レオナ姫を助けるために魔弾銃を犠牲にしたマァム

バダックじいさんが修理を試みますが直りません。

フレイザードに焼かれたマリンの顔をベホマ（回復系呪文）で治す様子を見たマァムは、深刻な顔をしてマトリフのもとに行きました。

マトリフはポップの修行に付き合い、ダイは近くで魔法の基礎となる瞑想をしながら観ていました。

ポップはマトリフの修行によりトベルーラ（飛翔呪文）が使えるようになっていました。

ダイはポップの成長をみて、自分にもすごい呪文を教えてほしいとお願いしました。

マトリフは『バーカ。ポップと同じ呪文ができる必要なんてねぇ。勇者は何でもできる。だが、力だったら戦士の方が上。魔法だって魔法使いにゃかなわねえ。何でもできる反面、何にもできないのが勇者ってもんさ。だが、勇者には他のヤツらにマネできない最強の武器がある。勇者の武器は勇気だよ。お前はいかなる敵にも立ち向かっていける勇気さえあればそれでいい。魔法の力が欲しけりゃポップが勝手に強くならあ。それがパーティ。仲間ってもんだ』と伝えました。

それを聞いていたマァムは『自分だけの武器がなければ』と思い考えました。

魔弾銃が壊れた今、攻撃呪文は使えず、回復呪文はレオナの方がずっと上手。このままでは足手まといになる

故郷のロモスに帰って、自分だけの特技を身につけるために武術の修行をして武闘家になろうと決意し、ダイ達と別れ旅立ちました。

🔴これを仕事や部活に置き換えてみます

全てできる人を上司やキャプテンとします。

何でもそつなくこなせますが、全てにおいてNo.1でいる必要はありません。

🟣介護の世界に置き換えると

介護の世界では、食事、オムツ交換、入浴、臥床、離床などの介助、クレーム対応などの仕事があります。

普通にやれば３ヶ月あれば全てそつなくこなせるようになり、夜勤ができるようになります。

しかし、中には覚えが悪く、夜勤に到達できない人もいます。

時間と場数が３か月分以上必要です。

そんな人は、全てを経験しつつもまずはどれか一つでも人より秀でているウリ（武器）を作ることを考えても良いのではないでしょうか。

武器ができればそのチームにおいて必要な存在、認めてもらえる存在になれると思います。

🟣バスケで置き換えてみる

バスケで例えるなら、ドリブルがうまい、パスがうまい、シュートが得意、リバウンドが得意、ディフェンスが得意、足が早い、体力があるなどそれぞれ誰にも負けない自分だけの武器があればチームに必要な存在となれ、必ず出番がやってきます。

全てをそつなくこなせるようにならなければなりませんが、時間がかかります。
何か人には負けない武器を一つだけでも手に入れることができれば良いのではないでしょうか。

一点豪華主義でも強力な戦力になれます。

誰にも負けない得意分野を見つけて伸ばしてみてはいかがでしょう。

自分のために。

一緒にプレイする仲間のために。