【詩】ショートカット
キミに内緒で髪をショートにした
それはちょっとしたスリルだった
キミは最初
少し不機嫌そうに
「そこそこ似合うじゃん」
なんて言いながら
氷をストローでつっついていたっけ
私はキミのお人形じゃない
キミの好みに合わせるのもいいけど
私の好きにしたい時もあるの
長い髪の女性が好きなんて幻想
私が壊してあげたかった
「ショートのキミに馴れない」
なんて言いながらも
キミの不機嫌は
そんなに長く続かなかったね
キミは“長い髪の私”を愛したんじゃなくて
“私”を愛したんだよ
そろそろ気づいて欲しいんだけどな…
©2023 alice hanasaki
※この作品はフィクションであり、
私生活とは関係ありません。
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