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私について

タイトルに「工藤静香かよッ」とツッコミを入れてくださった方は、きっとお友だちになれるはずです。「note」の開設に際し、まずは自己紹介を、ということで《私について》綴りたいと思います。

「話を聞いているんだか聞いていないんだか分からない」私の顔です

秋田で過ごした、学生時代

名前を 尾張知哉(おわりかずや)と云います。
1999年、秋田県秋田市生まれ。
中学生当時は吹奏楽部に打ち込み、吹奏楽部顧問・瀧口宏先生と菅原明先生 恩師お二人の姿に憧れを抱き、音楽教師を志しました。

吹奏楽部活動が盛んであった、秋田県立新屋高等学校に入学。
引き続き音楽教師を目指すものの、ピアノが鬼門であることを自覚し断念。"教員"という職業には憧れを持ち続けていたため、専攻科目を変更し《英語教師》を目指し、教職課程のある大学へ進学しました。

「接客業」との出会い~驚きの《夜のしきたり⦆

秋田県内でぼんやりとした大学生活を送ろうとしたものの、受け入れてくれる大学はなぜか東海地方でした(=合格した大学が県外の大学だった)。
そこで始めたアルバイトが、たまたま見かけた求人により、バーテンダーのお仕事でした。ここから、現在の私に繋がります。

お酒の席であり、お越しくださるお客さまはお酒への造詣が深い方ばかり。
これまで出会ったことのないような方々と多く出会い、ご指導いただく機会に恵まれました。
特に《夜の世界》ならではの《しきたり》には、当初驚くばかりでした。
(お手紙とお手土産の文化、女性の着付けの地域ごとの特徴、お花の贈り合い、永久指名、お席での話題…挙げればキリがありません。)
「お酒」に関する知識だけではなく、「酒場の接客」について、さまざまな経験を積ませていただいた期間でした。

「ハレ」と「ケ」それぞれの《おもてなし⦆

そしてご縁が広がり、岐阜県最古の歴史を誇る料亭へマネージャーとして勤務。
華道や茶道の心得も当然のように持ち合わせた、
厳しくも愛のある大女将のもと《歴史と伝統を守り、その教えを未来へ繋ぐこと》の難しさと楽しさを実感します。

調理場とホール(お客さまが過ごす空間=お席)のどちらにも関わる「マネージャー」として勤務しておりましたので、宴会の直前には「料理の盛り付け」も務めます。
しかし主に「お客さまのご接待」が担当です。お出迎え、お食事中のサーブ、お飲みもののご提案(お酒が好きでよかった!)、お見送りと、お越しになってからお帰りになる瞬間まで、お客さまに付きっきりとなります。
客室もたくさんありますので、すべてのお席のお食事の進行状況を把握し、
ご提供するお食事の一品・一品を「産地・調理法」などの情報を覚え、お伝えします。
庭園を歩きたい、とのご要望が挙がると、庭園にある木々の説明も行い、また周辺の神社や町の歴史についての案内も務めます。

冠婚葬祭。
「ハレ」の席もあれば「ケ」の席もある。
料亭での《おもてなし》の経験は、私にとって何事にも代え難い人生の大きな経験となりました。
お食い初めや両家顔合わせなどの宴席や、芸妓さんを呼んでの宴席なども貴重な経験でした。

これまでに触れたことのない、日本の文化。水琴窟(!) さらには茶室も設(しつら)えられた、東海地方でも随一の豪華な庭園がある料亭でした。
茶会の運営にも携わる中で なんておもしろい世界なんだろう!と《日本文化への強い憧れ》を抱きます。

「高校教師」と「社会人向けの英語講師」の《昼の顔》

並行し、日中は岐阜県内の高校で非常勤講師やティーチング・アシスタント(教員補助)の活動も行いました。
また、海外からお越しの方を対象としたツアーの企画や添乗、ガイドの業務も務めるなど
日夜ともに《接客》《おもてなし》に満ちた日々を送りました。

そして突然、このままこの地に留まり続けて良いものか、と自問し始める瞬間が訪れました。
友人や上司・部下にも恵まれ、充実した日々を過ごしながら、《もっと自分の力を試してみたい!》と思うようになります。安定した状況に身を置き続けることに、《自分が停滞してしまうような危機感》を覚えたのでした。

《やらない後悔より、やった後悔》

を人生のモットーに掲げる私は、2021年に突然の帰郷。同年5月に秋田市内に《ワインバー夜間飛行》という、カウンター8席の小さなお店を創りました。
今春には4年目に突入することとなります。
今のところ、後悔の念を抱いたことは、幸いなことに一度もございません。

「夜間飛行」の店名は、ちあきなおみさんの同名曲から名付けました。
カウンター8席のみの小さなお店です。
毎日変わるワインリスト。この日はロゼワイン尽くし!だったようです。
すべてグラスワインにて、ご提供しています。

…と、ここまでが「私の履歴書」です。
紫の履歴書…と言うには烏滸がましいものですから、
薄紫の履歴書、くらいと言わせてくださいね。


そして現在へ

こちらのnoteでは、私のこれまでの接客業経験や、経営する「ワインバー夜間飛行」での日々を通して見える景色や、所見を書き留めてまいります。
《おもてなし》や《接客》についての記事が多くなる予感。
すべては私の教科書として、公開するものです。
ご関心をお寄せいただきましたらば、この上ない喜びです。
どうぞよろしくお願いいたします。

リンク先(ぜひご高覧ください)

〇所属先や在職期間も記載した詳細な経歴(wantedly)
 https://www.wantedly.com/id/tomoya_ohari

〇私が経営する「ワインバー夜間飛行」について
〈Instagram〉https://www.instagram.com/winebar_night_flight/
〈Facebook〉https://www.facebook.com/cafebar.night.flight/
〈旧twitter〉https://twitter.com/baryakanhikou
〈所在地〉 〒010-0912 秋田県秋田市保戸野通町7丁目1番地
      ワインバー夜間飛行
      cafebar.night.flight@gmail.com

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