土曜日はチートデーだったので、いつもなら人目につかない夜にトレーニングをするのだけれど、今日は昼の部と夜の部の二本立てにした。

いつものように音楽を聴きながら跳んでいたところ、後ろから「こんにちは」と声を掛けられた。条件反射的に「こんにちは」とあいさつをしてから振り返ってみたところ、登山家の三浦雄一郎さんのような雰囲気のご老人がいた…

イン・ラインスケートを履いて…

えっ！？えーっっ

声を出しそうになる隙も与えず、目の前を滑って、シューッとハーフターンをしてストップして振り返った。

私の近所は、不思議な人だらけだ…（小学生にいきなり遊ぼうと声を掛けられたり）※こちらの記事もご覧ください

三浦雄一郎さん似のインラインスケートじいちゃんことミウラさんは、なんでも毎日ずっとインラインスケートで移動をしているそうだ。どこに行っているのか聞く限り、20kmくらいは移動しているんじゃないだろうか…。

「雨の日だって毎日ずっと走ってますよ」と元気よくお話され始めたのを皮切りに、次々といろいろなお話をしてくださった。海外旅行にもシューズを持って行って走っていたら、台北のお金持ちの目に留まって年に何回もインターナショナルスクールでインストラクターをしているのだそうな。（なるほどそういうお金の稼ぎ方があるのか、と敏感に感じてしまう守銭奴の私　笑）

雪山をアイゼンで登ってスノーボードをしたり、週に数回、学校の体育館に集まって卓球をしたり…とにかくアグレッシブ。だからお腹はぽっこり出ているけれど、足がとにかくしっかりしている。その辺の若い人よりもずっと立派な足。あ、でも私の方が良い足の筋肉だ…と倍以上ある人に勝った負けたと考えてしまうダメな大人…笑

結局、30分も話し込んでしまった。

「あなたと話して元気もらいましたよ」と言ってもらえたけれど、私こそ元気をもらいましたよ。