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【詩】やがて夜空の星になる

私たちは皆、いつか必ず夜空に輝く星になる。

肉体のエネルギーを使い果たし、命の炎を燃やし尽くし、
それぞれに決まったタイミングで、空の彼方に散っていく。

魂の生まれ変わりがあるかどうかは分からないが、
少なくとも今生きているこの人生は、
間違いなく一度きりの人生だろう。


太陽のように熱い人生だろうか、

月のように静謐な人生だろうか、

流星のように刹那的な人生だろうか、


それぞれの人生の輝き方は、
幾千通りもの色を放っている。


無限に広がるこの宇宙の中で、
数多の星が輝くように。




やがて夜空の星になった私たちは、
暗闇の中で煌めきながら、何を思うのだろう。


おそらく、今を生きる人たちのことを、
そっと見守るのではないだろうか。


必死で生きている全ての命を、
優しい光で照らし続けているのではないだろうか。


不器用ながらも毎日を一生懸命に生きている命たちを、
静かに導いてくれているのではないだろうか。


そう思えた時、やがて肉体がこの大きな宙に飛散する時が訪れようと、
不思議と恐怖は和らいでくる。

安らぎに似た気持ちにさえなるかもしれない。



やがて夜空の星になる。



その時は誰にでも必ず訪れる。




もしそうなったら、いや、そうでなくとも今この瞬間からでも、
私はあまねく人を優しく見守り続ける星になりたい。



そんな存在になりたい。




今を苦しむあなたがそこにいる限り。




優しい光で照らし続けたい。