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井戸の中にいるカエルさん

こんにちは、愛音です。

井戸の中にいるカエルさんは海の広さを知らなくて可哀想なのか?狭い井戸の中でしか暮らせないのは窮屈じゃないのか?もっともっと広い場所で自由に生きるべきなのか?

私はそう思ったことはないです。多分この言葉を知ったときも不自由とか世間知らず、と連想したことがなかったかも。

なぜならカエルさんは井戸の中で自分の世界を自分らしく生きていると思ったからです。
たとえその井戸が狭くても、汚れていても、絶対井戸の外に出られないようなものでも。このカエルさんの幸せはカエルさんだけが分かるんですよね。

自分の幸せは自分が感じたらそれが幸せなんですよ

今も昔も井戸の中に住んでいます。他の人は狭い井戸からはとっくに出て、広い海も大きな空も知っている。それを羨ましいと思ったり、妬んだ時期も正直ありました。

だけど今は障害福祉の世界が好きです。障害を持つ利用者さんと関わるのもピアサポーターとしての仕事、どちらも好きです。生き甲斐なんです。
祝日も関係なく仕事があります。他の職員とのすれ違いや溝があることでここまで精神面が落ちてしまいましたが、話を聞いてくれる上司らもいます。
なによりも、自分で選んだ道なんです。ピアサポーター、福祉の世界で働くことは。やりたい!これなら!そう思って飛び込んだ。辛いことはあるけれど後悔していません。

気がついたときからここで泳いでいる
ぴちゃぴちゃ、ちゃぷちゃぷ、
周りには高い壁がある
どうやら壁を超えると海とやらに行けるらしい
ぴちゃぴちゃ、ちゃぷちゃぷ、
海かあ、海ですか、
広いという噂だけれど…
ぴちゃぴちゃ、ちゃぷちゃぷ、
私にはこの広さがちょうどいいのさ
ぴちゃぴちゃ、ちゃぷちゃぷ、
ケロケロ♪

*愛音*

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