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夢の話

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夢を見た時の記録と考察
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着物を脱ぐ

着物を脱ぐ

踊りの中で「想起」が起こるということについて、今朝のポストで最上さんが書かれていました。少し長いけどスクリーンショットで引用します。

特に前回の稽古の中では古い絹の着物を使ったということもあり、参加した多くの人がそれぞれに意味のある体験をしたように思います。

思い返せば、4年前の床稽古の時に、母が出てきて、さめざめと泣いたということを覚えていますし、折に触れ、様々な過去に縁のあった人が立ち現れ

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荒ぶるエネルギー

荒ぶるエネルギー

Xのポストを見ていたら、最上さんが昨日体調悪くて動けなかったと書かれていました。そして新年会の踊りでの荒ぶるエネルギーを下ろしたことと関係しているのではないかと考察されていました。

実は、昨日は僕も動けなくて一日中横になって過ごしました。7日の本番と、そこから続くエネルギーが、14日の稽古の中で答え合わせされて、必要なプロセスを一気に進めたという感じがしていて、大きなエネルギーが動いたという実感

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ただいま発酵中!

ただいま発酵中!

今朝も3時過ぎに目覚めました。昨日は2024年最初の原初舞踏の定例稽古ということで、考えてみれば、昨年最後の稽古が12月24日、リハーサルが12月29日、新年会本番が1月7日、そして昨日の稽古が1月14日ということで、この3週間の間に、とてつもなく濃密な時間を過ごしたということと、それらの結果、自分にとって大きな変化があったということを実感することになった、昨日の稽古でした。

身体の中で何か発酵

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今朝見た夢と踊ることの意味

今朝見た夢と踊ることの意味

昨日のnote「一里塚」の中で、このように書きました。

ある意味、いいも悪いも含めて、今の自分を受け入れられたということなのだと思うのですが、今朝目覚めた時に、今までより客観的に振り返りができるようになっていたと思います。

足りなかったのが何か、どこが見えてなかったのかがわかったような気がしたのです。練習していた頃から、リハーサルを経て、課題になるところはいつも同じだったのですが、どうやらそれ

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背後

背後

昨年最後の原初舞踏の稽古で、後ろを向いて「背後で踊る」ということをしたんだけれど、今になってじわじわと響いてきてる感じがする。

背後を意識してしばらく踊った後、ゆっくりと振り返る。物理的には振り返っても背後は常に背後で、前は常に前なのだけれど、スローで動きながら、空間に対する意識が変わった状態で振り返ると、そこにはたしかに大きな真っ暗な海があったりして、明らかに何かが起こっていると思うわけだ。

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縮むことと膨らむこと

縮むことと膨らむこと

目覚めた時にまるで夢の続きであるかのように踊りの中にいた。ずっと昨日からの踊りが続いていたような気さえする。

昨日の原初舞踏の稽古の中での新しいチャレンジが今もまだ身体の中で動いていて、空間をどんどん広げている感じがする。

とにかく楽しかった。ついに正しい方向を見つけてしまったという感覚。

今まで雑巾を絞るように身体を絞ることで様々な小爆発を経験してきた。バリの踊りを長くやっていたので、特に

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対称性の自由度を高めていくこと

対称性の自由度を高めていくこと

Xで流れてきた半田さんのツイートから辿ってこちらのブログを読みました。

対称性の自由度を高めていくことが、成長であり、成熟であり、この世界の秘密を解いていく方向を示しているということなのだと思います。

ゲージ対称性という物理学の考え方は、そういうことを踏まえて見ていくと本当に興味深いです。

自分だけだったところから、他者に出会い、他者との交流を通して人は感性を豊かに育んでいきます。

その空

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虎と熊とカバの夢

虎と熊とカバの夢

これは数日前に見た夢。

昔使っていた畑の脇を何人かの人と話をしながら歩いている。今は別の人が使っていて、何か、野菜の新芽が出ている。

畑を抜けて、路地を抜けて、道路に出ようとしたら、大きな虎が路地になだれこんできた。体長4〜5メートルくらいはありそうなとても大きな虎。

かろうじて足元をすり抜けて、虎をよけて、道路に出ることができた。他の人たちは虎から逃げようとして畑の方に行ったらしい。虎も畑

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お盆の原初舞踏の稽古でのこと

お盆の原初舞踏の稽古でのこと

日曜日の原初舞踏定例稽古に参加して、一日経ちますが、今回はすぐに何かを書き残しておこうという気持ちになりませんでした。

その代わりにずっとマーラーやバーバーのアダージョなど、よく踊りで使う音楽を聴いていました。またはそれらに関連するような音楽をYouTubeで見つけたりして聴いていました。そして何気なく、この曲は使えるなとか、いつか使いたいなとか、思ってるんですね。

そして、オーム斉唱をひとり

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ライトボディーとチャクラと夢と舞踏

ライトボディーとチャクラと夢と舞踏

ライトボディで扱うセンターの中で、フローニアというのは、どんどん小さくなっていくイメージを重ねていきながら、やがて爆発して、空間そのものが変わってしまうという流れがあります。

この感覚は、ミクロの方向に縮んでいくことで、やがて圧縮されて爆発が起こり、反転した空間に出るという感じで、そこはとても静かな異空間なんですね。

時間のないところに出る感じでもあり、それまでとは明らかに違うところに出たと感

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踊るということは「花を咲かせる」ということ

踊るということは「花を咲かせる」ということ

原初舞踏の定例稽古がありました。このところ、毎回毎回、大きな発見があってぐんぐんと深まってるのですが、先日の稽古でも、大きな気づきがあり、忘れられない経験になりました。

ベースとしては、前々回の稽古での「さわる」と「触れる」の違いということに通じる話なのですが、今回は、そこからさらに発展していった感じです。

特に僕にとって大きな経験となったのは、手のひらを上に向けて、空気を感じながら、空気に触

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ヘミシンクと変性意識と夢

ヘミシンクと変性意識と夢

最近になって、またヘミシンクの「ゲートウェイ•エクスペリエンス」を聞いてみています。変性意識という点では、舞踏の世界ととてもよく似ている所がありますね。

フォーカス15あたりになると時間のない世界ということですし、フォーカス21あたりからは完全に無限遠点に出る感じなのかもしれないなとか思いながら、割と自由に空間で遊べる感じが楽しいです。

ただヘミシンクではマクロ方向への誘導はありますが、ミクロ

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花

今朝目覚めた時に、はっきりと確信したのは、あの花はやはり僕だったということでした。

目覚めた時にたしかに花になっていました。それは、ずっと昔に落下して、落ちるところまで落ちてしまい、忘れられ最も深い闇の中に横たわっていた僕であったと言うことを思いました。

それは海の底だったかもしれないし、宇宙の果てだったかもしれません。いずれにしても暗い闇の中で静かに横たわり、朽ちるのを待っていたのだと思いま

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グレイトフル・デッド

グレイトフル・デッド

これ↓は今年の2月15日に書いた記事。

いいねをつけてくださった方がいて、あらためて読み返してみました。

響いたのは、タロットカードの話で、塔が崩れたからこそ、星が見えるようになるという話。

思えば、落下とは高い塔から落ちることですし、それはこれまでの世界とは違うところに落ちていくということなのだと思います。

「身体の内側に落ちていく」ということを先日書きましたが、本当にじゅうぶんに落ち切

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