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ラボライフ!(学部時代)

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大学時代に後悔はあるか。

大学時代に後悔はあるか。

この時期になると「新入生に伝えたいこと」みたいなブログやnote、ツイートがたくさん目立ちます。それを目にするたびに、大学卒業から1年を迎えた自分の心の中でざわざわとした感情が胸を焦がします。自分は大学生活をやり切れたのか、と。

特にざわつかせるのが「いろいろな授業をとったほうがいい」という話。
自分は理系にもかかわらず、学部1年の時に参加した海外インターンの影響をバリバリに受け、初心を忘れてビ

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過去に囚われた心では前を向けない

過去に囚われた心では前を向けない

学部時代のラボのslackの#generalに先生から「M2の〇〇さん、B4のXXさんと□□さんがそれぞれの優秀賞に選ばれました」という通知が届いた。そこで、一年浪人して獲得した大学院の入学書類を作っていた自分の心は一気に一年前に吹っ飛ばされました。

闇。一年前の卒論提出直前、卒論発表直前の自分の心はドロドロとしてぐちゃぐちゃとして曇った夜の底なし沼のよう。先も見えないし、どれだけ前に進もうとし

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パワハラ先輩の元にいた経験が今活きる

パワハラ先輩の元にいた経験が今活きる

思い返すこと2年前。研究室に配属された自分は、めちゃめちゃにパワハラ気質な先輩の元につくことになりました。
すぐ不機嫌な反応するし、「前にも話したけど」が口癖で質問しにくいし、女子学生には変に甘いのに僕には人格否定しながら5時間くらい激詰めするし。勿論プロジェクトリーダーのポスドクさんに相談したりはしましたが状況は変わらず、当時はストレスで胃痛がやまず、内科に通ったりしました。

「もしかしてこれ

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ラボの引継ぎも完了

年度をまたいでしまいましたが、ラボの引継ぎも無事に終了しました。

いやはや、たいへんでしたね。

卒論の改定や、これまでに集めたデータの一覧化、サンプルの整理などなど。

先生とポスドクさん、そして後輩に引き継いできました。

これで自由の身となったわけですが、充実していたがゆえにやっぱり寂しいものがあります。

まずは取り急ぎ、引っ越し作業を急ピッチで進めなければ!

22年くらした街から去る

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寂しさを感じた今を忘れたくない

今日はラボの引継ぎ作業や、実験卓と個人机の片づけを行いました。

研究者の卵の卵の自分が大変お世話になり、確かな基盤を固めさせてもらった1年半のラボでの生活は辛いことや楽しいこと、成長を実感した経験など数えきれないほどがあったため大事な思い出になっています。

だからこそ、だんだんと私物が減って元の机だけになっていくにつれて、”ここ”にいた自分の存在が薄れ、ラボとのつながりが一つ一つ消えていくよう

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ラボでの楽しい時はあっという間。

ラボでの楽しい時はあっという間。

一年半楽しい時間を過ごしてきたラボとのお別れが近づいてきました。

勿論楽しいだけでなく、辛いことも沢山ありましたが差し引きしたら楽しい思い出が数多く残ります。

これまではラボで毎日のように顔を合わせていた面々と気軽に会えなくなる。その実感に胸が張り裂けそうになります。

大人になることは、出会いと別れを繰り返すこと。
悲しくても、寂しくても、今の大切な思い出を胸にこの先も歩み続けていくのです。

大学卒業しました!

皆様、日ごろはライアンのnoteを見ていただきありがとうございます。

この度、大学を無事に卒業できたことをご報告いたします。
卒論執筆中はあまりの出来なささに絶望し、卒業できないと本気で何度か考えましたがこの日を無事に迎えられて本当に良かったと思っています。

南極での研究をしたいと言いながら、大学院受験に失敗したわたくしですがこれ以降は一層の努力で以て受験勉強にあたりたいと思っています。

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最近根を詰め過ぎたのか、めまいしてきた()

ここ1週間ほどは、ラボの引継ぎと卒論改訂版の作成を行っています。

どちらもかなりしっかりしたレベルの質を求められるけど、3月末までになんとかしたいから、かなり無理をしがちです。

卒業する友人のほとんどは2月半ばの卒論発表以降は春休みとして、ラボに行くことはほとんどしていないといいます。

恩もあるし、先生たちが後で論文を書くときに重要だということもわかるのですが、作業をしているとふとした瞬間に

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卒業だっていうのに、ラボの仕事が終わらんよ

おわらん!!!

自分がとったデータをまとめる作業、卒論を改稿する作業。
どっちも進捗はあれど、終わらないです。

そろそろ受験勉強や引っ越しの準備もしたいのに・・・。

とはいえ、これもまた研究をしていくうえでのトレーニング。なんとかします。

大学卒業を控えてアカデミアの将来に不安を感じる

大学卒業を控えてアカデミアの将来に不安を感じる

大学の卒業式まであと3日。

夏に大学院入試に再トライするし、今度こそ合格するつもりです。
でも次に大学院に入学をするまでは「学生」ではないので、この1年はどちらかといえば「社会人」として扱われると想像しています(就職するわけではないですが)。今までになくお金について考えるようになりました。

南極に生育する植物の適応戦略をフィールドワークを通じて研究したい。
それは間違いなく本音で、心の底から思

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苦労した結果、成長した実感を得られるのはうれしい

卒論執筆、学会参加かなりの苦しい思いを経験してきました。(同様に、僕を指導した先生もかなり苦労されたことだと思います)

ロジックの構成や文章について大変に苦労しました。そこでの反省を踏まえて、先生にオススメされた文章技術の本を読んだりもしました。

それらを経て得た知識や経験を動員し、今は卒論の改訂版の執筆を行っています。論点が整理されてきたことも相まって、文章校正は前よりも明確になっています。

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とりあえず半日回復してから作業をしたよ

今日は、学会が終わった反動で疲れが出てしまったためラボを休んで半日休養に充てました。

最初は丸一日休もうと思っていたのですが、実際に休んでいたら意外と体力が回復して、ラボの引継ぎ作業を始めました。

こういう時は無理に休んだり、無理に働くよりも、気の向くままにやったほうがいいんですよね。

こういう自由な感じにやれるのも学生で、研究室のことだから。

これが会社勤めとかになったらそうもいかなくな

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疲れちゃったぜ。

卒論発表から2か月走りっぱなしでした。
いや、フルマラソンの練習のように実際に走ったわけではなく。

卒論→論文紹介セミナーの準備→学会発表の準備。

常にその時出せる120%くらいを出していたような感じがしています。

まだやるべきこととして、実験の引継ぎと卒論改訂版の提出が残っていますがちょっと気力や体力を回復させないとしんどそうです。今日も午前の口頭発表を聞いていたのですが、午後のポスター発

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なんとか、かんとか、学会発表が終わりました

先生やポスドクさんに直前までお世話になった学会発表が今日無事に終わりました。

最後の花火としての学会が終わった喜びや。普段家にいない父と語れる喜びから今日は飲みすぎてしまいました。

現状、かなりフラフラです。

ですが、やれることをやりきったという達成感でいっぱいです。