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【第5話】"病気で困っている人"を必要としているのは私の方だった。だから夫は病気になった。



「アスカさんは
困っている誰かを
お世話する生き方を
無意識に選んでいませんか?」


「まずその
"良い子ちゃん"を
止めましょう」



「良い妻」の仮面を被っていました

↑こちら、

第4話(下記リンク)内で紹介した
youtubeライブ質問会にて

「体調の良い旦那さん・悪い旦那さん
どちらも認めてあげましょう」

というコメントをくださった先生が運営する
電話カウンセリング
にていただいた、

なんとも鋭いご指摘です。

(youtubeライブ質問会では
結局アドバイスの意味が理解できずw、
電話カウンセリングを受けることにしました)


が、しかし
この指摘についても、

「体調の悪い旦那さんも
認めてあげましょう」と同様、

何を言われているのか
サッッッパリ
分かりませんでした(爆)



困っている人を世話する生き方?はて?


「え?困っている人を
助けることって
悪いことなの?」


「困っている人を
救う生き方って
おかしいの?」


「困っている人の
役に立つことこそ
素晴らしい生き方
なんじゃないの!?!?」





"不眠で困っている夫"
に対する接し方が分からず

「なんとかしなきゃ、なんとかしなきゃ…」

と悩んでいたあの頃の私。


困っている人の力になる

困っている人を救うために努力する

困っている人を救うために
頑張ることこそが
素晴らしいのでは…???

↑このような価値観で
30年間生きてきた私にとって、

「アスカさんは
困っている誰かを
お世話する生き方を
無意識に選んでいませんか?」


「まずその
"良い子ちゃん"を
止めましょう」


という、
電話カウンセリングでの指摘は
なんとも衝撃的でした。


価値観崩壊


「困っている誰かを
お世話する生き方を
無意識に選んでいませんか?」


先生からのこの言葉。。

何を言われているのか
最初はさっぱり分からなかったけど……


はあ……


確かに言われてみれば
これまでの学校生活や社会人生活


必ず何かしらのトラブルを抱え

その問題解決に向けて

一人で奮闘していたような…



問題解決に向けて頑張らなきゃ!!!


あれ…?

そういえば
今の職場、
私が入社してから
少なくとも二人は

病気になって
会社に
来なくなっちゃったっけ…


そして
その度に

私が業務のフォローを
していたような…



休職者の分まで頑張らないと!!


同僚が病気で倒れて
そのフォローに回ることで
職場を救おうとする
この行動パターン………



職場のために私が頑張らないと…

今の状況と……

もの凄く被るような………

気がする。。。




………。


あれ……?

もしかして私、

家と職場で
同じことをやらかしている…??




ま…まさか…そんなはずは…。


あれ……?

困っている人の
役に立つことこそ
素晴らしい生き方だと
思っていたのに……

あれ?

素晴らしい生き方?

困っている人の役に立つことが
素晴らしい生き方?

もしかして…私、

素晴らしい生き方を
叶えるために

困っている人の
役に立とうとしている?




だから
私の周りには

病気などで
困っている人ばかりが
集まるのか!?




気付けば私の周りには助けを求める人ばかり

自分なりの
素晴らしい生き方を
実現するために

困っている人を
必要としているのは…………


もしかして私の方?


ということは……
病気の旦那を
必要としているのって

もしかして私の方!?!?



そ、そんな…まさか


つまり
こういうことです。↓

「困っている人を救う
生き方をしたい!!!!!」


「だって困っている人を
救うことこそが
私にとって
素晴らしい生き方なんだから!!」


「素晴らしい生き方を
叶えるために、
私には困っている人が
必要なの!!!」


「誰か困らないかなーー!!」


「お!旦那が病気になって
困っている!

やったー!これで
旦那を救える!!」


と、私自身が願っていたわけです。
(もちろん無意識で)


チッ、バレたか


そう。

つまり
自分が無意識に望んできたことが
シンプルに現実化しているだけでした。

「旦那が病気になって

ハッピー!!!!!」

って。



病気の旦那の世話ができる☆やったあ!





そしてここでまた
新たな気づきが。


あれ?

ん?
まさかこれって…

あの黒い本
「心の絶対法則」に紹介されていた
アダルトチルドレン像の中の

"リトルナース"ってやつ!?


「心の絶対法則」より


※リトルナースとは:いわゆるおせっかい役。
血縁関係以外の他人に対しても
自分のことのように
一生懸命問題を解決しようとするが、
実際のところ問題解決には至らず、
自分と相手の共依存関係に陥ることが
多いとされている"心の仮面像"のこと。



「心の絶対法則」(著:内海聡医師)


てことは、わたしも

立派な

アダルトチルドレン


じゃーーーーん!!!


価値観崩壊(2回目)


夫が不眠症になったことで
自身もアダルトチルドレン
であるという現実を
突きつけられるというオチ。

2021年、
「心の絶対法則」を読んだ時は
全くピンと来なかった
アダルトチルドレンの章。



「アダルトチルドレン?」


「それって親から殴る・蹴るの
虐待を受けて育った人の
ことだよね?」


「私には関係ないもんね♪」



え?まさか自分も?


なーーんて思って
読み飛ばしていたけれど(←W)

めちゃくちゃ
関係していたという。。。。


やっぱり本を読んだだけでは
ピンとこない。

人間は愚かだから、
本気で困らないと分からない。


人間は馬鹿だから
痛みがないと分からない。


そう感じた一件でした。



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