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「孝」とは何か?④ ~論語(為政第二(8)) 381(さわいち)ブログ vol.51

4/14(日)晴れ☀
「顔つき」とは「気持ち を表す顔の様子」と解説されています。

「孝」を為すときに難しいのは、気持ちが顔の様子に表れてしまって、気持ちが見抜かれてしまうことです。

親(父母)の世話を形式上は行っていても、「心が込もっていない」と顔の表情で見破られてしまいます。

この章句では、子世代の若者の「顔つき」に対する教えですが、親世代の父母の「顔つき」を見て、何を為すべきかを察知せよ、とも読み取れると思います。

人は「心」で動くのです。
でも「心」って何者なんでしょうか?
人が100人いれば100の「心」があります。
100名の顔つきから100の「心」が表れます。

この「顔つき」はどのような「心」を表しているの🤔

「顔つき」から「心」を読む難しさをこの章句は説いているのだと思います😉
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『子夏問孝。子曰、色難。有事、弟子服其勞、有酒食、先生饌。曾是以爲孝乎』
しか、こうをとう。しいわく、いろかたし。ことあれば、ていしそのろうにふくし、しゅしあれば、せんせいにせんす。すなわちここをもってこうとなさんや
(訳)
子夏しかが孝の道を先師にたずねた。先師がこたえられた。「むずかしいのは、どんな顔つきをして仕えるかだ。仕事は若いもの、ご馳走は老人と、型どおりにやったところで、それに真情がこもらないでは孝行にはなるまい」
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今日も素敵な一日をお過ごしください✨


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