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『ないならつくろうよ』。2023年3月にお母さん達が立ち上げた、子ども達の放課後スクール。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

こども家庭庁は2023年9月1日、待機児童は2023年4月1日時点で2680人で、2022年と比較して264人減り、調査を開始した1994年以降で最も少なくなりました。

過去最少を更新するのは5年連続となりました。

都道府県別では多い順に、

▽沖縄県が411人

▽埼玉県が347人

▽東京都が286人

▽兵庫県が241人

▽神奈川県が222人

などとなっています。

待機児童がいなかったのは、青森、山形、群馬、栃木、新潟、石川、富山、福井、岐阜、山梨、島根、鳥取、大分、長崎、宮崎の15の県で、2022年から1県増えました。

保育の場では待機児童が減ってきても、学校においては、子ども達の居場所がない場合もあります。この記事で紹介したいのは、子ども達のお母さん達が立ち上げられた、放課後スクールです。

子ども達の個性を伸ばしていく居場所を創りたいと、千葉県いすみ市でお母さん達が手作りの放課後スクールを開所しています。放課後スクールに携わるNPO法人「うみかぜ」代表の女性Aさんは「学校とは異なる学習が可能な居場所にしたい」と笑顔を見せました。

今回は子ども達の放課後スクール『ないならつくろうよ』が立ち上げられた経緯をお話します。

『ないならつくろうよ』の概要


もっと子ども達の個性を大事にし、自己肯定感や好奇心をベースに楽しく学習できる学校があったら-。

2023年3月、ママ友の女性Bさん、女性Cさんと放課後スクール『ないならつくろうよ』を立ち上げました。公教育と違い、オリジナルの教育理念を提唱する[オルタナティブスクール]を見学に行くなどして、居場所づくりを勉強して来ました。

放課後スクール『ないならつくろうよ』に携わるNPO法人「うみかぜ」代表の女性Aさんは、「子ども達の教育に選択肢の幅が欲しいと願うご両親は多いと思います。ですが、それが難しいのが現状です。民間で立ち上げられる人が開所していくしかありません。私たちの理念に沿いたい方は是非、遊びに来て頂きたいです」と述べました。

参考:手づくり放課後スクール 母親ら奮闘 いすみで運営 東京新聞(2023年)

放課後スクール『ないならつくろうよ』のお問い合わせはメール=isumi.ics@gmail.com=まで。

[オルタナティブスクール]には親近感

私は所属する会社のサイトで、[オルタナティブスクール]を2回取り上げました。1つはメタバース、もう1つは小田急電鉄です。この2つは、不登校の子ども達向けに作られました。

『ないならつくろうよ』も、[オルタナティブスクール]から着想を得たみたいですが、子ども達のお母さん達が立ち上げられたという点では、他の放課後スクールとは違い、またここでしかない強みもあると思います。

こういうお母さん達が立ち上げられた放課後スクールも良いものですね。大変なこともあるかもしれませんが、応援しています。


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