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Selfless:実はキラキラ輝く生き方

Selfless (セルフレス) とは?

セルフレスと聞いてどんなイメージをしますか?

ある辞書で意味を引いてみると、、、

selfless
【形】
〔行動などが〕無私無欲の、私心のない
〔奉仕・愛などが〕無償の

なんか、悟りの境地のような印象。。。

ダライ・ラマやマザー・テレサのような人物像が思い浮かぶ。

セルフレスは私の今の課題

なぜなら、自分が今までセルフレスで生きてこれていなかったと気づかされたから。

でも、私の目指すセルフレスはちょっと違う。

先日のとあるマインドフルネスのグループの中で、この私のセルフレスが課題発言を受けて、他の参加者の方がこんな風に言った。

「でもセルフレスになってしまうと、自分の意思や価値がないように感じられる。。。」

う~ん。反論したいような、したくないような。。。でもその時は上手く言葉が見つからなかった。

私のNot so selflessな(あまりセルフレスでない)過去

私は今まで、自分の事にフォーカスした人生を生きてきた。自分のやりたい事をやる、自分の夢を追いかける、等々。

幸運な事にも今まで家族や友人がそれをサポートしてくれて、なんの違和感もなくそんな風に生きてこられたんだと思う。

人に迷惑をかける事も多々あったかもしれないけど、もちろん人を思いやる事も自分なりにちゃんとしていたつもりだった。

ただ、今思えば昔よく頭の中で再生されていた映画(過去の思い出や思考)は、事実かどうか怪しい自分本位のものが多かったと思う。

そして何か自己表現をしている時も、この「自分」という概念が大きな部分を占めていたように思う。

めちゃくちゃセルフありの状態(苦笑)。。。

Self-conscious (自意識過剰)

関係ないようで、あるような話。

私は長い間自意識過剰でも生きていた。

今となっては自然体の自分でいる事が多くなった私だけど、若い頃は自分が人にどう見られているか気にしていた。

ファッションや濃い化粧(笑)、背伸びしたようなかっこいいと思うもので身を固めないと自信が持てなかった。(もちろんファッションとかアートとか、心から好きとも思ってもいたけども。)

自意識過剰=セルフありあり (苦笑)

自意識過剰な状態だと、人や社会に貢献しようなんて思う余裕がなかった。

ハッと気づかされた事

ある時、元々人前で話すのがすごく苦手な私は「プレゼンテーションで緊張しないコツ」みたいな記事を読んでいた。

その記事に書いてあった文に私はハッとした。

「人前で緊張する人は、自分の事を考えている。人前で緊張しない人は、人の事を考えている。」

(まぁこれはまず自信の有無にも大いに関係しそうだけど。。。それは今回は置いといて。)

つまり、人前で緊張する人は、自分がどう見られているかとか、自分がどう評価されるかとか、自分が上手くできるかどうか、ばかりを気にしている。

=自分の事しか考えていない。

一方、人前で緊張しない人は、聞いてくれている人達に興味を持つ。好奇心を持って接する。自分がその人達に何をしてあげられるだろう?と考えている、と。

=自分よりも、人の事を考えている。

私は自分の事ばかり考えていた(意識していた)んだな、と気づかされた。

自分を表現する時、どれだけ人に目を向けられていなかったか、少し恥ずかしくなった。

私はこれを知ってから、何か自分を表現する時、人の事を考える事にした。

私のSelflessな気づき

マインドフルネスをやり始めて、少しずつ私の中に新しく自然に芽生えたのが「人を助けたい、社会に貢献したい」という気持ち。

マインドフルネス瞑想では意識を「自我」(エゴ)じゃなく、「自己」(もっと高い視点から見ている自分)に置く練習をする。

それは思考に気づく事だったり、ジャッジしない事だったり、ありのままを受容する事だったりする。

また、慈悲の瞑想では人や地球の幸せや平和を祈る事を習慣づける。

自分という人間の枠を超えて、「私達」とか「全体性」で世界をみれるようになるのが、マインドフルネスの本当の美しいベネフィットかもしれない。

自分を受け入れ表現し、人に心を開いて与える、というシンプルだけど大切な事をマインドフルネスは教えてくれた。

私のSelflessの定義

私の考えるセルフレスとは、自分を捨てる事とか、自己犠牲じゃない。

Self-giving (利他的) だけど、それだけじゃない。

自分の想いや才能を輝かせて、それを通して人や社会に利益を与えたいと純粋に願う事、そして行動する事だと思う。

セルフレスとは自分の意思や想いがない状態ではなくて、むしろ強く持っている状態だと思う。

その想いは愛情であって、ハートから湧き上がってくるもの。

だからこそ自分という枠を超えて、自分の愛情を大きく表現していけるんだ思う。

それをする事によって人も自分も幸せになる事を知っている。

人を幸せにする事こそが、自分が一番幸せになる方法。

人に与える事が、自分に与える事。

人を助け、自分も助けている。

終わりに

過酷な幼少期を過ごしたにも関わらず、アメリカでトークショーの司会者として大成功を収め、またスピリチュアルや自己啓発の分野でも世界のリーダー的存在となっている黒人女性、Oprah Winfrey (オプラ・ウィンフレー)さんが以前このように言っていたのを思い出した。

I always ask God, "How can I be the service to you?" And I ask God to use me.  (私はいつも神に「どうしたら私は貢献できますか?」と聞くのです。そして私をお使いくださいと願うのです。)

私は彼女のような生き方が、セルフレスな生き方の極みだと思う。

こんな風に願いたい、生きてみたい!と強く思う。

セルフレスに一歩でも近づけるよう日々精進しよう。


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