∞帖一間・andy

まだ活動前・まだ内緒。8帖の有限空間に∞個の観点が渦巻く「∞帖一間」です。北海道を中心…

∞帖一間・andy

まだ活動前・まだ内緒。8帖の有限空間に∞個の観点が渦巻く「∞帖一間」です。北海道を中心に企画家・Podcasterとして活動するAndy.yasuda.yutaroのProfile & Archiveでもあります。

マガジン

  • 「ミモリラジオ」リスナーズnote

    自然のPodcast「ミモリラジオ」について書いていただいたnoteを見つけ次第、追加しております。ぜひ #ミモリラジオ で投稿してください🌱🌱🌱 画像は孵化を待つサケの卵です🟠

  • ミモリラジオ

    自然ポッドキャスト「ミモリラジオ」のアーカイブとこぼれ話、自然の見え方が変わる話がまとまっています。

  • プロジェクトアーカイブ

    MIMORIの活動や今後をまとめています。

  • 森からの随筆

    特に曖昧な考えのまとまりを残す場所。

最近の記事

「∞帖一間」

やはり名前には力があります。 北海道の田舎町、人口1万5000人の白老町。 ここに八帖だけの小部屋があって、なんとなく「∞帖一間」という名前をつけました。「8帖一間」と数字にして、ただ単に8を∞に変えただけ。 読み方もそのまま「はちじょうひとま」です。   しかし名前には力があるのです。 「∞帖一間」という概念がどうも気になり、寝ても覚めても視界に入る。気づけば限られた8帖の空間に「無限の観点や感性」が湧くようになってしまいました。そして居ても立ってもいられなくなり

    • ポッドキャスト"ミモリラジオ"が伸びてくれた

      「急がば突き抜け続けよ」と言えるのだろうか。 僕たちは、それぞれの理由を持って移住した北海道の田舎町で「自然の面白さを深ぼる」ことをテーマに、自主制作のインディーズポッドキャストをスポンサー・広告・その他のマネタイズなしで10ヶ月間、週2で続けている。 そんな狂気じみたことをなぜ始めて、なぜ続けるのかという話は過去にも書いてきた。 そんな僕たち「MIMORI」のポッドキャスト。人口15000人のシラオイ町でせっせと作っている「ミモリラジオ」が、伸びている。これまでもジワ

      • 移住した北海道で「本気のポッドキャスト制作」を続ける理由

        ここ9ヶ月ほど。 「僕たち」は限りあるお金・時間・精神・体力といったリソースの半分以上をポッドキャスト制作に注ぎこんでいる。これがいろいろと普通じゃない。 まず受託案件ではない。いわゆる個人勢というか独立系と言おうか、オリジナルのポッドキャストを企画・制作・配信している。インディーズのポッドキャストであり、つまりは制作事業としてお金を稼いでいない。 ついでに書き添えるとマネタイズも未発達なポッドキャスト業界のこと、僕たちのポッドキャストもまだマネタイズは導入していない。

        • 粘菌は認識のスキマにいる

          夏の北海道は程よく涼しくて、森へ行くことが増えてくる。美しさを感じるための観察に正解というものは無く、種類の特定は二の次。古道具屋や美術館や、博物館に行くように、森を観に行くことが多い。 それまで見たことのない形や存在に出会った時の、死角から肩を「ポン」と叩かれたようなあの感覚。その感覚を得るために、落ち葉をひっくり返したり、枯れ木や切り株を物色したり。 そんな動き方は東京 - 高円寺の古着屋めぐりや、国立市の古道具屋めぐりで培ったものだったりする。「おっ」と思うような掘

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        • 「ミモリラジオ」リスナーズnote
          19本
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          3本
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          2本

        記事

          「自然の面白さを語り尽くすラジオ」ができるまで

          突然だけども我々は「ポッドキャスト」なるものを続けている。これはいわばインターネットラジオであり、SpotifyやApple Podcastで「ミモリラジオ」という番組を毎週2回も配信し続けている。 【Spotify】 【Apple Podcasts】 一言でいえば「自然界から一つのテーマをピックアップして、めちゃくちゃ勉強して、2人で面白く喋る」というトーク番組。 「自然ガイド×トーク」という軸が新しくて、意義もだんだん感じられる番組に仕上がってきている。そんな自信

          「自然の面白さを語り尽くすラジオ」ができるまで

          世界最大級の植物標本を作るまで

          「大きいことはいいことだ」 いにしえのCMはそんなことを言っていたらしい。 見たことはないし良いことなのかはわからないけども。 ともかく「大きいこと」をテーマにこの活動は動き出した。 北海道を拠点に「自然の美しさ・面白さ」をテーマに活動を始めて一年経った去年のこと。大きなフキが食用に栽培されていて、その繊維で和紙が作られているという話がやってきた。 行政主導で30年ほど、フキの廃棄物だった繊維を使って和紙を作っている。和紙文化のない北海道で作られているユニークな和紙のお話

          世界最大級の植物標本を作るまで

          諸刃のつるぎを振るう。

          発信することは恐ろしい。 「早く帰ってビールが飲みたい」という古代エジプト期の落書きすら、5000年の時を越えて世に出回ってしまうオンラインの海。 しかもこの海に漂う情報は「発信者」に強力に絡みついてくる。コンブのような強靭さを帯びた「絡みつき」を振り払って、情報だけを独立させることは極めて難しい。 知らず知らずのうちに言ってしまった失言や軽口が、スクショされたらマズいのだという常識。若気の至りなどというものは「炎上」に燃やし尽くされ、いまや発信することどころかオンライン

          諸刃のつるぎを振るう。