Meadow(メドウ)

普段は大学生。ときどき起業家。

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ガチ自己紹介 & お仕事について

こんにちは。 Meadow(メドウ)です。 Meadowはペンネームで、 普段はこの名前で詩を作ったり小説書いたり、 エッセイを書いたりしています。 こちらで「5分で終わる自己紹介」をしたのですが、 今回はちゃんとしたお仕事の告知も兼ねて 私がどういう人間なのかを書くことにしますね。 2002年京都生。 自分で言うのもなんですが、やたらに勉強ができる子どもでした。 学校の先生の意図が手に取るようにわかって、 媚を売って媚を売って 毎日生き延びていました。 だって大人こ

    • 創作【詩】 こども時代

      9歳のときだった まだ小学生をしていた 図画工作の時間に みんなで絵を描いていた 隣の席に男の子がいた 自分の絵にひどく不満で くりかえしくりかえし、こう言った 「下手な失敗作って呼んで」 はじめは先生も無視していた でもとうとう男の子が勝った 先生はみんなの前でこう言った 「わかった  下手な失敗作  これでいいでしょう」 男の子は黙って泣いた 私たちはこうして 少しずつ少しずつ 大人への甘え方を 学んだのだった 良いこども時代だった

      • 創作【詩】 心は泣いている

        心は泣いている 夕暮れどきに 心は泣いている 寂しいと言えずに 心は泣いている 声なき声をあげ 心は泣いている 優しさを求めて 心は泣いている あなたがいないとき 心は泣いている たとえ誰かがそばにいても 心は泣いている なにも悲しいことなどないのに 心は泣いている わたしになど見向きもされずに わたし、わたしは 幸せなはずなのだ わたし、わたしは 満たされているのだ けれど、わたしは ここにいてはいけない ほんとうのわたしはどこにいるの?

        • 創作【詩】 海辺まで

          海に行こう 風に吹かれよう タバコを吸って お酒を飲もう 歌を歌おう 喧嘩をしよう 鏡を見よう 髪をとかそう 服を見つけて 破いたりしよう 危ない場所で 焚き火とかして そして慌てて 戻ってこよう 海辺まで 海に行こう 風に吹かれよう 歌を歌って たまには泣こう 本を読んでは 愚痴を言い合い 嫉妬をしては 鏡を見よう そしていつかは 大人になろう 声を荒げて 子どもを叱ろう 盲目になって 迷子にもなろう そんな自分を

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        • 詩とか、詩とか、詩とか、詩
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        • エッセイとかエッセイ
          7本

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          創作【詩】 グラモフォン

          音楽がないとやってられない わたしのバッグにイヤホンはない 満員電車で目を閉じる 耳を澄まし、記憶をまさぐる 懸命に思い起こそうとする 音楽を わたしは生きたグラモフォン 頭に、見えないプレイリスト 音楽は鳴り止まない わたしは鳴り止まない いのちの旅を終えるまで

          創作【詩】 グラモフォン

          【告知】 詩が100本たまったら

          こんにちは〜 Meadow(メドウ)です🌱 いつも読んでくださって ありがとうございます🍀 私はnoteのアカウントで 自己紹介したり、 ビジネス告知をしたり、 短編小説をあげたり、 エッセイで弱音を吐いたりしています。笑 が!! 元々は創作した詩をメインでアップしていました。 まぁ、今もそうか。🤔 ほんで、 これまで書いてきた詩は マガジンの方に全部放り込んでいるんですが、 それが100本たまったら 100本分のエネルギーを 読んでくださるそこのあなたに還元しよう

          【告知】 詩が100本たまったら

          創作【詩】 ものも言はれず

          きみ 我がそばへ立ちて われ ものも言はれず きみ 我が髪に触れて われ ものも言はれず きみ 我が心を揺らし われ ものも言はれず きみ 我が心を知らず われ ものも言はれず

          創作【詩】 ものも言はれず

          創作【詩】 すべて

          君が、君が僕のすべて そんなわけはないじゃないか いいかい、第一に僕は君の夢を たった10ぺんしか見ていないんだ そして第二に、僕は誰かを想ったりしない 冷たい北極こそ僕の棲家だ 第三にだな、僕には心がない 誰かの温もりを欲することもない 君が、君が僕のすべて 笑止千万、笑わせてくれるな この僕だけが僕のすべてだ もうどこへも行かないでくれ

          創作【詩】 すべて

          創作【詩】 足りない

          もうすぐいなくなるあなたへ 伝えたいことがある 足りない 足りない そればかり言ってごめんね もうここにいないあなたへ 伝えたかったことがある 足りない 足りない そればかり言ってごめんね おいしい空気 風に乾いた服 あたたかな布団 カサカサの体温 全部そこにあったのに 昨日も今日も 明日も明後日も わたしたちは口を揃えて 足りない 足りない さあ 塔は崩れた 今日も足りないものばかりだ どこへゆこうか

          創作【詩】 足りない

          創作【詩】 シャボン玉

          ああ 消えたいな パチンと弾けて 空に溶けたいな そこにはもう だぁれもいない だぁれもいない わたしだけ わたしだけ ああ やめたいな パチンと弾けて いなくなりたいな そこにはもう 苦しみはない 苦しみはない わたしだけ わたしだけ さて、 そう言ったあとが問題だ どうせわたしは消えないだろう 生きている限り、 残念な希望が、 無惨な幸せが、 暗黒の美しさが、 待っているのだから ああ そうだ 明日はゴミの日だ 私は消えないだろう 君の足音が聞こえるからね ◆◆

          創作【詩】 シャボン玉

          創作【詩】 今日の詩(3)

          優しい気持ちになれない日には あなたの周りの風の音 風の音に耳を澄ますの 瞳を開きたくない朝には あなたの部屋のきらめく窓 きらめく窓を見やるの そうすれば そうすれば きっと思い出せるはず あなたがどこから生まれ どこへ向かっていくのかを 言葉は何も教えてくれない ただ焦りのように募っていく 誰かといるほどひとりになりたい ひとりでいるほど誰かといたい あなたの心に住まう誰かを 心から追い出したい日には 桜の花びらでも見よう やがて散っていくのだから 神様を信じて

          創作【詩】 今日の詩(3)

          創作【詩】 そんなだからわたしは

          そんなだからわたしは どこへもいけないのだ そんなだからわたしは どこへもいけないのだ 一年中雨が降りやまない国や 太陽が顔を出さない月の砂漠 おととい買ってきた水がはやくも 花の茎に隅々まで行き渡っている大地 地球儀と観覧車の見分けがつかない遊び場 風がブランコやシーソーを揺らす公園 そんなだからわたしは そんなだからわたしは そんなだからわたしは どこへもいけないのだ おんなだからわたしは ハイヒールをはいて 今日も注意深くカーペットを踏む 明日の朝のわた

          創作【詩】 そんなだからわたしは

          創作【詩】 幻

          すこしきんちょうしているほうが ほおがあかくてきれいだよ こどもがえりしてわがままなほうが あなたらしくてかわいいよ やさしくなくてもマイペースでも ほんとのあなたでうれしいよ わたしは わたしは わたしは そんなあなたがこんなにすきよ いつかほんとのわかれがきても それはね、今はただの幻 〜〜〜🌸〜〜〜🌸〜〜〜🌸〜〜〜 少しずつ暖かくなってきましたね。 みなさんは今日、誰に好きを届けますか? ほんとのあなたになりたい方へ! zoomセッション受付中✨ お申し

          創作【詩】 幻

          創作【詩】 今日の詩(2)

          たまには手書きもいいかなーって。 ・・・🌸・・・🌸・・・🌸・・・ セッション受付中✨ お申し込みはこちらから

          創作【詩】 今日の詩(2)

          創作【詩】 太陽

          愛しい人よ わたしは太陽 15時の静けさを携え 砂漠の海にひとり たったひとり吠える こうべを垂れて ひざまずくがよい わたしの灼熱が その眼を、 白いうなじを灼く前に

          創作【詩】 太陽

          【エッセイ】 何をしても息切れがする

          個人事業主って大変なのね。 何をしても息切れがするし、 ご飯食べても息が切れるし、 仮眠取っても息が切れる。 よわっちい私、 それでも世界に生かしてもろてる。 昔しんどいことがあってね、 その頃に比べたら今の方がマシ、 って思うのね。 比べることに意味なんてないのにね。 私はどんな人の人生も 良い方向にばこーんって変える技術を習得中だけど、 誰よりも私みたいな人を変えられると思ってるよ。 人生変えられない、 ずっとこのままだ、 って思ってる寂しがり屋の人。 で、

          【エッセイ】 何をしても息切れがする