背中をシャンとして わたしと顔を合わせない様に あなたは出て行きましたね 皺ひとつないその…
他人が生きている時間を想像すると吐き気がする ふと見えた窓の中 他人が笑っている なんとも…
何度何度 愛しましょう 何度何度 愛しみましょう あぁ美しい 貴女が笑おうが怒ろうが哀し…
ここにあるものは本物だろうか 目の錯覚ということもありえる だって目の前のこの絵は とて…
心が、削られる その度に涙は溢れるし 体温があることさえ 烏滸がましい 何度謝ったって …
私は待つ 朝が来るまで 願い事なんて何一つ叶いやしなかった まぁこんなもんでしょ 笑った…
いくら身を寄せたって 報われない 報われようとするのは悪なのか 求めれば求めるほど 悪人…
ゴシゴシ ゴシゴシ イメージする 頭の中には消しゴムがあって それがひとりでにゴシゴシゴ…
あぁ 嫌だなぁ 一秒ごとに離れていく それは私なのか 私ではないのか 奇妙な感覚で いた…
そこに目をやれば、そこに耳を傾ければ 蘇る記憶 一瞬だけ目を閉じて 噛みしめる気持ち 何…
「いいとは思いませんか?」 「このように少し腰をかけるのも」 「何かに耳を傾け、何かに身…
知っていましたか? 私がここにいることを。 知っていましたか? 私が犠牲にしたことを。 …
ヒソヒソ声が聞こえる。 「随分と前のことなんだけど、僕は常に太陽の下にいたんだよね。僕は…
私が、悔しいことは 私が飛べないことでも、美しくなれなかったことでも、誰からも好かれる人…
ただの作り話なのに
きっと、ふたりの世界なんてないんだよ 君と僕とこの狭い部屋の中で あ、あと機械もたくさん…