ピアサポーターになり3年目になります

小、中学生の時は心理カウンセラーになりたかった
でも不登校になり、精神疾患を背負うと
夢なんて一切見なくなった

障害は治らないのに、夢なんて見るだけ無駄
なにやっても上手くいくわけないじゃん

それでもなんでかしぶとく生き続けました

そしてピアサポーターを知り
絶対になる！と強く決めました
なんの迷いもなく即決
どのくらい大変とかどんな役割かも分かってない
だけど夢にしました

155時間の研修を終えて無事修了
ピアサポーターになれたんです

そして運命がクルリ、クルクル、と動きました
ピアの実習先と関わりのあった地活のセンター長から
ボランティアに誘われたんです
この時は就職先もなにもなく、とにかく経験を積みたい

「やらせてください！」

そのボランティアとは地活のプログラムの
司会進行役(ファシリテーター)
私の他にも2人ピアサポーターがいての活動です

始めは何にもできなくて
オロオロしてて、先輩ピアに指導されて反省……
でも回を重ねるごとにやり方が分かって進められる
先輩からも任せる、と言ってもらえるまでに

そして今日、その地活ボランティアから卒業します

就職が決まったのでボランティアをして、
仕事もやって、は無理が出ます
だから一応、卒業という形をとります

この地活は間違いなく私の夢のスタート地点

ここがなかったらファシリテーターの技術も得ず
講演の楽しさと緊張も知らずでした

なんて素敵な出会いだったのだろう………！！

しぶとく生きていたのは
きっとここで活動して力をつけるため
その力を使い今後より良い仕事が出来る
そんな自信が付きました

最後、なんだかうっすら涙が登場しそうだけど
笑顔でみんなにありがとう、を伝えます

さあ、スタート地点から一歩踏み出そう

＊愛音＊