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かんがえごと

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ニュースとは何かということについて考え、10に分類してみた

記者をしていれば、企業の広報担当の方から、「どうすればニュースとして取り上げられますか」という相談を受けることが少なくありません。掲載記事を広告価値として算定できる時代ですから、広報担当の方々にもシビアな成果が求められています。

現在はビジネスサイドの末端に身を置いていますが、3年前までは現場の末端記者でした。

「この新商品(新サービス)をどういう切り口でPRすればいいですか」といった具体的な

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それでも記者はビジネス感覚を身につけるべきだと思う3つの理由

「金儲けのことは気にしなくていいから、記者としての問題意識や興味関心で何でも書いてこい」

というのが報道記者の仕事だと、私は捉えています。

でも、「金儲けのことは気にしなくていいから」の部分に関しては、記者を志して以来、ずっと違和感を覚えていることです。

違和感が高じて「金儲けのことを気にしてみたい」と、いったん記者のキャリアを止めて現在の部署に来ました。いくつかの新規事業開発に携わり3

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いま私が新入社員だったら、本気で教えてほしい10のこと

厳しすぎる新人教育が話題になっています。私が新入社員の時、社長の名前をフルネーム漢字で正確に書けただろうか。実に怪しい。

それにしてもウェブのコンテンツで「●●の10のコト」とか「××の3つの理由」といった見出しが流行して久しい。根強く、私たちを引っかけてきます。新聞ではほぼ見ない見出しですが、一度使ってみたかったのです。ご容赦ください。

私自身は入社8年目に突入しましたが、逆に新入社員の方々

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コンテンツデフレに抗いたくて、まずはnoteはじめました。

最近、空き時間をなんとか捻出しては、NETFLIXやAmazonプライムビデオなどの動画プラットフォームでよく動画を見ます。

多くは、何かをしながら手軽に見られる30分~1時間のドラマばかり。ゴシップガール。孤独のグルメ。俺のダンディズム。SPEC。ケイゾク。あぶない刑事。空飛ぶタイヤ。推定有罪。隠蔽指令。趣味が出ますね。

動画という無機質な言い方が勿体ないくらい、リッチなコンテンツが盛りだく

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音楽をどういうカタチで所有するかという命題について

音楽って、どういうカタチで所有すればいいのだろうか。ずいぶん悩んでいた時期がありました。

そもそもカタチのない聴覚の集合体をどうやって販売し、どうやって所有するのか。レコード、蓄音機以前は、楽譜というカタチでシェアし、所有していたんですよね。蓄音機やレコードが出てきて、音楽は音の集合体として初めて所有の対象になった。法律を学んだ人間として、こんなにアバウトに所有という言葉を使っていいものかは疑問

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