見出し画像

2024.2.9 『夜明けのすべて』。映画鑑賞感想文。

私は約1年前に、会社のAKARIに、この映画の記事を書きました。↓

今日は1年以上前から楽しみにしていた、『夜明けのすべて』を初日に観に行きました。休みを取って観に行きました。

私の中で刺さった部分、TVや雑誌などの番宣で気になったシーンを綴りたいと思います。

この記事のほとんどは、Twitterに挙げたものになりますので、感想文が短文構成です。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私の仕事はWEBライターで、生きづらさ・働きづらさを感じている人に寄り添う様な記事を書いて、それを仕事にしている。それだけに、#生きづらさ に寄り添う、『#夜明けのすべて』には惹かれるものがあった。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私は、#PMS というか、PMDDで、症状が藤沢さんの様に年々重たく、イライラと過食。特に過眠が酷い。睡魔には生理が終わった1〜2週間以外は、ずっと睡魔に支配されている。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

#PMS の睡魔の支配は恐ろしく、生理前は常に眠く、生理前かつ寝るのが遅い日があると、眠さで藤沢さんと同じ様に仕事を失敗してしまうことがある。生理前は22時半に寝る日があるのもザラだ。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

イライラもとにかく、#PMS の時はしやすい。劇中にあった藤沢さんは、山添君の飲む炭酸のキャップを開けるのにイライラするの、凄く分かる。私もPMSと、左耳の感音性難聴で音に敏感だから。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私も、#PMS でピルを飲みたいと何度も思ったが、私は体質的に飲めない。藤沢さんは漢方や薬、ハーブティーを飲んでる。それでもどうしようもないところが、PMSの厄介なところだ。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私は二十歳から2年間、150件以上面接に行っていた。ずっと落ち続けても、本当に起き上がれなくなるまて、探し続けた。藤沢さんがせっせと履歴書を書いて、写真を貼るのも懐かしさを感じた。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

山添君がパニック発作を職場で起こし、藤沢さんが薬を渡すところ。雑誌で観た、本当に発作を誘発し、過換気症候群を引き起こしかねず、救急隊員が近くに居たというが、それ位鬼気迫る演技でした。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

藤沢さんが山添君の自宅を最初に訪れた時、「もしかして、#パニック障害?」と聞いた後の、確か「しんどかったら、お互い無理をせずに頑張っていこう」がスキ。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

「私も #PMS 、があるの」と藤沢さんが話した後に、山添君は「あ、女の人のですよね?」と言って。藤沢さんは、#パニック障害 の人のブログを、山添君がメンクリでPMSの本を借りて。それからが最高の理解者に。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私は、#パニック障害 ではないけど、20代の頃、どうしようもなく、電車が怖いことがあった。飲食店にも入れない時もあった。私も最初は人が余り居ない時間帯に利用して、身体に慣れさせた。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

山添君の髪を切るシーン。藤沢さんは自転車を持って来た。確かに髪を切るシーンは、「揃えるだけ」ではなく、ジョキジョキ。マネキンで練習したというが、確かに耳が大丈夫か心配になる音。でも笑い声など、とても良いシーン。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

自転車もキーマンになるアイテム。PMSを理解した山添君が、藤沢さんに「深呼吸しましょう」と言って、藤沢さんはイライラするけど、そこから二人の横並びという名シーンが次々と生まれていく。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

公開の数日前に、お守り型のグッズが追加されて、なぜか分かっていなかったけど、それが山添君の彼女が、藤沢さんがいるから彼は安心という気持ちになる。こちらも良いシーンでした。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

#PMS の体調不良で早退した藤沢さんの忘れ物を山添君が自転車で届けるシーン。その前に山添君が、「3回に1回なら藤沢さんを助けられる」の言葉が、活きて、予告で観た各シーンが繋がりました。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

大福や漬物など、さり気ないおせっかいができる藤沢さん。それが良い感じに山添君にも変化をもたらし、たい焼きを買って、栗田科学に戻るシーンも凄く好きです。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

雑誌で読んでた、山添君が外で藤沢さんの移動式のプラネタリウムの進行を聞くシーン。確かに上白石さんが、「オーマイガー」と言う通り、山添君の表情が二人が歩いた関係性を象徴していた。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

藤沢さんが山添君の前から居なくなっても、「藤沢さんと一緒に働けて良かった」という心の声は、本当に素敵な同志だったと感じるシーン。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

一緒に仕事終わりに山添君は自転車を押して、二人で肉まん?を食べながら歩いて帰ったり、歩道橋で星座を探すシーンは、本編でも好きなシーンですね。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

私は最近、#PMS と仕事が自分のキャパを超える位、忙しく、精神面でも良くなかった。でも、『#夜明けのすべて』を観て錆びついた心を癒やし、「この作品に出会えて良かった」と思いました。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

昨日書き忘れた話です。上白石さんが、山添君が #パニック発作 を職場で起こし、藤沢さんが薬を渡すシーンで、手が少し触れた時本当に冷たくて。髪を切るシーンでは、耳まで真っ赤で、「凄い!」と雑誌で話されていたのも印象的でした。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

山添君の髪を切るシーンがあった後、北斗君は一応美容院へ。そこで、「スゴいですね。バッサリいきましたね」と言われたそう。確かに結構なボリュームの藤沢さんのカットでした。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

#PMS に関して分かる様になった、山添君。「今PMSだろうなと前兆、分かります」。藤沢さんから「気持ち悪い」と言われても、「それはPMSだけですよ」と返す優しい山添君。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

「#パニック障害 になって良かったことは?」。「逆に、#PMS になって良かったことは?」など、他愛のない会話もできる、藤沢さんと山添君の心地よい関係性。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

二人で歩く帰り道。生クリームが嫌い以外にも、「タコ」が嫌いな山添君。「自分のことが嫌い。先が分からないから」と話す山添君に、「悲観しなくていいよ」と、藤沢さんが優しくフォロー。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

移動式のプラネタリウムを作る時に、藤沢さんが解説で、山添君が原稿担当で。二人が、「こうじゃない、ああじゃない」と話していると、それを見守っている、温かい栗田社長の笑顔。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

転職を決めていた山添君。最初はどこか覇気のない、無気力さがあったけど、移動式のプラネタリウムに携わって、「栗田科学に残ります」と活き活きと話す山添君を観て、涙を浮かべる前の職場の辻本さんには共感しました。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

藤沢さんは誰も居ない時に栗田社長に辞表を渡して、山添君に「仕事辞めるの」、「あ、転職決まったんですね、どんな仕事ですか?」、「地方紙のインタビューや取材」、「それ、楽しそうですね」。ここまで話せる様になっていた二人の関係性が好き。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

これは雑誌で読んだ話ですが、藤沢さんが山添君の髪を切る前に、朝ドラ[カムカムエヴリバディ]で、実は髪を切るシーンの予定があって、撮影上の問題で実現しなかった。「上白石さん、バリカンでの散髪の準備してたんじゃないかな?」。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

後は藤沢さんから、「何かありきたりじゃない?」と言われ、移動式のプラネタリウムの原稿が浮かばない山添君に、「あのおじいちゃんが宇宙に行く映画観た?」、「指をこうするの観た?」、「いや、観たことありません」。「もっと宇宙について勉強しなきゃ駄目だよ」の会話も好き。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった


『#夜明けのすべて』の中に出て来る、#パーキンソン病 は、神経の難病で、発症する原因物質は「#αシヌクレイン」で、その治療法には、#脳深部電気刺激療法(#DBS)や、#集束超音波治療(#FUS)、歩行リハビリなとがあります。パーキンソン病の記事は5つ書きました。

#映画夜明けのすべて出会えてよかった

山添君がメンクリでしたいと話した、#行動療法(#認知行動療法)。「記事で書いた内容だった様な?」と思い確認したら、まだ掲載されていない線維筋痛症と乳がんので書きました。多分記事は2024年5月下旬までには全部載ると思います。


それ以外に雑誌を読んでいて、好きだったシーンは、

藤沢さんのポテトチップスの食べ方ですね。本当にあの食べ方は衝撃的でした。後山添君のヘルメットの姿。山添君はパニック障害でも、地震や停電は怖くないらしい。

ライター面で言えば、三宅監督が、PMSとパニック障害の年表を作ったという話は、「私も読みたい!」と思いましたし、パンフレットのキャラクターの深堀り紹介も、読み応えがありました。本編で気になっていた、藤沢さんのお母さんが、パーキンソン病なのも知れましたし。

テレビの番宣で、「当事者の方が挙げている動画とか、SNSを観ていた」と言っていましたし、私は北斗君が、

しんどいこととかデメリットのタンクが一杯にならないと、良いことは来ない

という話が印象的で、今私はしんどいことが続けて起きているので、「私もタンクが一杯になれば、良いことが来るのかな?」と、前向きな気持ちにさせて頂きました。

テレビでの番宣や、お金はかかりましたが、雑誌祭りも、朝ドラ[カムカム]が大好きだった私には、とても充実した時間となりました。

今日は朝の番宣を観ていたので、他の映画グッズは通販で買いました。後日届きます。

本当に心の処方箋のような、あったかい、優しい気持ちになれた映画でした。

『夜明けのすべて』という作品を作って下さって、関係者の皆様、本当にありがとうございました!!


この記事が参加している募集

ライターの仕事

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?