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散文

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コラム、エッセイなど文章中心のノート。
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12月、毎日自分の作品から10作紹介する記事を書いている

12月、毎日自分の作品から10作紹介する記事を書いている

12月は毎日、自分の作品から10作紹介する記事を書いている。
単純に「こんな作品作りましたよ」というのではなく、もう少しジャンルを絞って「今日は私の活動ジャンルAの作品群から10作!」という方式で紹介している。

たとえば
◆掌編250作からオススメを10作
◆100本以上のストリートビュー散歩記事から10本
◆第76回まで公開中の文房具エッセイマンガから10本
◆270記事ある本の感想ブログから

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新しい私のかたちうつしだす、認知の光あつめる鏡

新しい私のかたちうつしだす、認知の光あつめる鏡

Achiですこんにちは。この文章を読みに来てくださってありがとうございます。

この記事はゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2023 16日めの記事です。
15日目はYujin6さんの「ゆサDマイクラ鯖がこの先生きのこるには」

17日目はpanotさんの「会社のアイスがしょぼくなった、その後日談」です。

私は本当に私から見えている私であるのか?私がどういう姿をしているのか

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広大なFediverseから飛び出たハトがヒトに会いに行く話。

広大なFediverseから飛び出たハトがヒトに会いに行く話。

Achiと申します。おひとり様鯖「ハトの塒」メイン、Fedibird、mstdn.jp、銀河丼でも発言しています。ハトアイコンを使いハトにまつわる投稿が多いので、ハトアカウントとしてFediverseを飛び回っていますがほかにもハトアイコンアカウントがたくさんいらっしゃるので区別が難しくなってます。そんなとこもハトらしくて好き。

この記事はFediverse Advent Calendar 20

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友人との訣別と、先生との再会(後編)

友人との訣別と、先生との再会(後編)

タイトル画像はデザインアプリ「Adobe Express」上で画像生成AIによって記事の見出し画像をつくる機能を使って作りました。

前後編に分けてしまったので、ぜひ前編もご覧ください。

今回の記事のもとのエピソードはこちら。

ほんの些細な後日譚

1日空いてしまったのは、前後編に分けたうえで改めて考えると「先生に再会した。以上」で大した話じゃないんじゃないか……という疑問がわいてしまったので

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友人との訣別と、先生との再会(前編)

友人との訣別と、先生との再会(前編)

昨日更新したnoteは私にとってつらい思い出だったが、ちゃんとまとめて書けたことと読んでいただけたことでだいぶすっきりした。
オチもなく愉快な話題でもなく、問題も解決しないモヤモヤした内容だがよかったら読んで欲しい。

この記事はその「続き」である。

あの日パンを拾ってくれた友人との訣別
私がとてもつらかったあの日、友人は廊下に散らばったカビたパンを拾い集めてくれた。
小学生の間の親友である。

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「笑え」といわれて泣きながら作った笑顔で撮られたあの日の写真はどうなったんでしょうね。

「笑え」といわれて泣きながら作った笑顔で撮られたあの日の写真はどうなったんでしょうね。

その写真を撮影されている間、私はどういう感情でいたのだろうか。
それを思い出そうと思っても、どうしても思い出せないのだ。

「写真撮影をします。モデルはあなたです」

「今日は授業の予定を変更して、自習の時間にします。本を読んだり他の授業の復習などを各自でするように」
私が小学6年生のある日、教室に入ってきた担任の先生がそう言うと、クラスじゅうにワッと声が上がった。みんな勉強せずに遊ぶ気満々である

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日記のようななにか 2023/9/21~9/30

日記のようななにか 2023/9/21~9/30

「日記のようななにか」というシリーズを始めて1か月、とりあえず一区切り。またそのうち始めるかもしれない。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。

2023年9月21日

新しいYouTubeチャンネルを公開した。「やりましょうよ」と声をかけてから

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みんなで虫を探したよ

みんなで虫を探したよ

カバー画像は虫のいない写真です。池に生えていたガマ!
記事の後半には虫の写真を見せるから苦手な人は無理に見ないでね。

2023年10月、虫を探しに行ってきた参加しているコミュニティにいらっしゃる人が募集していた虫の観察会。
夏に開催された時は「行きたいなあ、どうしようかなあ」とモジモジして参加しなかった。「次あったら、他に用事が無ければ参加しよう」と決めていたので、募集があった時は迷わなかった。

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日記のようななにか 2023/9/11~9/20

日記のようななにか 2023/9/11~9/20

「日記のようななにか」というシリーズを始めてみた。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。

2023年9月11日

旅から帰る日はお土産をえらぶ。街には旅人に選んでもらおうと土産物屋がずらっと並んでいる。

この土産物ストリートはどこまで続いてい

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日記のようななにか 2023/9/1~9/10

日記のようななにか 2023/9/1~9/10

「日記のようななにか」というシリーズを始めてみた。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。

2023年9月1日

今日はどこにも行かなかった。一日中外に出かけることを考えながらインターネットを見て過ごした。この窓の景色は飽きないし、最後のひと葉も

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傷口にぬる、塩

傷口にぬる、塩

ひとすくい傷口にのせ溶ける塩、よかったわたしまだ涙出る

もう何年も前にあいた傷口に塩を塗る行為を続けている。最初は傷口に気づいてすらいなかった私だが、いろいろなものがしみるようになってきてさすがに傷の大きさを知った。

傷は時間で癒されていく。

開いた当時は癒そうと躍起になっていて、怒りや悲しみをすべて塩の結晶にして遠ざけていた。

このごろ私は「傷をいやしたいが無くしたくない」と感じるように

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「SNS」に私は何を求めてるのか?について改めて考えたって話

「SNS」に私は何を求めてるのか?について改めて考えたって話

アイキャッチ画像は自作のテクノ曲「分散フェディバース」のラストのメッセージ。SNSの話のように見せかけて「自分を統一せずに分散していけばいいじゃないか、依存先もキャラクターもたくさんあっていい、ひとりのなかにはひとりしか存在してはいけないわけではないのだから……」という意味を込めたつもりだ。実際自分自身が自分でも把握できておらず、とっちらかって、つかみきれないままだ。私は私の中に何種類いるのか? 

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「私の、偏執的なまでの『日付』へのこだわりについて」考えていたら哲学の本を手に取り始めてしまった

「私の、偏執的なまでの『日付』へのこだわりについて」考えていたら哲学の本を手に取り始めてしまった

やらかしてしまった。5月31日の朝、WEBメディアの新着記事の告知を見て早速記事を読んだ。その時「新着なのか。今日の記事っていう事なのかな。あれ、記事の公開日が見当たらないな……」と私は無意識に公開日情報を探した。

直接編集長にリプライを送れたので、「記事の公開日の記載はないのですか」と尋ねたところ、「(理由があって)出さないようにしている」との回答だった。

私はそこでたぶん自分が強く思い込ん

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読むのはこれ、愛なんだな

読むのはこれ、愛なんだな

「ひとが書いた文章を読む」体験

きのう、ある人のブログを最初から最後まで通しで読み終えた。
同じ人が書いた15年分の文章を一気に読むのはちょっと特別な体験で、私はそのことを自分のブログで記事にした。

本人にも伝えたら「嬉しい」と言ってもらえたのでほっとした。
流石になにも考えずに報告したわけではなくて、相手がそういうのを喜んでくれるタイプだとちょっとわかってて全部読んだところがある。

少し時

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