【詩】どようの よる
あめはそらが
ないているとおもっていた
そのうちそんなことは
つきなみだな、と
はずかしくなった
そして、いま
あめはやっぱり
そらのなみだだとおもう
たえまなくふってくる
ぴあののねいろは
なみだのおと
わたしはいつもないている
だけど
なみだはすこしもながれない
どうしていきているのか
わからないのです
うまれたりゆうも
なぞです
なにかのまちがいじゃないかと
おもうひびです
いくらかんがえても
こたえはでてきません
わたしはばかだから
わかりたいから
いきているのです