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夏の栄養補助食品

毎年夏が近づくとスーパーや商店街などに梅・赤紫蘇・らっきょ・新生姜などが並び初夏の手しごとが始まります。

毎年、その旬の時期に同じようなことを繰り返しています。
日本の保存食の知恵は素晴らしいですね。

たいてい入れて混ぜて放置しておけば長くおいしく出来上がる。
手ごとって難しいイメージがありますが材料さえ揃えば意外とシンプルなんです。


我が家は今年もまず梅シロップから。
梅シロップはとーってもカンタン!!
子どもでもできます◎
お手伝いしてもらって一緒にやっても楽しい。
材料は梅と砂糖のみ。
梅仕事の詳細は6月に仕込んだ時のnoteをご覧くださいませ ↓


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あとはただ放置しておけば1週間ほどで出来上がります。
暑い日に炭酸で割って飲むととてもスッキリおいしい!

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ちなみに我が家はてんさい糖を使っているのでこんな濃い色をしていますが
一般的には氷砂糖を使うので出来上がりの色もこんなに濃くないと思います。
そこはお好みで。


梅に含まれるクエン酸は体の疲れを取ってくれます。
他にも整腸作用や血行促進・冷え性改善・美肌効果など、健康にも美容にもいい!

中の梅はひと月くらいしたら取り出して、シロップだけ容器に移し替えて保存してくださいね。
わたしは冷蔵保存をしています。
1年くらい保存できるらしいですが、ウチはそれまでになくなっちゃいます。
梅酒の梅はおいしく食べられますが梅シロップの梅はそのまま食べられませんのでお気をつけください。(ちゃんと加工したら食べられるようです)


そして今年は新しくもう一品。
らっきょう漬けに初挑戦しました。

らっきょうが大好きでいつも商店街の漬物屋さんで買っていたので今年は自分で漬けてみることにしました。
家族ではわたししか食べないので今回はお試しで1㎏だけ。

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らっきょうは下準備がいりますが、これも難しくはありません。
この危なっかしい手つきはウチの坊。
もしこの工程が面倒なら下準備が済んだものがスーパーに売っています。
らっきょう漬けの素も売ってるのでその二つを合わせるだけでもできます◎

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あとはお好みの味付けで漬けて半月~ひと月くらい放置すれば出来上がり!
わたしは甘酢漬けが好きなのでお酢・砂糖・塩で漬けました。
他にも塩漬け・醤油漬け・キムチにするなどいろいろあるようです。
らっきょうには整腸作用に優れていて夏バテの予防などにも効果的。
夏は胃腸の働きが弱まりやすいのでやはり旬のものはそれに合った効能があるのですね。
ただ、らっきょうは刺激が強い食べ物なので食べ過ぎにはご注意を。


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そしてコチラがひと月寝かせた完成品。
すでに結構食べちゃってるのですが。
フタを空けるたびに子どもたちに「くさい」と言われてもめげずにチビチビ食べてます。
おすそ分けも喜んでいただけたのでこれも毎年作ろうと思います。



今こうやって毎年少しづつやっている手しごと。
わたしがこどものころは祖母がよくやっていました。
畑もやっていたし、そこでできたものをジャムや保存食にしてよく送ってくれていましたが、なんと当時のわたしはこういうのが好きじゃなくてあまり食べていませんでした。
今思えば本当にもったいないし、今も元気日に生きていたら色々教えてもらって一緒に作りたかった。


旬のもの・季節の手しごとでできたものは自分の体を整えてくれます。
そして人もまた自然なので季節ごとに必要な養生も変わります。
わたしはこの作業をすることで心も整えられていくように感じます。
興味はあるけどやり出せないなーという人はぜひ一緒にやりましょう!
おすすめ!!

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