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「学ぶ」と人生は楽しくなる


前回、「消費する」楽しさ < 「充実する」楽しさについて書きました。
今回は「学ぶ」楽しさについて綴ります。

突然ですが『実写化』された作品で好きなものありますか?

原作者の作品を『解釈』して 実写化・映画化する為、
原作ファンの間でも賛否両論になっていることが多い印象です。
私自身小説が好きなので、その映画化作品をみることがありますが、
登場人物が減っている、設定が変わっている、
の「解釈」に良くない印象を持つこともあります。
原作そのままでなく、誰かの意見が介在していて、
その意見に賛同できないってことですね。

そしてこれ、学ぶ楽しさをまだ知らない人、
その一歩手前の自分の意見を持たない人が直面している現実だなと。
ネットで簡単に手に入る情報は、
基本的に発信者の『意図』・『解釈』が加わったものです。
フィクションでいう、 『実写化』、 『映画化』されている
登場人物が減っている、設定が変わっている、
等々が施された情報ってことです。

本を読まない・学ばないというのは、
一生誰かが編集して意見をのっけた情報を掴まされ続けるということ。
誰かが定めた基準の物差しの中で生きていくということ。
そりゃ楽しくないですよね。

しかし「学ぶ」ことで、それぞれに解釈が含まれていること、
その奥に名言されていない本質が少しずつ見えてきます。
そして、自分が『解釈』を加える側に回ることができるのです。

個人的に最近「宇宙」が面白いなと思ってきました。
理科で、「原子」が全ての基礎って習いませんでした?
でも実は原子って宇宙でいうと5%くらいしかないんです。

残りは??というと
20数%が暗黒物質、70数%は暗黒エネルギー
だそうです。

暗黒って急にファンタジーな単語が出てきましたが、
「不明」という意味です。
なんと宇宙の95%はまだ判明されてないんですね。
生活はとても便利になった現代、
何でも解明されてるかのような印象を持っていましたが、
全くもってわかってないことだらけです。
いつでも「無知の知」を心に留めおきたいですね。

ここからどんどんまだまだ新しい発見があるのだというワクワク感、
個人的にはこれだけで既に面白いです。

これでもまだ、
学ぶ楽しさを知らない人からは、
「時間がない」と聞こえてきそうですね。

最後にすこーしだけ耳の痛いことを。
中高生で不釣り合いなブランド物を持っている人達って、
お金に余裕があるのでしょうか。

多分ない人の方が多いですよね。じゃあなぜ買えるか。
ブランド物を買うお金を中心に、それ以外を計画しているからですね。
それ以外のものなら、500円でも1000円でも
「お金ない」って言ってたりします。

時間も同じなのではないでしょうか。
自分の好きなことはどんなに忙しくても24時間の中に収まるはず。
「時間がない」というのは、
「優先度が低いです」とほぼイコールと思います。

さて、今日は「学ぶ」楽しさを記載しました。
誰かが定めた基準をもとに解釈された物語に満ちている現代。
沢山の物語を知り、自分が編集者となることで、
自分の物語を生きることができる。

これが「学ぶ」楽しさであり、
「消費」<「充実」となるための第一歩だと思います!
さて、今日、何を学びますか?

本日も読んでくださりありがとうございました!

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