この世に天職なんぞございません
今回ピックアップした雑誌は
日経ウーマン５月号です

私は今から30年前に本業だけでは
生活していけなくて…

夫が亡くなり母子家庭になり
仕方がなく派遣の仕事を
始めました
きっかけは「お金」です
しかし…こういったスキルもなく
あるのは飲食店でアルバイト
していた経験のある
接客業務くらい…
とりあえず派遣会社の面接に
を受けることにしました

当時私の年齢は37？38歳だったかな～
そこで採用になったのですが
そこで教えられた研修？が
まずトレーの持ち方
そして…フルコースの場合の
セッティングの仕方
(これはフランス料理？のフルコースだったと思うのだが…)全て
専門学校で習った事ばかりでした
特にホテルでの派遣のため
マナーが厳しいのは当たり前だし
料理をお客様に出すタイミング
や細かいことがたくさんあります
このホテルをAとします
このホテルは働いてるシェフの態度が怠慢でした。変な所にプライドが
ありそして偏屈な変わり者ばかり
パートのおばちゃん達は笑顔が
ステキな人達ばかりでした
ここには派遣なのか？わかりませんが…ホテル側で雇った若者5人が
いたのですが…笑顔なんて一度も
見たことはありませんでしたね～

若いと言っても…23 歳ですよ…
ただ…愚痴っていたのは就活していたらしいのですが…不採用ばかり
だと愚痴ってました。
でもその人達にも生活がかかっているため働かざる得ないという現実
耳をダンボにして聞いてると…
「自分達は特別なんだ…だってキャリアは私達の方が上だし…」
とアホな事を言ってました～
いろいろと仕事をこなして最後に
先輩達は「これだけは難しいぞ～」と、飲み放題のドリンクバーに設置
している飲み物を入れるマシーンの
洗浄が難しいとのこと
でも…私の家系は毒親の父親が
職人体質のせいで「一回で覚えろ」というスパルタ教育法？のおかげで
先輩面する女がやり方を見せてくれた。
私と同期の男性で見ていたけど…
私はその先輩面した女の鼻をへし折りたい気分を心にしまい込んで
先輩面した女に対して
「こんなの簡単じゃない〜。まぁ明日やってみます」と言い放って
その場は解散しました
実は私の性格は負けず嫌いそして
気が強いのですよ～
翌日例の飲み物マシーンの洗浄を
先輩達は私を中心にして円を描くように丸く並び「これでできなかったら大笑いしてやる」とでもという態度丸出しの中マシーンの洗浄していく私
最後に「ざっとこんなもんよ!」
先輩達は唖然としてその場から皆
離れていき自分達の仕事場探しを
してる姿を見て私と同僚の男性は
下を向いて笑っていた
私はそのホテルにはこの時だけ
2度と行かなくなった
指名されても派遣会社にNGを
提出していたのだから…
しかし…今だにここのホテルの
飲み会に誘われるという…
１度も行ってませんが…

今でも覚えてるのは
私は当日、韓国語と英語が
話せるということで他の人よりも時給が高かった。
韓国語はこの頃に韓流ドラマに
ハマり韓国語を習っていたのと
付き合っていた彼氏が韓国人
だったのがきっかけです
英語は海外ドラマが大好きで
特にこの頃は映画も好きで
字幕映画をみていたのですが…
「字幕を見ないでわかるように
なりたい」と駅前留学？で
覚えました
しかし…これがあとになって
ミラクルを起こすとは？
「誰でもできる仕事なんて
代わりはいくらでもいる
それに付加価値をつければ
お金が稼げる」と悟ったのです
そのおかげでホテルの？
支配人よりも観光客達が
私に話しかけられる事が増えて
おまけに予約の事もお客様に
いわれる始末…
本物の支配人の立場なしです
そして当然ながら若い人が
派遣からきてました
しかし…細かい気遣いができないため全て私が仕切ることに

派遣なので…いろいろなホテルに派遣されました。
一番思い出深いのは
中の島公園に近いそびえ立つ
とあるホテルは派遣の人達
が入る場所がまるでトンネル
クルクル曲がるし暗いため
わかりづらくやっと辿り着いたら
なんとは着替えは老若男女
関係なくその場で着替え
以前派遣されたホテルより
サイテー
着替えが終わると現場に直行
すると…自分よりも若い女の子から指導されてなんとその時は
クローク係…
他にもたくさん派遣された人が
いるのに？なんで私だけが？
と思いながらもテキパキと
仕事をこなしていく私
この日は結婚式があり多数の
来客の対応に忙しく…
クロークもてんやわんや状態
でも…私はスナックで働いていた時に全て教えられたのです
このクローク係も経験済み
クラブやスナックで働いていた経験が
ここで活かされていて
最後に偉い？人が来て
クロークの方に来ては
クローゼットやカウンター
の中やテーブルを見て
一言「間違えや忘れ物はないと見た」とマネージャー(あとから
聞かされて知った)確認し終わり
他の派遣のメンバーが驚いていたのを覚えてる

この時にもう私は時給が
7,000円でした…
こんな高額な時給なのにも
かかわらず他からのホテルから
指名されて派遣で行っても
雑な扱いをされなくなりました
雑な扱いとは…
個人的な意見ですが…
クローク係はこなくなりました
代わりにホール係や受付補助をしていました。
英語も韓国語もとにかく
必死になって覚えたかいが
ありました。
私にとって無駄ではなかったから。
それは今だから言えることなのです

参考までにこの動画観て下さい

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