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【生きる】ニワトリを絞める体験を振り返って思うこと

2月25日(金)
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こちらの投稿を読んでいただき、
ありがとうございます。

今回は
ニワトリを絞める体験を振り返って思うこと
ということで、その時の感想や
思考を言葉にします。

また、ニワトリの命をいただく前に
考えていたことは下の投稿に書いていますので、
そちらも合わせて読んでもらえると
わかりやすいかと思います。

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思ったよりも冷静だった

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絞める流れは書き表しにくいので、
作業についてはこちらの動画
参考にしていただければと思います。

最も印象に残っているのは、
手についた温かい真っ赤な血です。
温度感は自分の体温よりも温かく、
お風呂よりもぬるい。
濁りが全くない赤い血が
「生きている」から「食べ物」への
流れをリアルに示す存在
でした。

ただ、絞めている時のことを振り返ると、
思ったよりも自分が冷静だったなぁと。

それには理由が2つあります。

理由① 心の整理を終えていた

命に対する考え方や絞める体験前の気持ちを
noteで言語化することで、
心の整理を終えていた気がします。

割り切ってその場に臨んでいたのかなと。

命をどうするかみたいな思考から、
スムーズに美味しく食べられる食料にできるかに
頭を切り替えていたのかもしれません。

理由② 知的好奇心が爆発していた

「ニワトリを絞める」ことは、
2021年後半から周りに「やりたいこと」として
僕が言っていたことです。

2022年にやりたいことを100個書き出した時も
「ニワトリを絞める」とリストに残しています。

そのため、ついにその時が来た!!と
知的好奇心が爆発していたのかもしれません。

思ったよりも冷静に取り組めたのは、
この2つの理由があったからだと思います。

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割り切る気持ちも大事だと思う

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「いただきます」の意味を改めて調べてみました。

食事を始める時の「いただきます」には2つの意味があります。
1つめは、食事に携わってくれた方々への感謝。
料理を作ってくれた方、配膳をしてくれた方、野菜を作ってくれた方、魚を獲ってくれた方など、その食事に携わってくれた方々へ感謝のこころを表しています。
2つめは、食材への感謝。
肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があると考え、「○○の命を私の命にさせていただきます」とそれぞれの食材に感謝しており、こちらが本意だと言われています。
https://allabout.co.jp/gm/gc/390299/
「いただきます」は、敬意を表する動作から生まれた言葉です。現在ではその敬意は、肉や魚、卵はもちろん、野菜や果物も含めて、食材の「命」そのものに向けた言葉と捉え直されています。また、食材を育てたり獲ったりした人や、食事を作った人に対する敬意と感謝の気持ちを込めた言葉とされています。
https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/317

命をいただくことに感謝することは確かに大事です。
この気持ちを大事にする一方で、
割り切る気持ちも大事だと思いました。

色々調べながら想像で話すと、
狩猟採集時代は感謝すること・自然が循環することに
祈りを捧げるというような儀式的なものの
役割は大きかったのかなと。

しかし、今では畜産の「仕事」があります。
仕事となれば、絞めることが作業になります。
作業となれば、絞めることに対して
毎回精神的な負担を負いたくない。
そう考えると、
割り切る気持ちも大事だと思いました。

ただ割り切る前に、
「いただきます」の意味や語源、
命をいただく感覚は必要なのかと。

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まとめ

今回は
ニワトリを絞める体験を振り返って思うこと
というテーマで書きました。

体験中 僕は思ったよりも冷静でした。
その理由は以下の2つと考えています。
① 心の整理を終えていた
② 知的好奇心が爆発していた

また、命をいただくことに対する感謝を
大事にする一方で、
割り切る気持ちも大事だと思いました。
そうしないと、精神的にしんどいかと。

そして、体験中に
手についた温かい真っ赤な血は
一生忘れない
と思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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