ゲームモデル

ゲームモデルづくりの葛藤

今日は最近可視化に取り組んでいるゲームモデルについて、作ってみての感想を…

ゲームモデル

試合の設計図のようなものと考えています。
自分のチームにあった戦い方・狙いを明確にすることで、プレーの方向性をある程度明確にし、チームで共通認識をもち戦うためにやってみようと思い、可視化にチャレンジしています。

そのほかにも、自分のチーム内での選手たちへの評価をわかりやすくしたり、試合で困った時に解決

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サッカー界にとっての大きな一歩 『プレー経験ゼロでもできる 実践的ゲームモデルの作り方』(脇真一郎)書評【フットボリスタ・ラボ発】

【書いた人】
六(Twitter:@frontale_foot6, note:note.mu/6_culture)
北海道出身なのに川崎フロンターレサポ。

はじめに

かつての私と同じように「どうやってゲームモデルを作成し、どうやって活用すれば良いのか?」に悩んでいるのではないでしょうか。これについては、まさにそこにヒントを提示することこそが本書の目的でもあります。(p.17)

 この本の目的

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Manchester City:ゲームモデルの作り方「13の行動」(応用編)〜セットオフェンス〜4

今回は、マンチェスターシティの行動4:「セットオフェンス」について。

本来なら、順番で行くと、行動3:「ダイレクトプレー」を書くはずなのだが、マンチェスターシティのゲームモデルには、「ダイレクトプレー」は存在しない。

正確に言うと本当は存在する。だが、それは、ゾーン1で、相手のプレッシャーが激しく、数的優位やオープンスペースを見つけられない場合に限り、ゾーン1から「ボール出し」をするのではなく

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個人的に思う日本的なサッカーの定義。ポジショナルプレーと日本的なサッカーの親和性。ゲームモデルは森保監督のサッカーや日本のサッカーにもある。

個人的に思う日本的なサッカーの定義。

日本的なサッカーとは、パスというプレーのプライオリティが高いサッカーだと思う。おそらく、練習として最初にやる練習は、2人1組になってのパス交換。それは、ボールを止める蹴る、という、サッカーの基礎中の基礎であるプレー、その技術力の習得こそが最初に(最優先で)必要な事である、という発想から出てくるのだと思うのだが、あれ? でも、サッカーというスポーツで一番大切な

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個人分析:セルヒオ・アグエロはなぜ簡単にゴールできるのか(拡大ヴァージョン)

実は、「徹底分析!セルヒオ・アグエロはなぜ簡単にゴールできるのか(下)」を書いたときに、一緒にPWPを作成しました。

それには、アグエロの44個の「個人のポジショニングの基礎」動画と図が含まれています。

今回は、「個人のポジショニングの基礎」の図を、web版footballistaに寄稿した内容をふまえ書きました。また、動画を特典として、希望者にプレゼントすることにします。

【特典】アグエロ

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ゲームモデルの作り方:13の行動(基礎編)〜行動4 〜セットオフェンス⑦〜

ここまで、ゲームモデルの組織的攻撃における「行動」の3つ、「ボール出し」「前進」「ダイレクトプレー」を説明してきた。

今回は、ゾーン3における「セットオフェンス」について説明する。
「セットオフェンス」とはバスケットボールのオフェンス用語である。

※ 各プレーヤーがあらかじめチームで決められた動きや位置に関する約束事に従って展開するオフェンスのこと。

スペインでは、ゾーン3で展開されるオフェ

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プランは逆算して考える

遠征前や大会の前日にいきなり今までやったことのない戦術やプレーモデルのミーティングを受け、
『我々はこれを目指してる』と言われるとどう思いますか?

私は疑問にしか思いません。

いや、それを目指してるなら初めからアプローチしてトレーニングでしろよ、と。
今までの時間は何だったのか。
何を求め、何を積み上げ、何を実行し、何を成果と課題と捉え、何を改善し、何を得るのか。
そしてそれをどう繋げるのか。

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クソ監督

初めまして。
某チームのU16のコーチをしています。

今回は題名の通り【クソ監督】について話そうと思います。

僕はコーチに就任してから1番初めに思ったことは…
『こんな指導者には絶対になりたくない。』

監督の指導を実際に観て一緒に働き切実にそう思いました。

練習中、試合中はずっと指示、指示、指示の嵐。
怒鳴り散らし選手の判断を奪い、プレーするのが怖くなっている。
その指示も
『動け、走れ、

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Manchester City編:ゲームモデルの作り方「13の行動」(応用編)〜前進〜3

今回も、【特典】があるので、できれば最後まで読んでください。

前回は、マンチェスターシティのゲームモデル、自陣ゾーン1からの「ボール出し」について書いた。

今回は、自陣ゾーン2からハーフラインをパス(浮き球のロングボールではなく)か、コンドゥクシオンで超える、プレーの「前進」について書く。

ゲームモデル「13の行動」

ゲームモデルのファクター(応用編)

前進のファクター

2. 行動2:

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【19】AFOPRO的 アラベスのプレーモデル分析:幻の快進撃を生んだ3つの要因

前半戦を終えて4位にまでつけるも、11位に終わったデポルティーボ・アラベス。2017年の12月にこのクラブにやってきたスペイン人監督アベラルド・フェルナンデスは、今夏をもって契約を満了しチームを離れることとなった。

15/16シーズンに昇格したアラベスは、5位につけていた28節終了時では31得点31失点、例年この順位につけるチームに比べては少ない得失点差であった。

アラベスがどのようにリーガで

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