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マガジン

  • セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集

    セクサリス・サーガ完結記念、振り返り兼紹介兼備忘録。

最近の記事

「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 7(狂聲メリディエ〜天巡メルクマール編)

はじめに この記事をもって、真典前の振り返りであるこの特集は最後になる(真典は個別で何らかの記事を出します)。ここまでお付き合い頂いてありがとうございました。 ・狂聲メリディエ メジャー2枚目のアルバム。1曲目が魔女の集合曲かつインパクトが強いので勘違いしがちだが、魔女メリクルベルについての物語になる。 メリクルベル自身かなり複数の作品に跨って伏線をばらまいており、その回収回であるため、要求される前提知識がかなり多い。黎明ローレライと告解エピグラム、創傷クロスライ

    • 「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 6(unleash〜深閑セグレート編)

      ・unleash メジャー3枚目のシングル。ゲームタイアップ作品でもある。セクサリスサーガと直接関係があるのは3曲目のみになる。3曲中3曲がアップテンポという超攻撃的布陣を敷いている。 ジャケットの雰囲気に反して全体的にピアノの重要度が高い作品であり、アップテンポナンバーが続く中ピアノの旋律が全体を締めている。 ゲームタイアップ作品ということで物語の比重は落ちているが、作品そのものの雰囲気は極めてよく、初心者にオススメしやすい作品。 ・創傷クロスライン 同

      • 「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 5(残響レギオン〜聖骸メロフォビア編)

        はじめに 真典セクサリスの衝撃は果てしないものであった。既に紹介した作品もこれから紹介する作品も履修した方が真典セクサリスをより深く楽しめると思うので引き続き紹介記事を出していく。物語の終わりまでお付き合いいただきたい。 ・残響レギオン メジャー1枚目のアルバム。慟哭の物語的一貫性と告解のバランスの両面を持ち合わせた化け物アルバムである。 正直これまでのアルバムは物語性と音楽性のバランスに腐心している印象があったが、告解と今作の間にある実験作的立ち位置のSeir

        • 偉大なる物語音楽、セクサリスサーガの終わりに寄せて

          はじめに 真典セクサリスを大分聴きこんだ。一般販売は6/26からなのでネタバレを避けて色々述べていく。 本文 少女病との出会いは、東方アレンジのCDを買い集めていた頃、どこかの店頭で残響レギオンを見つけた事だった。 出会った頃は既にローランだったので、物語音楽に抵抗はなかったしその後も見付け次第買いそろえていった。未だに「深紅のエヴェイユ」の衝撃は忘れない、ここまで激しく一貫した物語音楽があっていいのかと。 以来、「真実の解放」で絶望を味わい、「廃園イデア」で退

        「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 7(狂聲メリディエ〜天巡メルクマール編)

        • 「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 6(unleash〜深閑セグレート編)

        • 「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 5(残響レギオン〜聖骸メロフォビア編)

        • 偉大なる物語音楽、セクサリスサーガの終わりに寄せて

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        • セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集
          7本

        記事

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 4(メジャーデビュー直後編)

          はじめに 2009年、少女病はランティスよりメジャーデビューを果たした。今回はメジャーデビュー直後の作品3作品を紹介する。 ・蒼白シスフェリア 魔女の物語、堂々開幕。 メジャーデビュー1作目のシングル。アップテンポ×2の締めがバラードの通常構成。メジャーデビューに伴いネックだった音質が改善され、セリフがバッチリ聞こえる。 1曲目「瓦礫の終音」はメジャーデビューの自己紹介としては充分な威力。魔女周りの設定も端的に纏めており秀作。演技周りの強化著しく、終盤の叫びは

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 4(メジャーデビュー直後編)

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 3(メジャーデビュー以前編2)

          はじめに 今回も前回に引き続いてメジャーデビュー以前の作品の紹介になる。この辺りから作品としての完成度が上がり、世界観の輪郭が定まってくるようになってくる。それではメジャー前残り2作品、行ってみよう。 ・空導ノスタルジア 同人2枚目のシングル。3曲共にバラードでは無いと言う一見攻めた構成だが、ジャケットの大剣から連想される通り重厚感のある曲が揃っている。 重厚感の担保として作品全体で弦楽器側で曲を先導し、何らかの鍵盤楽器で地に足をつけるスタイルが徹底されている。

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 3(メジャーデビュー以前編2)

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 2(メジャーデビュー以前編1)

          はじめに 今回からは来るべき新譜に向け、発行順にセクサリスサーガ作品について解説していく。今回はメジャーデビュー以前の作品について取扱う。ネタバレを避けるため物語の核心については触れないが、作品解説上どうしても拾わねばならない部分はあるので、これから聴こうという方は要注意だ。 ・偽典セクサリス 記念すべきセクサリスサーガ最初のアルバム。一作品目と言う事で、セカイ系の影響が強かったり、サンホラ一期のAramary似のナレーターがいたりと暗中模索の一品。 特にサンホラか

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 2(メジャーデビュー以前編1)

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 1(サンホラとの比較・初心者向けCD紹介編)

          はじめに 先日少女病のラストアルバム「真典セクサリス」のマスターアップが発表された。明らかに聴くのに覚悟がいる代物が配達で日程指定なく(6月上旬という大まかな指定はある)送られてくるとなると戦々恐々ではある。 この特集自体はセクサリス・サーガ完結記念並びに自らのラストアルバムに対する備えとして各CDを振り返り及び少女病に関する紹介記事になる。筆者自身は、本のレビューぐらいはたまに上げるが、音楽の紹介となると完全に初の挑戦であり、長文自体もかなり久々なので、その辺り御容赦

          「いくよ、フィナーレへ」セクサリス・サーガ完結記念、少女病特集vol. 1(サンホラとの比較・初心者向けCD紹介編)

          ライトノベル自分的打線(先発ローテとリリーフ陣を添えて)(メジャーどころばっか)

          1番センター キノの旅-the Beautiful World時雨沢恵一作 既刊22巻   言わずと知れた00年代ライトノベルの代表格、学校の図書館にあるライトノベルの筆頭だろう。 同世代(20代周辺)がラノベに踏み込んだ最大の要因と確信を持って言える数少ないラノベ。  キノという少女がモトラド(バイク)のエルメスと旅に出て、出先で色々な国を回って、住人と関わったり関わらなかったりする…、基本的にはそれだけだが、何かを考えさせる深みが必ずある。  22巻も出ているが単行本刊

          ライトノベル自分的打線(先発ローテとリリーフ陣を添えて)(メジャーどころばっか)

          僭越ながら2020年都知事選総括(投稿テスト兼)

          投票率 55.00%と現職立候補かつ、コロナ禍の中ではかなり健闘した方ではないだろうか。 小池百合子陣営 自民党の独自候補擁立断念及び自主投票と言う最大のアシストを受け、現職候補という点で押し切った。  公約未達成という問題はあるが、舛添及び猪瀬元都知事のような政治とカネの問題は噴出せず、コロナ禍と言う情勢もあって、変えるという選択肢はなかなかとり難かっただろう。  しかし350万票超えというのは驚いた。投票率から考えても、前回都知事選で得た浮動票を殆ど離していないのは強い

          僭越ながら2020年都知事選総括(投稿テスト兼)