットマンの対立構造を連想させるような、うまい描きかたでした。

そして最後にも更なるサービスシーン。



バットマンシリーズおなじみの、
【バットマンの両親が暴漢に殺される描写】が出てきました!!!



Foooooo!!!やっぱりこの映画はバットマン映画だ!!!
ゴッサムシティがゴッサムシティだ!!!



この映画ならではの新解釈を打ち出しつつも、バットマンの【おなじみ】を踏襲する。しかも、違和感なく。一番エモーショナルなシーンの中で。

新解釈というのは、以下の通り。

・ジョーカーの父親は、ジョーカーの義理の母を雇っていた。
(=ジョーカーはウェイン一家と繋がりがあった)
・ジョーカーに感化された人々の暴動。このゴタゴタの中で、バットマンの両親は殺された。

などなど。【お~そういう解釈もありか~!!!】と感心。
ジョーカーの存在と、バットマンが繋がるきっかけにもなるし、素晴らしい脚本。

殺された両親を前に、呆然とする幼きブルース。一瞬だけそういうシーンがあるのですが、

もうこれはバットマンへの伏線じゃないか!!!
素敵!!!
点と点がつながった!!!



そして、ジョーカーを乗せたパトカーに救急車がつっこみ、警官からジョーカーを解放する人々。ジョーカーが起きると、彼らはジョーカーを賞賛する。
ジョーカーは、大衆の前でピエロ踊り(美川命名)をし、事故のケガで流れた血を使い、笑顔の化粧をする。


もう、最後のゴッサム暴動シーンがほんと最高。気持ちよすぎた。最高。まじで最高。映画序盤からずーーーーーっと溜まってきた閉塞感という閉塞感が、ここで一気に大爆発します。人間の感情がむきだし。怒りを象徴するかのように、炎は燃え盛る。

はあ、なんて映画を観てしまったんだ俺は。とんでもない映画だ、これHAHAHAHAHAHAHAHA~!!!!



ほかにも色々書きたいことはたくさんある。が、これ以上書くと収まりがつかなそうなので、以下の話題については、またあとで触れておきます。

・黒人キャラクターの【直接的な殺人描写】がなく、白人キャラクターだけ【直接的な殺人描写】がある。なぜ??
・クラウンの表すものとは???
・果たして、これは社会派映画なのか???
・自己憐憫をするクラウンとジョーカー。なにがちがう???
・クラウンとピエロのちがいは???

etc...



今回の記事のまとめをしましょう。



一言でいうなら、

といっても、全然一言じゃないですが。なに???おい、やめろよ、そんなに俺を責めたて、責め、せ・・・HAHAHAHAHAHAHAHA~!!!せ、せハーーッHAHAHAHAHAHAHAHA~!!!!

【まとめ】



人間のあらゆる感情という感情が剥き出しになる映画。
まさに映像、映画という媒体でしか表現できないものを、
うまく映像化したのが【JOKER】。
その要因としては、
ホアキン・フェニックスの鬼気迫る演技と、
全体を渦巻く閉塞感と、
終盤における、フラストレーションの怒涛の解放。
この映画は、
決して気持ちのいいものではない。
むしろ、めちゃくちゃ気持ち悪い。
でも、その気持ち悪さが気持ちいい。
ただ、気持ち悪くも、
終わりかたがすごいスッキリ。
バットマンシリーズの王道を踏襲している。
王道を踏襲しつつも、
新しい解釈を入れている。
素晴らしいスピンオフ。
ローグワン並みのスピンオフ。



Send in the crowns...




【追記】

テーマ曲のSend in the crowns、ビリーアイリッシュのYou should see me in a crownと響きが似てる。もちろん、こっちのクラウンは【王冠】で、ジョーカーのほうは【道化師】のクラウン。クラウンちがいだけど、タイトルが似てるw

美川HAHAHAHAHAHAHAHA~!!!!!

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