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「猛暑日と、5週連続増」。2023.7.29.

 暑い

 今週は、そんなニュースばかりを見ていたような気がする。


日焼け

 太陽がすごく強い。

 午前9時前には家を出る。

 駅へ向かって歩くと、向こうから女子高生が3人並んで歩いてくる。夏の制服の紺のポロシャツを着ていて、おそらく今日も部活動のはずで、みんなよく日に焼けている。これだけ暑いけれど、元気に見える。

2人

 もう少し歩くと、後ろから、大きな声が聞こえてきて、足音も響いてきて、追い抜かれたのは、小学校低学年くらいの男の子が二人、走って去っていく。

 元気で、これだけの暑さも関係ないように見える。

スーツケース

 駅に着いたら、ホームには10人くらいの人がいたけれど、すぐに電車が来たので、人数はよくわからなかった。

 ヒゲを生やした男性がスーツケースを持って、乗ってきた。続いて女性と、小さい男の子も続いて乗車してきて、どうやら家族のようだった。

 電車が走ると、男の子は、男性の足に体をからめて、べったりして、甘えている。そのまま、電車は進んでいく。男性は、行儀良くしないと、と柔らかめに話している。

 マスクをしている人は、もしかしたら半分以下になったかもしれない。

 終点で乗り換えて、改札近くの除菌アルコールは、私一人だけが使っている。

 小さい扇風機のようなものを持っている人はかなり多い。

 次の路線の電車が来て乗り込んだら、続いて、スーツケースを持った男性と、女性と、幼い女の子と、さらに小さい男の子が一緒に乗ってきた。家族のようだった。

 スーツケースの人が目立つ。

 車両の中は、空いている。

 冷房が効いていて、窓が閉まっている。今年は、このパターンに4年ぶりに戻った。

パーカー

 座席に座って、ぐったりして、体を折り曲げるように、前のめりで寝ている若い男性の足元にパーカーらしき布のかたまりが落ちている。

 時々、男性が動く。

 ちょっとその布までは距離があるから、もしかしたら別の人のかも、と思って見ていたら、何度か、動いたとき、指先にその布が触ったみたいで、それで、自分のもののようで、拾って、自分のヒザの上に置いた。


 その隣に若い二人の女性が座って、ずっと穏やかに話が続いているようで、しばらく笑っている。

 楽しそうだった。

マスク

 次の駅で、全身がスポーティーな格好をした中年の男性が乗ってきた。

 左手で、つり輪を握っていて、左ヒジのところに何かがあると思ったら、腕にマスクのゴムを通して身につけていた。ゴムも伸びているのではないか、と思った。

 初めて見た。

バイト

 ドアの上の小さい画面では、政府広報が流れている。

そんなバイトないから」。

 そんな文字が何度も映る。

 いわゆる「闇バイト」に対する危機啓発のための映像だった。

 初めて見た。

座席

 電車内には7人がけの座席が並んでいる。

 その中の1人か2人くらいがマスクをしている。そんな感じになった。

太陽

 目的の駅で降りる。

 改札の外、向こう側の改札のそばの除菌アルコールを今日も一人だけ使って、駅の外へ出る。

 セミの声がすごい。それにバリエーションも増えているようだ。

 道路を歩いていると、日陰のはずなのに、変に明るいのは、ビルに反射した太陽の光で、暗さがなくなっているからだった。

 暑い。

 空は青く、雲まで少ない。

5週連続増

 毎週、新型コロナの感染状況は、「定点把握」という方式として発表されているが、どんな状況なのか、今ひとつ分からないままになっている。

 それでも、東京都は、5週連続で感染者も、入院患者も増えているのは事実のようだ。

 これは前の週の8.25人の1.13倍と、5週続けて増えています。

 また、7月24日時点での入院患者数は前の週より221人増えて1554人となり、こちらも5週続けて増えています。

 専門家は「患者の報告数は増加傾向がみられ、高齢者などハイリスク者への感染拡大に注意する必要がある。また、コロナ以外の発熱患者も増加し感染対策を要するため、救急医療への負荷がかかっている」としています。

(「NHK」より)

 ただ、こうして注意を喚起されても、今のままだと、おそらくは、ずっとピンとこないままだと思う。

 だから、こうした提案↓をする医師もいるのだろう。

新型コロナをめぐっては5月の5類移行から、感染者などの数字が発表されなくなった。竹内氏は「全数報告を復活させるべき」と話す。

その上で、竹内氏は天気予報のように「コロナ予報」をメディアが報じるべきだとコメント。 「例えば『東京で1万人感染』と聞くと『そろそろ自分の身の回りに来るかも?』という感覚があった。明日やらなくてもいい用事をなくすなど、天気予報のように『コロナ予報』をやればいい。

(「ABEMA TIMES」より)

 確かにその通りだとも思えるが、「5類移行」後は、メディアでコロナの話題を取り上げること自体が、圧倒的に減ってしまったと思う。こうした専門家の提案は、夏に向けて、もっと検討することのはずだけど、もうコロナに関しては、考えたくない人が、かなり増えてきているようにも感じる。

 重症化リスクのある人間が身近にいる場合は、そういう雰囲気の変化が、怖くもある。


夕方

 午後4時過ぎに、いつもよりも少し遅く用事が終わって、朝降りた駅に再び向かう。

 暑い。

 まだ、全然気温が下がっている感じがしない。

飛行機

 駅まで歩いていて、なんとなく社会の空気が活発化しているような気もする。

 空に飛行機が飛んでいる。それよりも、手前の空にもう一機、飛行機が飛んでいく。ビルの間の空に飛行機が2機現れる。

 初めて見たかもしれない。

ニュース

 電車が来て、電車に乗った。

 ドアの上の小さい画面に、ニュースが流れる。

 熱中症に厳重警戒
 日米韓首脳会議
 最低賃金 初の1000円越え
 去年の日本人平均寿命
 12年ぶりに再稼働
 ロシアへの制裁強化

違う路線

 今日は、帰り道、初めて行くギャラリーに寄るために、いつもとは違う路線に乗った。

 途中で、家に電話をしたら、何事もなかったので、そのままギャラリーに行くことができる。

 電車を乗り換えて、違う路線に乗ったら、ドアの上の小さい画面で、「JR宇都宮線 火災のため、ダイヤの遅れ」という文字を見る。

飲み水

 目的の駅に着く。

 まだ暑い。

 ホームの上の水飲み場で、水を飲む。

 ぬるま湯のようだった。ちょっと焦って、しばらく出し続けても、まだぬるい。

 やっぱり暑いんだと思う。







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