南部 旭彦

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南部 旭彦

Anycloud PdM きょうの日本酒 PdM 〈これまで〉 クックパッド PdM Progate COO

マガジン

  • Team Progate

    • 16本

    Progateで働くメンバーのあれこれ。メンバー自身が書いた記事が中心です。

  • ワインと脱炭素

    • 4本

    このマガジンは、ワイン産業の脱炭素について発信しています🍷 といっても、筆者たちもまだ勉強中の身。 自分たちが学んだことを共有することで、ワイン愛好家や、ワインビジネスに携わる人、専門家など多くの方に関心を持ってもらい、ともに新しいワインのあり方を考えていきたいと思っています!

  • ポルトガルワインを知ろう! by ポルトガルワイン専門店

    群馬県嬬恋村にあるポルトガルワイン専門店「72season's」です😃ポルトガルを周り自社でポルトガルワインを輸入しています。(ショップ 👉 https://72s.thebase.in/ ) noteでは、ポルトガルワインに関する少し深めの情報をまとめています。ですのでワインに詳しい方向けの記事が多いです。ワイン産地でもポルトガルワインは捉えどころのない難しい産地...😅このnoteで少しでもポルトガルワインに興味を持ってもらえるようがんばります!

最近の記事

Anycloudに転職しました!

こんにちは、南部(なんぶ)です。 2023年8月にAnycloudのプロダクトマネージャーとして転職しました。 Progate時代の盟友的な、村井(Progate 元CTO)が代表をやっています。 わたしの履歴書入社してはや2ヶ月が経とうとしています。 これまで自社サービスにしか携わってきませんでしたが、クライアントさんのサービス開発を手伝うこの仕事は、とても楽しいです。 なによりプロダクトマネージャーとしての力量が求められる現場で、自分自身日々成長していきたいと思えていま

    • 【WSET Lv.4 Diploma】ロンドン本校での挑戦。行く前に不安だったこと、それに対する感想と、D1とD2の学習について。

      みなさん、こんにちは!南部です。 今年から、WSET Lv.4(Diploma)コースの受講をはじめました。 ロンドン本校にて、インテンシブコースという、11ヶ月でD1~D6までのすべての課程を終える、最もタイトなコースに通っています。 2/14にスタートし、1ヶ月足らずで、2つの試験を終えました。 本日は、お疲れ自分、ということで、ボランジェN.V.をいただきながらほろ酔いで筆を走らせているため、簡潔な記事にしたいと思います笑 内容は二部立てです。 1つは、Diplom

      • 【ワインと脱炭素】小さな工夫がとてもクールな、ペットボトルワインのGarçon Wines

        こんにちは、南部です。 今回は、事例紹介になります。 具体的にサステナビリティ、脱炭素に取り組んでいる企業やプロダクトを知って、読者の方にもイメージをわかせてもらえればと思います! 本日紹介するのは、Garçon Wines(以下、ギャルソンワイン)。 ワイン用ペットボトルを開発しているイギリスのBtoB企業です。 個人的には、従来イメージしていたペットボトルワインと違って、スタイリッシュで、かつ効率的な形状に仕上げられているために興味を持ちました。 そのペットボトルが

        • 【ワインと脱炭素】30年後も世界中のワインを楽しめる社会であるために、僕らにできること(をみんなで考えていきたい)

          こんにちは、南部です。 最近、「ワインと脱炭素」をテーマに勉強をはじめました。 世界には脱炭素とSDGsの大波が来ています。 毎年のようにどこかで起こる山火事や、大型ハリケーン、洪水、熱波などの異常気象に接し、いよいよ気候変動への危機感は世界的に共有されるに至りました。 自分もこれまでロクに勉強してこなかったので、まずはここでしっかり勉強をすること。 そして自分がサプライ側としても、消費者側としても関わっているワイン産業でできることを考えたいし、行動を起こしたい。 そのた

        Anycloudに転職しました!

        • 【WSET Lv.4 Diploma】ロンドン本校での挑戦。行く前に不安だったこと、それに対する感想と、D1とD2の学習について。

        • 【ワインと脱炭素】小さな工夫がとてもクールな、ペットボトルワインのGarçon Wines

        • 【ワインと脱炭素】30年後も世界中のワインを楽しめる社会であるために、僕らにできること(をみんなで考えていきたい)

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          21本

        記事

          (7/23の日記)ポルトガルの赤ワインと、東京オリンピック開会式

          7月23日のワイン今夜は、 アトランティコ・レゼルヴァ というポルトガルの赤ワインを飲みました。 アトランティコは「大西洋」、ラベルには大海原を駆ける帆船が描かれています。リーズナブルなワインですが、結構かっこいいですよね。 ポルトガルは大航海時代の幕開けを飾った国。ポルトガルらしさを感じるデザインです。 就職や転職など、船出のプレゼントにも良さそうですね。 7月23日の出来事特に考えず、東京オリンピックの開会式を見ながらこのワインを飲みました。 古代の平和の祭典を復興する

          (7/23の日記)ポルトガルの赤ワインと、東京オリンピック開会式

          #20. 最終日、思い出編。ポルトガルワインのデビュー戦で抱いた気付き。

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー、ついに最終日です! クリスマス・イブの昨日は記事執筆を休んでしまいました😭 そして今日にかけて、何を書こうかといろいろ頭を悩ませていたのですが、結局何も思いつきませんでしたw マデイラ、リスボンやセトゥーバル、世界遺産のピコ島(アソーレス諸島)など、まだまだ伝えるべき情報はあると思うのですが、正直なところあまり知らないんですよね。。😅汗 私もまだポルトガルワインの世界を広げだしたところで、もっともっと勉強していこうと

          #20. 最終日、思い出編。ポルトガルワインのデビュー戦で抱いた気付き。

          #19. 復習編!ポルトガルワインの主要産地をまとめておさらいしよう。

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー23日目です。 今日はざっくりとポルトガルのワイン産地をおさらいしてみましょう😁 北部の主要産地は、ヴィーニョ・ヴェルデとドウロです。記事にはしていませんが、個人的にはドウロの北にあるDOCトラス・オス・モンテスも好きです。 中部は、ダォンとバイラーダ。 南部は、アレンテージョ。記事にはしていませんが、他にリスボンやセトゥーバルといった大産地があります。 気候、海洋性と大陸性、冷却効果全体として地中海性気候であり、温暖

          #19. 復習編!ポルトガルワインの主要産地をまとめておさらいしよう。

          #18. ポルトガルワイン総論。改めて全体像を知ろう!

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー21日目です。 これまでは、産地ごとにポルトガルのワインを見てきましたが、アドベントカレンダーも終わりに近づいてきましたので、全体的なまとめに入っていこうと思います。 今日は改めてポルトガルの一般的な情報を見てみましょう。 ポルトガル総論国土はだいたい日本の1/4、人口は1000万人ちょっとなので、東京都より少ない人口しかいません。 全体的に地中海性気候の影響を受け、オリーブ、ブドウ(ワイン)、小麦、コルクなどが主要農

          #18. ポルトガルワイン総論。改めて全体像を知ろう!

          #17. ワイン用ポルトガル語入門

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー20日目です。 今日は、ポルトガルワインで頻出のワイン用語について説明したいと思います! Tinto 赤ワインのこと。 Branco 白ワインのこと。 Rosado ロゼワインのこと。ただしRoséと記載されていることも多いので、あまり困らないかもしれません。 Quinta Quintaは「農園」みたいな意味です。 72season'sの扱うワインに、「Quinta do Cruzeiro」というワインがありますが、

          #17. ワイン用ポルトガル語入門

          #16. アレンテージョのアンフォラワイン「Vinho de Talha」

          こんにちは、72season’sアドベントカレンダー19日目は、アレンテージョ第3編です。 実はアレンテージョにはアンフォラで造るワインがあります。それも最近の流行りに乗って、というわけではなく、ローマ時代から続く長い歴史を持った伝統的文化です。その名もTalhaワイン。今日はそんなTalhaワインについて見てみましょう。 TalhaワインTalhaワインは、大きい粘土性の「Talha(ターリャ)」と呼ばれる陶器で発酵熟成させます。生産者のホームページをみると、Ampho

          #16. アレンテージョのアンフォラワイン「Vinho de Talha」

          #15. アレンテージョ(2)地域ごとの違い、注目の産地

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー18日目は、DOCアレンテージョの地域ごとの違いについてお伝えしようと思います! 地域ごとの違いDOCアレンテージョは8つのサブリージョンに分かれていますが、大まかに北部、中部、南部で特徴を分けることができます。 北部は標高が高く冷涼で、花崗岩質の土壌。降水量は年間800mmと最も湿度が高く、エレガントなワインが生まれます。フルーティというよりは"Savoury"な(ミネラル感や土っぽさなど、フルーツドリブンなワインとは

          #15. アレンテージョ(2)地域ごとの違い、注目の産地

          #14. アレンテージョの基本情報

          72season'sアドベントカレンダー17日目はアレンテージョについてです😁 アレンテージョは地域も広く、クヴェヴリのような壺を使った伝統的な面白いワインもあるので、何回かにわけて記事にしたいと思います。 今日はアレンテージョの基本を抑えましょう! DOCとVinho RegionalDOCアレンテージョと、それよりはるかに大きいVinho Regionalアレンテジャーノ。アレンテジャーノとは「テージョ川の向こう側」という意味だそうです。 赤ワインの重要な産地ですが

          #14. アレンテージョの基本情報

          #13. 復活したバイラーダ。異色のバイラーダ産ワインの基本情報

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダーの15日目です。 本日は、ポルトの南、ダォンの西に位置する「バイラーダ」という産地についてまとめてみたいと思います。 バイラーダ早わかり!・赤のバガ、白のビカル、そして瓶内二次発酵スパークリング ・生産量の85%が赤ワイン ・瓶内二次発酵は国内生産量の65% ・白ワインの品質向上中! それでは、バイラーダについて詳しくみていきたいと思います😁 歴史バイラーダは1979年にDOC(原産地を保護するための決まり)認定されま

          #13. 復活したバイラーダ。異色のバイラーダ産ワインの基本情報

          #12. 華やかでエレガント。ポルトガルのワイン産地「ダォン」について

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー14日目です😁 今日はドウロ渓谷の南に位置する「ダォン」という産地について記事にしたいと思います。 ドウロで何日も使ってしまったので、ここからはサクサクと進めたいと思います!(たぶん...) 歴史まずは簡単に歴史を見てみましょう。 ダォンは1908年に原産地の範囲が規定された歴史ある産地です。しかし、1940年代からの政府の介入によって、20世紀後半のダォンは冴えない産地として過ごします。具体的にはサラザール政権(長く続

          #12. 華やかでエレガント。ポルトガルのワイン産地「ダォン」について

          #11. 総延長数万kmの石の壁!世界遺産「ドウロ渓谷のブドウ畑」の作り方。

          こんにちは、72season'sアドベントカレンダー13日目は、ドウロ渓谷のブドウ畑の作り方について説明したいと思います。 (昨日はアドベントカレンダーの更新ができずすいませんでした😭更新がんばります!) ドウロ渓谷の風景まずは弊社の代表がポルトガル出張へいった際に撮影したドウロ渓谷の動画からみてみましょう✨ ドウロ渓谷というのはおよそ人の住みにくい場所です。高温乾燥の土地で、渓谷の斜面は60度に至るところもあります。 こんな土地で人々がいかにしてブドウ畑を作っているかを

          #11. 総延長数万kmの石の壁!世界遺産「ドウロ渓谷のブドウ畑」の作り方。

          #10. ポルトガルワインはブドウ品種で語れない。

          72season'sアドベントカレンダー11日目です。もう少しで半分!😁 今回は、前回のドウロとポートの主要5品種に関する話からの脱線で、「ポルトガルワインはブドウ品種で語れない」ということの意味やフィールドブレンドについて記事にしたいと思います。 ポルトガルワインは固有品種の宝庫!ポルトガルには、固有品種が約250種存在すると言われています。そしてポートワインだけで認可されている品種はなんと約100種類。ドウロのワインも同様です。 しかも、これらの品種が複雑にブレンド

          #10. ポルトガルワインはブドウ品種で語れない。