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アスレティックトレーナー(JSPO-AT)トレーニング指導者(JATI-AATI)のあおしま🏋🏻です。健康と運動の専門家として暮らしに役立つ情報をお届けします。また、鍼灸師として怪我への治療、復帰についても考えていきます。HP🌵http://www.activebody.jp

マガジン

  • ウエイトリフティング × 子供 × 怪我予防

    アスレティックトレーナーの立場から、ウエイトリフティングという競技における怪我予防の視点、子供とトレーニングの関わり方を考えていきます。

  • 毎日の暮らしに、ちょっとの気づき

    ここでは、毎日の暮らしの中で出会う人や、出来事から教えてもらった「ちょっとの気づき」についてシェアしていきたいと思います。

  • コンディショニング × 子供 × 怪我予防

    アスレティックトレーナーの立場から、様々なスポーツ活動でお役立ていただける「コンディショニング」についての知識をご紹介していきます。

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あおしまTR は、アスレティックトレーナーの能力とこれまでの経験を活かして、皆様のお役に立てればと思います。 アスレティックトレーナー活動 講演、セミナー活動 執筆活動 オンライン相談 その他リクエストにお応えします。 [得意な分野] 競技種目 ・ウエイトリフティング ・バスケットボール ・バレーボール ・陸上競技 ・サッカー ・競泳 ・スキー&スノーボード ・その他リクエストに対応します。 活動ジャンル ・成長期に合わせたトレーニングデザイン ・スポーツでの

    • 子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:06 [肘のケガ対策]

      ここでは、肘関節の障害予防のポイントについて考えていきます。 練習時に発生しやすい動作の特徴を理解しましょう。 肘の構造と動き 肘関節は、上腕骨と尺骨そして橈骨によって構成されています。肘の曲げ伸ばしに代表される「屈曲・伸展」の動きが特徴的ですが、これに加えて、掌を自分の顔の側に向ける「回外」という動きと、その逆で膝の上に掌を乗せるように動く「回内」という動きがあります。 私たちが、手のひらで自分の顔を触れることや、パソコンのキーボードに手を置くことができるのは、肘関節

      • 子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:05-2[膝痛対策]

        膝関節の障害予防のポイントについて考えていきます。 使いすぎ症状につながる関節の特徴を理解しましょう。 使い過ぎ症状の特徴使い過ぎ(オーバーユース)症状は、さまざまな競技で聞かれる問題です。これは、ウエイトリフティング競技も例外ではありません。 同じ関節、同じ筋肉組織を繰り返し使う事で、短縮(拘縮)や摩耗が発生するのが特徴です。 ウエイトリフティング競技の場合も関節での障害が多く、対応に苦慮するものばかりです。 しかし、球技系の種目と異なり、発生箇所と症状には、やや特

        • 「脳 × 成功」の関係

          「脳」は、成功した!と感じる「経験」によって、次の目標やチャレンジのあり方を修正します。 ここで言う「成功」は、地位や名誉を手にすることもそうですが、 もっと手前の・・ 「あ、これで良かった!」「嬉しい!」「ワクワクする」 と感じる経験が大事だということです。 「成功した!」と感じる体験を多く持つ人は、 次の機会でも 「成功の予感」が湧きやすくなります。 そして、 挑戦への勇気と本質へのこだわりが育ちます。 さらに、 成功を得るために「選ぶべきでないこと

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        • ウエイトリフティング × 子供 × 怪我予防
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        記事

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話04【脳と睡眠】

          人は、1日 の1/3を寝て過ごします。 これは、人生も1/3は、寝る事に使っているわけです。だとすると、睡眠の取り組みを理解することが、残り2/3の活動時間の良し悪しを決めると言っても過言ではないはずです。 睡眠と回復時間とリズム 疲労を回復する上で、睡眠が不可欠なことは言うまでもありません。筋肉はもちろん、脳や内臓器、免疫機能にとっても重要な回復チャンスです。 睡眠時間の長さには諸説ありますが、厚生労働省では、1-2歳児は11-14時間、3-5歳児は10-13時間、

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話04【脳と睡眠】

          その手が運ぶ先には。

          どんどん先に進むようになる。 その手は、荷物も、人も、 支えられる素敵な力を秘めている。

          その手が運ぶ先には。

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話03【疲労回復と食事】

          普段は、スポーツ管理栄養士さんにお任せしている分野なのですが、成長期の皆さんには、優先的に知ってほしい基礎分野なのでこちらでご紹介します。 食事の構成身体自体の調整を行いつつ、疲労を回復し新たな細胞を作っていくためには、材料となる食事のコントロールが大切になります。成長期のスポーツ選手にとっては、大人以上に食事での支援が大切です。 毎回の食事構成を考える上では、 主食 主菜 副菜 牛乳・乳製品 果物 を揃えられるのが理想です。 小中学生は、給食の献立表が一つのお手本に

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話03【疲労回復と食事】

          触れてみて、わかる、残る。

          触れてわかる優しさは、リアルな感触としてずっと、心に残る。 心の成長は、感動を伴う学びの瞬間に宿る。

          触れてみて、わかる、残る。

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:05-1[膝痛対策]

          アスレティックトレーナーのあおしまです。今回は、膝関節における障害予防のポイントについてご紹介します。 膝の構造 膝は、他の関節に比べて動きの方向が少なく、構成する骨の数も少ない関節です。 ところが、ウエイトリフティング以外の競技種目の現場でも、この部位の痛みや不具合が数多く発生します。 まずは、膝を構成している骨と関節を考えてみましょう。 膝関節は、太ももの骨(大腿骨)と、スネの骨(脛骨)とが中心となって曲げ伸ばし(屈伸)を行います。スネには腓骨と呼ばれる骨もありま

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:05-1[膝痛対策]

          「与えられた今」は、君に届ける「未来」になる

          おそらく、世の中の多くの物事は 「種をまく人」と「それを育てる人」によって動いている気がします。 時間が経過して、実がなり、それが届けられて「実際に食べられる人」も別にいます。 これらの一連は、すべて別々の人 に役割がいくのです。 それでも、種をまく人がいなくちゃ、世の中に食べ物を届けることは始まらないし、 ひょっとしたら、種をまく前に「畑(土)をつくる」人が、別にいたかもしれない。 僕らは、先の人々が残した「あの時の努力」によって「今」を頂いている。 これから

          「与えられた今」は、君に届ける「未来」になる

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話02【身体の調整】

          身体自体の調整筋肉は収縮して力を生み出し、その力を骨に伝えます。骨が関節を介して運動方向が決まり、一つの動作として実行します。 この一連の動きを思い通りに行うには、筋肉があるべき長さまで伸び縮みすること それと同時に、骨が剛性を保ちながら、関節が必要な可動範囲で滑らかに動かせることが必要です。 しかし、疲労を重ねた筋肉組織は、組織の短縮や過緊張を示しています。ここに筋力低下も相まって、関節の可動性が低下した不良な動きを生み出します。 ここで、私が提唱している合言葉は

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話02【身体の調整】

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:04-2 [腰痛対策]

          アスレティックトレーナーのあおしまです。04の続きとして、今回も「腰痛」に注目した、障害予防のポイントについてご紹介します。 1.腰部と骨盤帯のはたらき前回の記事では、重量とそれを支える関節の位置によってそれぞれにかかる負担割合が異なることをご紹介しました。 これを受けて、以下では腰痛の直接的な該当箇所となる脊柱と骨盤帯について考えていきます。 脊柱は、椎骨と呼ばれる骨が複数組み合わされた骨格をしています。この椎骨が、お互いに力を分担して姿勢変化を調整します。特に、腰部

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:04-2 [腰痛対策]

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話01【リカバリー】

          アスレティックトレーナーのあおしまです。ここでは、成長期のお子さんと親御さん、スポーツコーチの皆さんにスポーツ現場でお役立て頂けそうなコンディショニングの話題をご紹介します🏋🏻 1.スポーツ活動のためのリカバリー 私達が、日常生活の中で必要とする体力と、スポーツ活動に打ち込むために必要な体力は、同じ行動体力ですが、必要な量も強さも異なります。 専門的に見れば、筋力や持久力、関節の可動域やバランス力など必要とする能力でさらに違いがあるでしょう。 こうしたスポーツ活動での体

          成長期のスポーツ選手に知って欲しい身体ケアの話01【リカバリー】

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:04-1 [腰痛対策]

          アスレティックトレーナーのあおしまです。03に続き、小中学の成長期にあたるウエイトリフティング選手や、初心者を対象とした怪我予防のポイントについて考えていきます。 今回は特に声の多い「腰痛」に注目してご紹介します。 1.身体的要因とトレーニング要因 ウエイトリフターの怪我に関する調査では、腰痛に対するコメントが実に多く見受けられます。中には、一定期間の練習中止を余儀なくされるほどに発展するケースもあります。 これは成人だけでなく、成長期の選手にとっても骨の成長に直接関

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:04-1 [腰痛対策]

          🌵自己紹介🏋️‍♀️

          こんにちは、アスレティックトレーナーのあおしまです。普段は、中学・高校生や大学生のアスリートのトレーニング指導および、怪我からの競技復帰に関してサポートをするのがお仕事です。加えて、次世代のスポーツ指導者の皆さんや、お父さんお母さん、そして生涯にわたって、運動で健康を保ちたい!と励まれている大人の皆さんにも情報をお届けする仕事をしています。 このnote では、そんな仕事の中で培ったコンディショニングの知識について、私なりの私見と可能な限りのエビデンスを背景に、スポーツ現場

          🌵自己紹介🏋️‍♀️

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:03[怪我予防の視点]

          アスレティックトレーナーのあおしまです。02に続き、小中学の成長期にあたるウエイトリフティング選手や、初心者を対象とした怪我予防のポイントについて考えていきます。 1.突発性外傷と慢性の怪我 ウエイトリフティング競技では怪我発生の機序は、競技経験の長さ(量)によって異なる傾向があります。 初心者や小中学生の選手に起こる怪我の特徴は、突発性の外傷が多く、重量の選択と操作技術のミスマッチによるものが多くみられます。 一方、高校生以上の競技歴を重ねてきている選手は、突発的な

          子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:03[怪我予防の視点]