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Essay

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2018年1月の記事一覧

自分スキルのアプリがたくさんインストールされたら、身体からリセットする。

自分スキルのアプリがたくさんインストールされたら、身体からリセットする。

まだ形にまとまらない思いを書く。(また自分語りで恐縮だけど)

わたしは国際協力業界で政府系の仕事や民間企業の仕事を経て、ここ数年は国際協力コンサルタントとして仕事をしている。アフリカは大学生の頃からずっと関わっている。

この業界、専門性というのは重視されるのだけれど、どちらかというとわたしは幅広く何でも屋的にやってきた方だと思う。

コンサルタントなのでプロジェクトベースの仕事だが、新しいプロ

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イヤリングを落とす

イヤリングを落とす

気づいたら、耳たぶにいない。
お気に入りのイヤリング。

わたしはピアスの穴をあけていないので、いつもイヤリングだ。
ショーで踊るときには、いつも軽くて派手に輝くものを、出番直前にきつく締めてから出る。
長時間締めていると耳たぶが痛くなったり、頭痛がしてしまうからだ。

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自分の心を整えることで誰かに優しくできる、と思っていた。

自分の心を整えることで誰かに優しくできる、と思っていた。

自分の心を整えることで誰かに優しくできる、と思っていた。

でも、それだけじゃなかったってことを書きたい。

(本当は、自分のことよりもっと客観的なエッセイを書きたいが、ここ数日の深い思考プロセスについて書くので、もしかしたら似たようなことを経験しているひとに共鳴するかもしれないと思っている)



やりたいことのためには、沸騰するような情熱をもって駆け抜けるようなことをしてきて、昔は自ら自分に

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ビター・スウィート

ビター・スウィート

二本立ての夢を見た。

一本目は、以前すこしだけお付き合いをしていたひととの会話で、もう一本は自分が離婚をすることが決まった話し合いの場だった。
(わたしはこれまで結婚はしていない)

物語の展開はディテールまで覚えていて台詞も覚えているけれど、それは心の中にしまっておく。

優しくもとても悲しくて淋しい気持ちで、朝の光のなかに放りだされた。

二本立ての物語が生まれた理由はよくわかる。

夕べ、

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