見出し画像

これだけは押さえたい〈接客指導の3つのポイント〉

「接客できても、教えられない」

という声をよく聞きます。

昔の私がまさにそのタイプ。

後輩から接客の相談をされても、「んーん・・・なんていうか・・・」と言葉につまることがしばじは。

上司や先輩から接客指導をされる経験もなく、感覚で接客していたため、どうやって教えたらいいかさっぱりわかりませんでした。

昔は、先輩の接客を〈見て学べ〉のスタイルでしたが、今は〈育成する環境〉が必要になってきています。


なぜなら、接客の難易度が上がってきているから。

モノが溢れオンラインでも自由に買い物ができ、

「このお店で買いたい」「この販売員から買いたい」とお客様に選ばれなければ売上をあげることができません。

簡単にモノが売れる時代ではないため、販売員の育成がより大切になってきています。

育成しなければ、売れず、リピーターもできず、「私には向いてなかった」と辞めていく人が増える一方でしょう。

そこで、

今日は〈これだけは押さえたい!接客指導のポイント〉について。

「接客ってどうやって教えたらいいの?と迷っている方に向けて、接客指導の基礎基本です。

接客トレーナー・店長・エリアマネージャーとしてたくさんの販売員の接客指導をし、たくさんの失敗をしてきたからこそ感じる指導のポイントです。

接客指導にかかわる人のヒントになれば嬉しいです。

これだけは押さえたい!接客指導の3つのポイント

①相手の悩みポイントを聞く

「どこが難しい?」「どこにつまずいてる?」など相手が何に悩んでいるかを聞くことで、その悩みに合わせた指導ができるようになります。

逆にわかりづらい人は、自分がやっている接客方法をそのまま伝えようとします。


「〇〇さんだからできるけど私にはできない」と思わせるのではなく、"自分にあったやり方"と思ってもらうことが大切です。

②「小さな一歩」を明確にする

わかりやすい人はまず最初に何をするかを明確にしています。
逆にわかりづらい人はやることやアドバイスが多い傾向です。アドバイスが多いと、「勉強になりました!」と思うだけでなにも行動することができません。

アドバイスは細分化し、まず始めにやる「小さな一歩」を明確にするようにしましょう。

③「なぜ」をつたえる

人は理由があると行動しようと思えます。
「もっと〇〇したほうがいいよ」だけではなく、「なぜなら▲▲だから」と「なぜ」を一緒につたえます。

「なぜ」を伝える際のポイントは「お客様の声を代弁すること」です。

たとえば、
「もっとアイコンタクトをとって話せるといいね。なぜなら、お客様は目が合わないとあなたが信頼できる人か不安に思ってしまうから」

など、「なんでやるのか」をお客様の声を代弁しながら伝えられるとより納得感を高めることがでにます。


以上が、接客指導のポイントです。

接客を教えるときに、「すごいことを教えよう!」「今まで誰も言ってないようなことを教えよう!!」と意気込むと、逆にわかりづらくなってしまいます。

そうではなく、

相手が悩んでいることを知る

小さな一歩を明確にする

「なぜ」を伝える

この3点を意識することで相手に刺さるアドバイスなります。

みなさんの指導はいかがですか?
ぜひぜひお試しください♡

最後まで読んでいただきありがとうございます。
「共感できた!」「参考になった」という方はスキ・フォローお待ちしています。質問などコメントにて教えていただければお返事いたします。
私自身の学びにもなりますので、よろしくお願いします。

関連記事です。
接客指導する際の土台となるマインドについて。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

仕事について話そう

ぜひサポートお願いします! いただいたサポートはやる気アップ&活動費に使わせていただきます。