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気付けば怒りで満ちている〜苦味辛味旨味酸味全てを重ねたミルクレープ毒舌を添えて〜


腹が立つ、小さな怒りが雪だるま方式でどんどん高く積み重なる。

小さく薄っぺらい人間ゆえにふとした事さえストレスになりそれが行く行く壮大な怒りの塊になり爆発する。

怒り方を知らずに育つと怒り方が分からず怒りの発散の仕方さえもわからないらしい、とにかく自分は溜め込む。溜めに溜めてグツグツ煮詰まると色んな思いが混ざり合い風邪を引く。

溜め込まずそのままブチ切れ怒りの大放出をすれば周りは「あ、この人怒らせちゃいけないタイプの人、、」と全員を黙らせ時に泣かせる、酷い怒りの有り様である。
しかも全て出し切るまでずっと怒り続けるから厄介である。泣く子も黙るどころか唖然とさせるんだろう、どんだけ見た目で判断されているんだろう。

腹が立つ、病院で医者が半笑いで症状を聞いてくる。
「あー、めっちゃ小馬鹿にされたわ、これ。医者だからなんだ?神様でもないし何様だ?」事務の女には何故か重症患者みたいな扱いをされ自分の中の何かが「プチン」と音を立て病院を出てからクレームの電話を入れた。

腹が立つ、「この土地はこうなので〜」何回言った?え?ど田舎から引っ越したど田舎批判?だとしたらこの土地も他から見たら大した事ないだろ?どこへ行くにも時間のかかる土地、試されてると思い「クソが!」と誰もいない帰り道で歩きながら叫んだ。

腹が立つ、歳下の学歴重視みたいなやつに馬鹿にされる。「社会の重圧で潰れろ」ずっと思ってる。

腹が立つ、自分の書いたTwitterの言葉がプロにパクられる。「綺麗そうにしてる奴ほど度汚い」しばらくそういうのから離れた、必要がなくなったから。

普段の、本当普段の自分は声がよく通るのである。
緊張もしてない本当、素のような時の自分は。

だが、私は声が低い。
「酒やけ?」
「場末のスナックのママみたいな声だね」
そういう奴とは性格が真逆なため破茶滅茶に笑いのセンスから何から何までかすりもしない、なんなら苛立ちしかない。
「クソどもが」心でぼやく。
たくさんボトルをあけてもらった。
苛立ちで謎のエネルギーが働きガンガン客に飲ませた。
そんな事を昔働いたジャズBARという基本スナック(たまにジャズライブもあった)で知ったりもした。

基本は怒りのエネルギーで生きている。
言い方を変えれば熱い女である。
それを上手いように使えばね。

自分の扱いを上手くしたい今日この頃、風邪が治り始め咳や鼻、熱による疲れが出て自分にブチ切れそうな今日の怒りも含め。

身体にはお気をつけて
なるべく穏やかに。

まだまだ怒りの話はあるがキリがいいところで。


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