あまはら

言葉と呟きの間に。

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最近の記事

いまさら、CD。

久しぶりにCDを買った。 本当に久しぶり。高校生以来? 最近は動画サイトで、サブスクで簡単に聴きたい音楽へアクセスできちゃうからアナログのCDを見る機会が本当に少なくなった。 久しぶりに触った薄い正方形のケースときらきらひかる円盤に、なんだかわくわくした。 全て知っているよく聞いている曲が収録されているにも関わらず、初めてその音楽に触れるかのような、新鮮さと小さな感動が詰まっていた。 再生する分にはいつも動画サイトで聞いているのと変わらないし、漫画のようになんだか音が

    • 話す。でも伝えるって難しい。

      昔は、話すことが好きだった。 おかあさんに、先生に、友達に、なんでもかんでも一生懸命夢中になって話した。 キラキラした目で話し続ける子どもの私を、周りの大人たちは微笑ましく受け止めてくれた。 大人になった今、あの時からおしゃべり好きは変わっていないはずなのに、話すことが苦手になり、怖くなった。 自分の思いがうまく伝わらない、自分の言ったことは相手にどう受け止められるのだろうか。 そんなつまらないことばかり考えるようになって、話すことが億劫になった。 1人暮らしをは

      • 年またいで仕事続きで年末の実感が全くなかったのだけど、スーパーにいる人たちのいつもよりワクワクした足取りや永遠と流れる特番のおかげで、否応なしにも今日が大晦日だよっていう実感が湧いてきた。1人でゆっくり年越しするのもなんだかいいなぁ。第九はやく聞きたいな。

        • 手帳会議2021

          12月も半ばとなりましたね。 本当に師走はあっという間に過ぎていって困っちゃう。 さて、本記事はタイトル通り。 私はnoteに投稿し始めて数ヶ月経ちますが、普段は紙の手帳を使うことが多いです。 手帳の中身をSNSにあげるわけでもなく、自分に向き合うためだけの手帳として使っているので校正もせず、本当に書きっぱなしのメモに近い使い方をしています。 そうはいっても、見返してワクワクするようにそれなりにデコってみたりはしていますが。 ステイホームで外に簡単に出られないこのご時

        いまさら、CD。

        • 話す。でも伝えるって難しい。

        • 年またいで仕事続きで年末の実感が全くなかったのだけど、スーパーにいる人たちのいつもよりワクワクした足取りや永遠と流れる特番のおかげで、否応なしにも今日が大晦日だよっていう実感が湧いてきた。1人でゆっくり年越しするのもなんだかいいなぁ。第九はやく聞きたいな。

        • 手帳会議2021

          満月限定の珈琲店、ピアノの音色に導かれ

          読書の秋のお題が発表された時、1週間前に読んだばかりの「満月珈琲店の星詠み」が入っていたのに大層驚いた。 なぜなら、最近で1番面白かった小説だったから。 購入したきっかけは、話題になっていたから手を取ったとかそういうわけでなく、昔自由帳に星をモチーフにしたスイーツとか色々想像して書いてたなぁとか懐かしく思い出しながら、それをさらに美しく具現化したようなイラストに惹かれて購入してみたにすぎなかったんだけど。 私は普段は1度読んだら、特に余韻を引きずることなく次の1冊に手を

          満月限定の珈琲店、ピアノの音色に導かれ

          魔法使いの子孫の子孫

          「なんていったんだい。」 ただ本を読んでいるだけなのにピコットばあさんのこの言葉に震え上がり、そして現実ではありえないくらいの天才的で個性的な仲間たちにわくわくする。ーーーーー notoの、#読書の秋2020 の記事を読んだ時に真っ先に私の頭の中に浮かんだのは、ボロボロになるまで読んでいる梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」でも、次巻を首を長くして待っている恩田陸さんの「チョコレートコスモス」でも、映画まで全部観た有川ひろさんの「図書館戦争」でもなく、柏葉幸子さんの「霧の向こ

          魔法使いの子孫の子孫

          やっぱりグルテンがダメみたい。

          小さい頃からずっと。 なんだかパンを食べるとお腹の調子が悪くて。 うどんとケーキは大丈夫なのに、パンとパスタはダメ。 ただの好き嫌いかと思ってたけど、この間ラーメンでもアウトだったから多分小麦粉?グルテン?が体に合わないんだろうなぁ、と。 アレルギーまではいかないから外食とかでは食べちゃうけど、最近家では小麦粉類を食べないようにしていると調子が良いから、仕方なく現実を受け入れるしかなく。 ケーキ大好き、お菓子大好きなのにいきなり小麦粉入っているから買わないようにする

          やっぱりグルテンがダメみたい。

          秋刀魚が食べたいけれど

          秋の味覚。秋刀魚。 すっかりこたつから食べて冬じゃんって感じの季節になってきたけれど、やっぱり秋刀魚を食べないと秋を迎えた気がしなくて…。 でも、高いよー、高すぎるよー。 しかも、去年は1匹で売ってくれていた近所のスーパー、今年は2匹からしか売ってくれない。 なんでだよー。 魚焼きグリルが無いからフライパンで焼くしかないことを考えると、スーパーに拘らずお店で食べればいいんだろうけど。炭火焼きのふっくら秋刀魚、めちゃくちゃ食べたいけど。 1人で秋刀魚食べられるお店行

          秋刀魚が食べたいけれど

          深夜のシチュー、罪悪感。

          食事はいつも休みの日にまとめて作り置き。 日持ちの推奨期間を過ぎても自己責任で食べ続けて何度かお腹を壊したこともあるが、1人暮らしをはじめてからずっとこのスタイルを続けている。 先週のメニューはハロウィンがあったので、気分だけでもとかぼちゃのクリームシチューにした。 肌寒くなってきた今の体に染みいるシチュー。 かぼちゃの甘さで心もほっこり温まり、我ながらいいチョイス。 問題が起こったのは、その日が仕事で疲れ切っていたこと。夕飯を食べずに帰ってきて早々に寝落ちしてしま

          深夜のシチュー、罪悪感。

          怖さは無くせないけれど

          勇気とは、 ものおじせずに立ち向かう気力のこと。 困難や危険を恐れない心。 子どもの頃は勇気を出してみようって色々な場面で言われていた気がするけれど、大人になってから言われたのは初めてだったよ。 当たり前のように持てていたはずなのに、いつのまにか失ってしまっていたんだね。 頑張ろうとしなくても、ちょっと勇気を出すだけでいけるかもしれない。 怖くていい、怖いのはしょうがない。 でも1歩踏み出すことでしか変われないから。 やってみよう。

          怖さは無くせないけれど

          ありのままで、がんばりたい。

          私は計画を立てるのが好きだ。 たくさんの選択肢の中から、自分にあった方法を探し出して作り上げていく過程が大好きだ。 ただしその計画を実行する能力は低いため時間をかけて立てた勉強計画が頓挫することは多かった。 けれど、人生計画だけは別。 10年先を見据えきちんと立てて実行してきた。 もちろん右往曲折、回り道はしたし、計画通りに行かないこともたくさんあったけれど入りたい高校、学びたい学部、なりたかった職業、全て中学生の時には思い描いた通りにしてきたのだから概ね計画を達成し

          ありのままで、がんばりたい。

          金木犀の匂い、秋の風

          いつの間にか半袖が寒くなり、すっかり秋ですね。 今年は残暑があまりなかったせいか、梅雨が長く夏が短く感じられたせいか、コロナであまり季節のイベントが楽しめなかったせいか、9月に入っても秋になった実感があまり湧いていませんでした。 けれど、金木犀の香りに包まれた途端、すっかり体が秋モードに変わった気がします。 あの独特だけれどなぜか落ち着くあの香り、春と秋の季節の変わり目を知らせてくれるあの香り。 実家の庭や、学校への通学路、はじめてひとり暮らしをした家の近くにあった公園

          金木犀の匂い、秋の風

          わたしにとって、いちばんの財産

          仕事がつらくてつらくて、どうしようもなくて。そんな状態だから全然うまくいかなくて怒られてばかりで。頑張ろうと思うほど空回りして。 そんな状態の時に異変に気づいて声をかけてくれた先輩、あなたのおかげで救われました。 業務の負担を軽くしてもらって、おかげで潰れずになんとか仕事、続けられています。 同じく噂を聞いて、いざという時の連絡先まで渡してくださった新人時代の教育担当の先輩、他部署なのに気にかけてくれている人がいるということがどれほど安心を私に与えてくれていることか。いざ

          わたしにとって、いちばんの財産

          大好きな場所が戻ってきた!

          サムネイルからご察しの通り。 ディズニーが好きです。正しくはディズニーリゾートが好きです。 学生時代は年間パスポートを持って足しげく通い、社会人になってからも年間10回前後は訪れていました。 どちらかというと、幼い頃はジブリ映画で育ったタイプでディズニー映画はあまり見たことがなかったし、いつもハッピーエンドで終わり似たような作画であるという意味では今でもあまりディズニー映画やアニメを好きではないんですがパークは別です。 キャラクターも単体ならサンエックス(リラックマとか)

          大好きな場所が戻ってきた!

          コンクリートジャングルに捕われて

          故郷を離れて、東京に出てきて随分と経つ。 1人暮らしには十分に慣れ、むしろ誰かと長時間いると居心地が悪くなってしまうくらいまで孤独が当たり前になってしまった。 連絡を取りあう相手も故郷の友よりも都会に住む友の方が随分と多くなり、母には「都会に染まってしまって」と嘆かれる。 でも、根っこの部分が田舎者であることには変わりなく東京育ちの人とは何かが違うという感覚がずっとある。 だけれど、今も地元で暮らす人々と私のように都会に出ていった人でもまた同じとは言い難く、常に自分が宙ぶら

          コンクリートジャングルに捕われて

          怒るって難しい。

           最近ひとに怒ったことありますか。  声を荒らげたことはありますか。  子育てをしているお父さん、お母さんならつい子どもを怒ってしまうことってよくあるのかな。  誰かを育てる立場にいる人なら怒る機会はそれなりなありそうですね。  でも今回は怒られる側のおはなし。  私と同じ、育ててもらっていて怒られる側のみなさん。  怒られた時、どういう気持ちになりますか?  怖い?悔しい?  受け止める?それとも怒る?  もちろん怒られる内容によって、その時々で違うよって感じだと思

          怒るって難しい。