ながべゆうこ

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ながべゆうこ

書いたり描いたり撮ったりしています。豆腐なメンタルを、せめて揚げだし豆腐程の強さにしたくて日々修行中。(2020,2,9~) 🕊️Twitter>> @yuko0v0o 📷Instagram…写真>> @yuko0v0o …イラスト>>@yuko0v0o_drawing

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  • 宝物箱

    口下手なので、いつもコメントができないけれど みなさまの書かれる記事が大好きです。 だから、そっと 宝物箱に入れさせてください…*゜

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  • シュガーポット【2021,1~】

    日々の事や思ったこと 記憶の断片

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    今までの記憶へ、ひとつまみの嘘をまぜながら綴った私の物語。

  • シュガーポット【2020,2~2020,12】

    日々の欠片。 思った事やいろいろな事。

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むかしむかし、冬のとある小さな街で。

1990年2月26日。 雪がしんしんと降るその日、1人の赤ん坊が今にも消えてしまいそうな産声と共にこの世界へと引っ張り出された。 彼女は自分が思っていたタイミングとは全く異なる瞬間に世界へと出されてしまった為、自分の身に起きたことを理解するまでに時間がかかった。 空気は想像していたよりも少しひんやりとしていたし、世界の全てが霞んで見えるので不安になったりもした。 思いきって声を出してみると、白くて大きな人が 「ゆうこちゃん、どうしたの?」 と言って代わる代わる声を

    • あえて落ち込みきってみる時。

      先日、よっしぃさんのこちらの記事を読んだながべ。 自分の『落ち込み』について振り返ってみたところ、どうやら私の『落ち込み』には *浮上した方がいいと感じる落ち込み …正しい答えなど全く無い出来事についてグルグルと考え過ぎて、ネガティブな思考に落ちそうになっている状態。陽の光や自然の緑に触れたくなる。 *うんと底まで沈んだ方がいいと感じる落ち込み …特に理由もなくどんどん気持ちが沈んでいく状態。陽の光が嫌いになる。こういった時は無理やり浮上せず、暗い部屋の底の方で何も考え

      • ほっこり、優しさ。

        少し前の出来事。 珍しく電話が鳴ったので慌てて受話器を取り耳にあてると『あ!○○だけど、パンたべる?』と相手の言葉がマッハで私の耳を駆け抜けていった。 電話の主は近所の方で、私が返事をしたかしないかの内に『じゃぁ持ってくねー』という声。あっという間に通話が終了し、しばらくポカンと受話器を眺めてしまった。 なんともせっかちな世界である。 ところで、パン…? パンといえば春のパン祭り。一生懸命シールを集めた時があったな。 ご近所さんも、何かの懸賞に応募したくてたくさんパン

        • 金曜日の幻

          ここ最近しばらく何も書くことができず、気がつけば今年2月でnoteを始めて2年目になっており、そこから更に呆然と日々を過ごしていたらあっという間に桜の季節になっていた。 春はなんとなく悲しい気持ちになる日が多い。 母が突然倒れたのも春だったし、父がいなくなったのも春だった。 卒業式では名前を間違えられたし、思いの外短い前髪に仕上がってしまったあの日も春だった。 私は、春が嫌いかもしれない。 だって、このまま書き進めていると春に対する文句しか出てきそうにない。 ◆ 今

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        記事

          えぶりでい、もっちもち。

          「今年はお餅、作らなくてもいいから。」 2020年12月末。 母が電話の相手に向かって強く言葉を投げかけている。 『 そんな訳にいかねぇ!!! 』 受話器から更に強い言葉が返ってきた。叔父だ。 この言い合いが始まると長くなるので、私は夜ご飯の準備をする体で台所へと逃げ込んだ。 毎年、我が家の餅つきは祖父の仕事だった。 祖父は季節になると親戚みんなに送ってやるんだと朝早くから起きて餅つき機と向き合っていた。 そう言えば、たたみ2畳分を埋め尽くすほどの数量で餅が完成し

          えぶりでい、もっちもち。

          アサギマダラ

          アサギマダラ

          クリスマス作戦!

          どこの国だったかなぁ。 とにかく寒くて、ありとあらゆる植物が雪で彩られている真っ白な国だった。 その国のずーっと山の奥の奥の、そまた奥に、あの人は住んでいるんだよ。 え?誰って…?あの人だよ。あの人。 サンタクロースだよ。 *…*…* 僕のおじいちゃんは若い頃に小さなお店をやっていて、そこで手作りのおもちゃを売っていたらしい。 “らしい”というのは、僕の知っているおじいちゃんは、もう既に『おじいちゃん』だったから。 おじいちゃんは僕が物心つく頃には仕事を引退し

          クリスマス作戦!

          雪虫

          紅葉がだんだんと終わりに近付いて、世界の色が透明になり始める頃。 冷たい空気の中に小さな綿毛のような虫がチラチラ舞い始めます。 雪虫というのだけど。 北海道にしかいないのかと思っていたら、長野県でも季節になるとあらわれる事に最近気がついた。 それでもやっぱり、北海道ほど頻繁にたくさん人前に出てはこいないから、長野県内での知名度はそんなに高くなくて少しさみしい。 雪虫が舞い始めたよ! って報告すると なにそれ???? って聞かれてしまう。ちょっとさみしい。 1

          イチョウ色の空

          イチョウ色の空

          お茶とわたしと、冬の朝。

          気候の差とたたかっていたら、見事に体調を崩した。 むかし…教育番組だったかな。 何かの番組で、野生の動物は体調を崩したり傷を負った時には1人でひっそりと、身体が癒えるまで隠れ堪えるみたいな事を知って以来、自分が体調を崩した時には孤高のオオカミのような気持ちで過ごすのだけど…(表情は劇画タッチで🐺) 今回もひっそりと尻尾を下げて寝床で丸くなっていた。 (劇画タッチで🐺) そうこうしている内に家のなかは冬仕様へと変わっていって… 例えば冷蔵庫から麦茶が消えて、変わりに

          お茶とわたしと、冬の朝。

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          この街の猫たち

          この街の猫たち

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          1枚のインナーが、私の冬のQOLを爆上げしてくれる予感。

          とっても薄いのに、着るとホカっと暖かい。 ツルッとした生地で作られた冬の定番インナー。 寒がりな私は毎年冬になるとそのインナーに頼りきってきた。 それを着ているから大丈夫、寒くない。みたいな、絶対的な信頼感があった。 それなのに、数年前から着用すると痒みが現れるようになってしまった。 思いあたる事はあったけれど、我慢できる痒みだったのと、肌にも目立った異常が現れなかったため気にする事なく(…気がつきたくなかったのかもしれない)過ごして来た。 ところが、どっこい。 今年の

          1枚のインナーが、私の冬のQOLを爆上げしてくれる予感。

          おはよう*゜

          おはよう*゜