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婦人科系の病について

少しご無沙汰の更新になってしまいました。

ちょっとホッとしてしまったからなのか、実家に帰った際にどうやら風邪か扁桃炎になってしまったようで、暫く寝込んでいました。未だに喉のあたりはイガイガが残ったままなので、扁桃炎かなと思っています。歳なのか治りが悪いです、まったくもう。

で、実は地味な体調不良はずっとありまして。

わたしの中ではカウントしていない体調不良なのですけど。ただ、こういう記事を時折目にすると、思わず自身の体験も書いておかずにはいられなくなりました。

この記事の彼女の場合は子宮体がんだったそうですが、わたしの場合は子宮頸がんでした。

もうかれこれ7年近く前、不正出血が増えてきたりおりものの様子がおかしかったりが続いたので、婦人科検診を受けた結果、わたしの場合は本当に幸いして先生が異変を見つけてくださいました。

おかげで大きな病院を紹介いただき、よい先生にめぐり会えて、腺がんになる直前に食い止めることができたので、円錐切除術2回で子宮頸がん自体は完治しました。

がんにはわかりやすくいうと3種類あるそうで、上皮がん・腺がん・どちらかの判断が下せない合いの子、だそうです。腺がんの場合はもう転移とかいろいろ疑いも出てくるんですが、上皮がんの場合は切れば治る可能性が高いのです。胃がんとか食道がんとかも上皮がんのうち。子宮頚がんも同じくです。

わたしの場合はどちらが判断がつきにくいタイミングだったのですが、切除術を行うことで腺がんまでにはいってなかったことがわかり、自分の体の異変には気をつけておいて損はないとつくづく思いました。

で、そのときから担当していただいている先生に今も診てもらっています。それは何故かというと、子宮筋腫です。

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超絶ひどかった生理痛の原因は実は子宮頸がんだったみたいで、生理痛は術後すっかりなくなったのですが、筋腫もたまに影響していたようでした。幸い悪性ではないのでずっと温存しています。でも数年単位で数mmずつ大きくはなってきています。

で、ここ2年ぐらい時折結構ひどいPMS(月経前症候群)があり、この記事の彼女のように40センチもある夜用ナプキンが10分で血の海という事態。これが結構頻発するようになりました。

さすがにやばいと思い、先生に相談。まずはホルモン剤を飲むところからスタート。ディナゲストのジェネリック版ジェノゲストを朝晩飲むことになりました。

飲み始めてからはそこまでひどくはならないものの、逆に違うしんどさがスタート…。
1)少量だけど生理がものすごく早くスタートする
2)終わってからもしばらく少量だけど続く
3)結果的に出血しない日は毎月1週間程度
これでも仕方ないかと思って飲んでいたのですが、昨年後半から事態はまた変わってきました。

生理の量が再び増え始めたのです。また40cm夜用ナプキンが1時間で血の海に染まり、それが3日~5日続く状態。収まっても結局ずっと出血。

その頃、ジムに通い始めて改めて気づいたことがもうひとつ。わたしの下腹部ぽっこりは腹筋がないことが理由なのではなく、子宮筋腫が大きくなっていてぽっこり出てきているということ。他の部位は筋肉がついてきているのに、そのぽっこりだけ全く変わらないのです。

そして年明けの診察の際、先生と相談して「注射で閉経に持っていく」という話になりました。そして毎月1回打ったのがこの注射です。

結構軽く考えていたのですが、副作用として「更年期障害」があるんですよね。

自分としてはそのうち来るだろうけど、まぁまだまだ先って思っていたのが、この注射のおかげで思いがけなく早く来てしまいました。つまりエストロゲンを急激に低下させてるからなんですね、これ。

寝つき悪い、寝汗ひどい、手の先は冷えるのに身体は汗かいてる、のぼせた感じ等。自律神経の異常なわけです。でもって、時が来ればおさまってくる、と。

自然発生的なものだったら「まーもう歳だからなー」と半ばあきらめもつくけど、副作用で起きてるというのがなんとももどかしく。イライラするときもあるんだけど、これもひょっとして副作用か!とか思ったりもして。

先日久し振りに寝込み、その後こんな状態なので、なかなかエンジンがかかりませんが、生きていくためにはそうも言ってられないので頑張りますよ!

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婦人科系の病気は、意外な異変が早い気づきになることもあるので、女性はちゃんと向き合ったほうがいいと思います、つくづく。

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