みやのゆきこ

ニセコ在住の登山家スキーヤーです。心と身体の軸を作り、人生の質を向上させることを目的と…

みやのゆきこ

ニセコ在住の登山家スキーヤーです。心と身体の軸を作り、人生の質を向上させることを目的とした「Infinityウォーキング」を考案し、「ゆっくり歩いて旅へ」をテーマにしています。著書「天岩戸神話を歩く」全国書店&ネットにて絶賛発売中!

マガジン

  • 自分を棚卸し

    誰もが思う「私ってなんだろう?」「何のために生まれたんだろう?」という永遠とも言える謎。ちっせえ時からの自分自身を振り返ることで、その謎解きを始めてみました。「ええっ?そうだったの?」もあるし「なるほど〜ふむふむ」もたくさん。自分を知るって楽しいよ!

  • うったんおばさんの冒険旅行

    キーワードは唯一無二の旅。直感で行動する旅はハプニングも多いけど、その分、忘れられない旅に!国内のみならず、世界各地で経験したハプニング満載な冒険旅行を綴っていきます。私が経験した数々の失敗や、そこから得た教訓が、皆様のお役に立てば嬉しいです!

  • spirits of nature

    spirits of nature…自然を味わう 徒然なる日常生活でふと感じることや思うことなど、画像を交えながら切り取っていきます。

  • 北欧日和

    30年近く通い続けている北欧のこと。人々の生活や文化、風習などなどを感じたままに綴っていきます。

  • 旅をしよう!

    自分だけの唯一無二の旅創り

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初めの一歩

はじめまして!まずは大切な自己紹介から。 職業はというと。 一番メインはスキーガイドです。二番目はピラティスインストラクター、三番目は登山ガイド。その三つの仕事を繋ぎたくて、取り組んでいることが執筆作業です。こんなことをやりながら、登山家として日本はもちろん世界を歩き滑り回っています。ここでは今まで体験してきた数々の旅や、冒険の裏の裏の裏側まで話しちゃおうかなと。 旅を重ねる中で一番強く感じていることがあります。それは、「点」ばかりをめぐっている人が多いこと。「点」とい

    • もうソロソロいいよね…ピンクリボンかがわ県のトークイベントに登壇します

      私が乳がんに罹患した2007年、当時はまだまだガンを隠す時代でした。 この先どうしたら良いのだろう? 生きていけるのだろうか? どんな治療を選べば良いんだろう? というような悩みを打ち明け、情報を得る場所といえば、同じ病気に罹患した人たちが集まる「患者会」でした。 比較的若いときに発症したので(若年性ではないけど)、若い方達が中心になって活動する患者会に入ったんです。 私は積極的に活動をしていたわけではないけれど、そこでもらう情報は、世の中に出回って無いものも多く(今

      • 潜在する創造力を呼び覚ますアートロジィってすごい!

        こんにちは! 桜前線が駆け抜ける日本列島ですが、私の住む北海道は、もう少し先のこと。 今更ながらに日本って南北に長いなぁと感じています。 先日、友達に誘われて「アートロジィ・ワークショップ」というのに参加してきました。 いやいや、驚きと共に楽しいのなんのって! それは一体なんぞや?? ここで簡単に、引用して説明しますね。 アートワークの創作過程の体験! 子供の頃から運動は得意でしたが、美術は大の苦手。マンガを描くのは好きでしたが、ほぼ線画という情けないワタクシです。

        • 心を太く豊かにする冒険〜西表島ジャングル縦走(回顧録)

          前回の記事では、励ましのお言葉やスキをありがとうございました。 「もう元気まんまん!」とまではいきませんが、あれからnoterさんの記事を読んだり、アンテナにビビッと引っかかるコトバを探したりしていたら、段々と「本来の私」を取り戻してきました。 そこで… 本来の私って何だ??と問いかけると。 やっぱり私は冒険が好きなんだなーと。 知らない場所や風景、会ったことない方たちとの巡り合い、それらから始まるワクワクドキドキ感が、心を太くしそして豊かにしてくれるんだ!という気づき

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        記事

          やめる勇気〜大きなリスクを抱える葛藤

          しばらく投稿をお休みしてしまいました。 なぜならば… 前回の投稿の翌日、ショッキングな一報が入り、自分の心が歩みを止めてしまったからです。 私の仕事は四刀流。 今や大谷選手の活躍で二刀流が当たり前な世の中になりつつありますが、さすがに四刀流は、あまりいないかしら? 四刀流の内訳はというと、スキーガイド、スキー教師、登山ガイド、ピラティスインストラクターです。 多岐に渡るので、知識をはじめとした資格維持(金銭的にも)には苦労をしています。中でもガイド業務は体力、気力ともに全

          やめる勇気〜大きなリスクを抱える葛藤

          香川県高松の企画展に参加します!

          香川県高松市は、私にとって第二の故郷と言っても過言ではありません。 闘病中にずーっと支えてくれたのが、そこに暮らす人々であり、土地のエネルギーでした。 ご縁はずーっと続いていて… 3月31日に3周年記念を迎えるi-style(キャンドルとギャラリー)さんの企画展に参加させていただくことになりました。 大病と付き合いながら、スキーや登山そしてピラティスを通じて、さまざまなチャレンジをしてきた経験をもとに、「心と身体の健康・自分の声を聴くキッカケ作り」を目的とした写真展示と

          香川県高松の企画展に参加します!

          いくつになっても好きは好き!

          私のスキーゲストさんたちは、古くからのお馴染みさま。 長い方だと20年を越えるから、ある意味、一緒に年齢を重ねてきました。 ということは… もう良いお年頃の方々なんですよね(笑) 先々週にいらっしゃった3名のお姉さまグループは、平均年齢が、なんと68歳! 一番上のお姉さまは、御年とって75歳でいらっしゃるんです。 ゲレンデを颯爽と滑ることはもちろんのこと、ザックを背負ってシールをつけて雪山へも出かけちゃいます。 さすがに一番上のお姉さまは、フルでハイクアップ(山を登る

          いくつになっても好きは好き!

          ブナ北限の里〜北の大地・黒松内に広がる鮮やかな森

          この冬はいつになく気温差が激しく、まだ二月半ばというのに、東京では春一番が吹いたそうですね。 まだまだフワフワな雪を楽しみたい私ですが、気温が10度近くなる日があると、さすがに春を感じざるを得ません。 そんな訳で春を先取り! いまかいまかと芽吹きを待っている、大好きな「ブナちゃん」のお話です。 私が無類のブナ好きになったのは、2008年の夏のこと。 東日本大震災の翌年、どうしても「今の東北」をこの目で見ておきたくて、青森、秋田、岩手を巡りました。 その道中、かねてから行

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          その閃きを大切に!

          あっという間に2月も半ば、暦の上では春なんですね。 北海道ニセコも、この冬は気温のアップダウンの激しさに苦労しています。ついこの間は明け方に−20度、と思いきや日中はプラス気温…ガイド泣かせの冬になりました。 昨日は羊蹄山へプライベートでバックカントリースキーへ。 スキーは大好きなので、もちろん滑ることは大切ですが、それ以上に大切にしていることがあります。 それは感覚力を高めること。 自然の中はその宝庫と言っても過言ではありません。 特に雪は、その力を何倍にもしてくれ

          その閃きを大切に!

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          ほんわか雪国暮らし

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          【ハプニングも楽しいね⁉︎】インバーカーギルってどこや〜〜〜?

          日本列島、すっぽりと強い冬将軍に包まれてしまいました。 能登半島の被災地がこれ以上の被害に遭わないことを願うばかりです。 そんな中、私の住む北海道ニセコも夜半から暴風雪。 「本日、外へ出るべからず」と自分を封印し(あっ、除雪は別ね)、家の中でぬくぬくしております。 思えば先週の月曜日も天気は大荒れでした。 週末にいらしていたゲストさんたちが東京へ帰る日で、夕方早めにレンタカーで新千歳空港へと旅立っていきました。 千歳方面は遅い夕方あたりから天気が急変したようで、お一人の

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          冬も夏も静かに佇む高層湿原•鏡沼

          気温差の激しい冬ですね… スキーガイドという職業は、毎日天気との闘いで、夜に朝にお天気チェック。 気温が上がって雪が降らない予報だと、突然夜中に「明日どうしよう??」と目が覚めてしまったり。 そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるのが、私にとって大切な場所がある!ということ。 この写真は、先週の土曜日。 ゲストさんをふかふかの雪の中、スキー散歩にお連れしてきました。 ここはニセコ連峰の一角にひっそりと存在する「高層湿原の鏡沼」です。 夏も1時間くらい歩けば訪れることができ

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          深まる対馬の謎〜日本原始の「天道信仰」ってなんぞや??

          新しい年を迎えたと思いきや、あっという間に2週間近く経ちました。 今年こそは「週一投稿を目指します!」と言いたいところですが、冬が一番忙しい季節につき、心に小さく誓っておくだけにしますね(笑)。 本題に入る前に… noterのISSAさんが私の記事「実り豊かな秋の高千穂〜神々との優しい時間」をマガジンに追加してくださいました。 ISSAさんは多彩なる考察力と文章力で、自然や歴史などについて記事を書かれている方。そんなお方の目に留まり、とても嬉しいと共に感謝しつつご報告です。

          深まる対馬の謎〜日本原始の「天道信仰」ってなんぞや??

          不思議な空間、noteの中の一期一会を大切に!

          怒涛の年末年始も明日で一段落!というところまできました。 今さらですが… 新しい一年を迎えることができたことを心から感謝いたします。 そしてお正月早々に日本で起こった自然災害、人災に心を痛めることしかできない中で、改めて「今を大切に丁寧に過ごしていこう」と強く思っています。     **** 年末年始は多くの方とお会いし、一緒にスキーを楽しみました。 スキーとは不思議なもので、何年も会ってなかったり、年に一度しか会わなかったりしても、雪山を共に楽しみだすとあっという間に

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          対馬にそびえる光輝く霊峰・白嶽〜神さまに試される場所

          2023年12月2日 壱岐島での濃密な時間を引きづりつつ、次なる目的地「対馬」に上陸しました。 島の大きさは南北約82km、東西約18kmと細長く、全国で3番目に大きな島です。大陸までの距離、わずか49.5km。 九州本土からは約132kmあるので、どれだけ朝鮮半島との歴史の要になった島なのでしょうか。 古代、日本がまだ倭国と呼ばれていた頃、たびたび朝鮮半島へ進出していました。しかし白村江の戦いで「唐・新羅連合軍」に大敗を喫し、国家存亡の危機に見舞われますが、唐と新羅の関

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          玄界灘にプカっと浮かぶ壱岐島〜驚きが隠せない!

          旅だけじゃなく何か行動を起こすときは、必ずキッカケがありますよね。 アンテナにピン!と引っかかったり、なんか気になって仕方なかったり。 もしかすると忘れていたはずなのに、あれれ?夢に出てきた〜なんてことも。 この旅のキッカケは、昨年乗ったスカイマークの機内誌でした。 コロナ禍の時は機内誌が姿を消していて、それはそれは寂しかったのですが、少しずつ復活していたので、ペラペラとめくっていきました。 私の目に飛び込んできた一枚の写真、それは対馬の「白嶽」から望む日本最大のリアス

          玄界灘にプカっと浮かぶ壱岐島〜驚きが隠せない!