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AAPA『トーク・ミーティング』2024 (vol.4)

AAPA『からだの対話の場をひらく』では、6月に北千住BUoYで行う展示とパフォーマンスに向けて、月1ワークショップ「触れる/触れられる」体験も振り返りながら、月1ペースで「からだが感じること」について話を聞く『トーク・ミーティング』を行っています。

次回、3月20日(水祝)の『トーク・ミーティング vol.4』の概要と予約フォームは以下の通り。アートプロジェクト「ファンタジア!ファンタジア!」の活動拠点でもある、東向島 (東京都墨田区) の「藝とスタジオ」で行います。

少人数の会になりますが、テーマを少しずつ深めて積み重ねていく時間になれば嬉しいです。


実施概要

AAPA『トーク・ミーティング』vol.4
日時: 2024年 3月 20日(水祝) 18時~20時
スピーカー: 永井美里 (*オンライン参加)、古茂田梨乃
モデレーター: 長谷川祐輔(哲学のテーブル)

料金: 1000円(*月1ワークショップ参加者は500円)
会場: 藝とスタジオ(東武線 東向島駅 徒歩7分)

スピーカーより (永井美里)

あらためてAAPAでは何を「ダンス」と呼んでいるのか、踊るときにどのように「からだ」を捉えているのか、言葉にしてみたいと思います。

ダンスの『振付』という言葉にある「振る」からは、『間 (空間、時間)』を繰り返し行き来する動きのイメージが湧いてきます。
他者のからだの感覚が自分に「うつる」とき、からだの感覚が動きに「あらわれる」とき、ダンスは何かと何かの『間』にあると感じます。
例えば、自身のからだと意識との間に。ともに踊る他者と自分との間に。

誰かの踊りを見る/見られるときも、間にダンスが浮かぶ(創り出される)ように感じます。
ダンサーふたりの経験を話すことから始めて、参加者の方それぞれの体験や疑問も共有していく場になればと思います。

予約方法

以下のフォームより、ご予約ください。(定員10名程度)

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次回の予定

4/14(日)と5/18(土)に、2回に渡る内容として『トーク・ミーティング』vol.5 / vol.6 を行います。詳細は、以下のページでご確認ください。

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過去の実施記録

AAPA『トーク・ミーティング』vol.1
日時: 2023年 12月 24日(日) 19時~21時
スピーカー: 上本竜平(AAPA)
モデレーター: 長谷川祐輔(哲学のテーブル
【 詳細 】
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AAPA『トーク・ミーティング』vol.2

日時: 2024年 1月 21日(日) 18時~20時
スピーカー: 小野愛(美術家)
モデレーター: 上本竜平(AAPA)

vol.2 スピーカーより(小野愛):
AAPA『からだの対話の場をひらく』で行われるワークショップやトークに参加する中で「触れる/触れられる」について考えたことを制作に取り入れ、2024年6月に北千住BUoYでインスタレーション作品の展示を行います。
今回は、作品制作や日常生活の中で「からだが感じること」と、実際にワークショップに参加して感じたことを、お話しできたらと思います。
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AAPA『トーク・ミーティング』vol.3
日時: 2024年 2月 17日(土) 19時~21時
スピーカー: 佐藤鈴奈(俳優)・長谷川祐輔(哲学のテーブル)
モデレーター: 上本竜平(AAPA)

vol.3 モデレーターより (上本竜平):
今回は、短編戯曲(モーリス・メーテルリンク『Ineterior』)をもとにしたパフォーマンスを6月に北千住のBUoYで行うことと関連して、「他者の言葉」を「自分の言葉」として話すことについて、対話をします。

通常の演劇の戯曲(台詞)は「他者の言葉」と言えるものですが、もともと『言葉』は誰かのものではなく共有物なので、「これは自分の言葉」と信じて疑わないことは難しいと感じています。
(『声』や『音』が、これは自分のものだと感じるのと比べても)

月1ワークショップで行ったコンタクト・インプロビゼーション (CI) のワークや「触れる/触れられる」行為の体験を振り返りながら、他者の感覚が自分のからだに「うつる」こと、言葉によって自分のからだの感覚が「あらわれる」ことについて、スピーカーのふたり(俳優、哲学者)の活動や経験の紹介を交えて話せればと思います。
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