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私は家事が好きである


#これからの家族のかたち


 現在、私は求職中である。要するに無職なのだ。

 先月末に会社を退職し今に至るのだが、特に精神を病んだり体を壊しての退職ではない。私自身の想定が甘かったのだが、実際に働いてみて環境や職種が自身に合っていないと感じ、転職1年という節目で退職したのだ。あのまま無理して働き続けていたら精神を病んだいたかも知れないと思うと退職を決断した自身を褒めたい。

 仕事をしていない現在は、日々家事全般を私が担当し奥さんには全力で働いてもらっている。奥さんは仕事が楽しいらしく果敢に難題へ挑んでいるようだ。


奥さんと私の「働く」について

 これまで世帯の主たる収入を私が担ってきたが、そんな私が仕事をしていなくても日々は回っていく。収入の面でも失業手当などでマイナスにならないよう年間でやり繰りすれば当面は問題ない。
 実際私は働きたい意欲がある為、次の仕事に対ししっかりと考えている訳だが今の生活を体験できたのは中々の発見である。つまり失業手当分よりももう少し収入を得ることができれば良いのだ。もちろん将来への備えや大きな買い物をする際に不安はあるものの、教育費の積立や老後の為の資産形成は行いつつ何とかやっていけるのでは無いかと感じる。

 つまり私が
 健康を削ってまで稼ぐ必要はない

と感じることができたのである。本心では稼ぎたいと考えているが、それはこの際置いておくとして、これまでの私は「自分が稼がねば家族が大変なことになる」と盲目的に考えていた。(本気でそう思っていた)

 しかし、奥さんも働いていることから私1人で頑張る必要もないと実感できたのだ。この心境に至ってみれば違和感ないのだが、理解できない状況では全くそう思えなかった。


子供達と私の毎日について

 毎日保育園の送り迎えをし、食事をさせ、娘の髪をブラッシングし、息子とゲームし、寝かしつけるという日々を過ごしていると時々で腹が立つこともあるが「ストレス」は全くない

 子供を寝かしつけた後に洗濯や洗い物などを行い、家中整った状態で朝を迎えるのは最高の気分である。子供達と合わせて早起きをし、掃除機をかけ時間に余裕を持って保育園に向かうという贅沢な日々を過ごしている。

 このような日々を過ごして改めて思うが、私は家事が好きなのだ。正確には日々のルーティーンの流れを良くすることが好きなのだ。家事でこれらを行うと明確に奥さんの助けになっていることが実感できるのも良い。

 なるほど。今これを書きつつ私は他人への奉仕が好きな性分のようだ。営業マン時代は自身の営業活動を通して他人への奉仕ができていると考えていたが、そう思い込めなかったのだ。他人への奉仕とは建前で、営業に求められるのは当然売上という成果だからだ。つまり他人への奉仕と考えなければ売上をあげる行動を起こせなかったとも言えるだろう。


 現在の毎日は家族としてかなりよく回っていると感じるが、今後もこれを大きく崩さないような就業環境を目指す必要があるだろう。これは家族の為というより自分の為である。

 更には現在東京在住だが、現在の日々を継続させる為に「どこに住むか」も再検討しても良いかも知れない。それほどまでに東京の家賃相場は高いのだ。特に意識をしてこなかったが、移住という選択肢も取れるからこそ家族(自分)を軸に思考を深めていくのもよさそうだ。


ありがとうございました!

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