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プランは逆算して考える

遠征前や大会の前日にいきなり今までやったことのない戦術やプレーモデルのミーティングを受け、
『我々はこれを目指してる』と言われるとどう思いますか?

私は疑問にしか思いません。

いや、それを目指してるなら初めからアプローチしてトレーニングでしろよ、と。
今までの時間は何だったのか。
何を求め、何を積み上げ、何を実行し、何を成果と課題と捉え、何を改善し、何を得るのか。
そしてそれをどう繋げるのか。

全てが思いつきでアプローチし、何もインプットされないし積み上がらない。

勝ち負けに拘ることは大事なこと。
でも目の前のことしか考えれない人には未来がない。

全ては逆算して考えないと。
トレーニングもスケジュールを組むのも一緒。

どの時期に大事な大会があるのか。
それまでの期間はどれぐらいあるのか。
それまでのスケジュールをどうするか。
どの期間に何を求め、何が必要か。
求めてることに対してどう取り組むか。
どうゆうトレーニングが必要か。
そのトレーニングの中で何を求めるか。
そのトレーニングをするためになにが必要か。

自然にこうなるはずなのだが…
何も考えずに目の前のことだけを見ているからいきなり大会前にミーティングをしたり、思いつきで伝えるのだろう。

そして1番混乱するのは選手。
ん?今までやってきたことは?
そうなるだろう。

例えば今までハイプレスでやってたとする。
いきなりミーティングでA.B.C.Dラインを作り、明日からこうしようと。
出来るわけがない。
案の定、前線はいつ、どのタイミングでアプローチしていいのかわからない。
3ラインはバラバラ。
ボールホルダーに規制がかからず2ndポジションが決まらず、ギャップ.背後にボールが入りまくり。
だが分析できない。
起きている現象だけをフォーカスしなぜそうなったのかの原因がわからない。
だからずっと解決されない地獄のサイクルだ。

だからこそチームコンセプトやプラン、重要なゲームモデルは伝えるタイミングが非常に大事になる。
ましてや育成年代になると、よりディテールが必要になり、わかりやすい内容でないとインプットされない。

何事にも逆算して考え、それをいつ、どうやって伝え、どう取り組むかが非常に重要だ。

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