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バイオガス発電。CO2排出での地球温暖化を受けて、給食の食べ残しで発電へ。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
人間が長年に渡り、様々な分野でCO2を排出してきたことで、地球温暖化が止まらず、豪雨や山火事、洪水など災害が発生しやすくなり、人へと跳ね返ってきているこの社会問題。

この地球温暖化を止めたくても、電力は大事な生活の一部で、どうしてもCO2が多く排出される発電に、頼らざるおえないのが、目の前の現状だと思います。

そんな中で給食の食べ残しを使って発電する、エコなバイオガス発電というものがあることを知りました。

一体どういうものなのでしょうか?今回はバイオガス発電を取り入れているところを紹介しながら、このことを発信していきます。

バイオガス発電を取り入れている山形県

山形県天童市は新年度の学校給食が開始した2023年4月11日、天童市内の小中学校から集めた給食の食べ残しを、バイオガス発電用のリサイクル資源として有効活用する活動をスタートしました。この日は細かく砕いて脱水された給食の食べ残し70kgが、天童市学校給食センターから事業者へと引き渡されたということです。

生ごみのフル活用以外にも、従来焼却処分の時に排出していたCO2を抑制し、ごみ処理費用の削減にも結び付けます。子ども達に身近にある学校給食を資源化することで、環境問題への関心も向上させたい狙いです。

バイオガス発電は、食品廃棄物や家畜のふんなどを発酵させて発生するガスを集めて、それを燃料に活かして発電します。石炭や石油を使用した発電と比較しても、CO2の排出量を大幅に抑えられるといいます。風力や太陽光など、他の再生可能なエネルギーと違い、天候に左右されないところもメリットに挙げられます。

天童市の小中学校など18施設から集められた給食の食べ残しは、2022年度には1日平均でおよそ140kgにも上りました。コロナ禍を経ての影響もあって、食べ残しは増加傾向です。2023年度からはバイオガス発電事業に励む山形県天童市にある天童環境に給食の食べ残しの処理を委託しました。

天童市学校給食センターでは年間約28トンの食べ残しを焼却処分していますが、この活動によって焼却処分にかかる費用が3割ほど減少させられます。

天童市学校給食センターで粉砕・脱水処理が行われ、天童環境がリサイクル資源として集めました。山形県米沢市内のバイオガスプラントで発電し、電気は電力会社を介して販売される見込みです。

参考:学校給食の食べ残しからバイオガス 発電の燃料に活用 山形 NEWS WEB(2023年)

このバイオガス発電の活動は天童市が2022年、CO2排出量実質ゼロを掲げる「ゼロカーボンシティ」を宣誓したことを契機に打ち出されました。天童市学校給食センターの副所長の男性は「給食の食べ残しが発電をする資源になるので良い活動だと思います。ごみや環境問題に関して子ども達がごみのことを考える機会にして貰いたいです」と期待を込めました。

私が子どもの頃は、


学校に焼却炉があって、掃除の時間になると焼却炉に持って行って、掃除で出たゴミをじゃんじゃん燃やしていました。学校の美化活動で草むしりした時に出た草も、焼却炉に燃やしに行っていました。

私が焼却炉が怖かったのは、中学生の時に理科の先生が授業で、「この地域は焼却炉もあって、酸性雨が降っていますから、それに濡れて当たり続けると、将来間違いなくハゲますよ」と言われて、何年も雨で濡れてしまった時に、頭を自然と守ったりとか、本当に雨自体がかなり怖かったです。

現在はどうなのか分かりませんが、だいぶ前から学校に焼却炉はもう無いと聞きました。それでもCO2の排出のことはありますよね。

バイオガス発電は、どうしても給食は食べ残しがあるので、それを有効活用する点ではとても良いと思います。

この記事では山形県を取り上げましたが、他の県でもバイオガス発電は行われているみたいです。少しずつ環境に良い、社会にしていきたいですね。


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