なべすい@育休明け日記

男性地方内科医5年目の育休明け日記。令和4年度、1年間の育休。 令和3年8月に娘様誕。…

なべすい@育休明け日記

男性地方内科医5年目の育休明け日記。令和4年度、1年間の育休。 令和3年8月に娘様誕。養護教諭妻(育休中)と奮闘中。 娘様の育児に右往左往する日々を記録します。

最近の記事

ママたちのSOS

 一般内科の外来診療をしていると、いろんな患者さんがやってくる。めまいがする。頭痛がする。吐き気がする。お腹が痛い。咳が止まらないなど、症状は本当に色々である。そんな中、同じようにママさんが体調不良でやってくることがある。小さい赤ちゃんを連れていたり、双子のママだったり。「元々偏頭痛だけど、最近ひどくなった」「眠れてない」「なんだか頭が重い」などと訴えて、色々検査を行う。結構な割合で異常は特に見当たらない。 もちろん何か問題が見つかることもあり、そんな時は然るべき診療科に相談

    • 育休明けの地方内科医

      気づいたら1年間の育休もあっという間に過ぎてしまった。育休中だし少しくらい時間があるだろうと始めたnoteも、気づけば放置していた。それもこれも育児が本当に多忙すぎるせいだ。誰だ時間あるとか言ったやつは。世の親御さんたちは本当にすごい。家では時間がないので、この文章も職場から書いている。 私はといえば以前勤めていた大学病院に戻り、ではなく医局からの派遣で関連病院での内科の後期研修(我々の世界では世間でのいわゆる研修医2年間を初期研修医、その後の専門での数年間を後期研修医と呼

      • i+land nagasaki day2

        アイランド長崎旅行2日目をレポートする。 この日は1日目に行けなかったヴィラオリンピカと、少し季節は遅いがビーチに海風を浴びに行く予定にした。 朝ごはんは写真を撮り損ねました、すんません、、 自転車を借りてヴィラオリンピカへ向かう。ここは卓球やバドミントン、ボルダリングといった室内で楽しめるスポーツのほか、ボッチャやモルックなどの珍しい競技も体験できるアクティビティスペース。 さすが平日か、子供連れには嬉しい貸切状態だった。 ほんの小一時間でクタクタになってしまった。

        • 役者になった幼馴染の演劇を観に行った話

          東京で舞台の勉強を頑張っていた幼馴染が故郷で舞台に出るというので、ちょっとお邪魔してきた。 全部で3時間近い作品で、娘はまあ間違いなく途中でドロップだろうし迷惑かけちゃうため、今回は1人でお邪魔することにした。 タイトルは「恋愛戯曲」。鴻上尚史さんという劇作家による舞台劇で、後から調べてみたら色々な所、団体で演じられ、これまでに映画化もされているらしい。こういうものに今まで触れてなさすぎて申し訳ない気持ちになった。 ストーリーはなんというかめっちゃぶんがくてきだった(語

          i +Land Nagasaki旅行 day1

          たまには旅行をしたい。 ということで10月某日、i+Land nagasaki (アイランド長崎)平日2泊3日旅の模様をお伝えする。大学生の夏休みも終わったであろう10月、休みでもない日の旅行が一番良い。育休中の特権を遺憾なく発揮させていただいた。 「ながさきで心呼吸の旅」というキャンペーンを使ってかなりお安く行けたし、読み通り他の利用者との密な接触なく快適な旅行だった。 i+Land nagasakiは長崎伊王島にあるリゾートで、自転車で回れるくらいの小さな島の中で旅行を

          i +Land Nagasaki旅行 day1

          起きたら増えてる引っ掻き傷

          最近顔面の生傷が絶えない。犯人はうちの姫様である。 姫様の朝は早い。 我々夫婦より先に起床すると、何やら独り言を唱えながら両親を起こしにかかる。 時には平手打ち、時にはヒップドロップ。そのどれもが失敗すると泣き出す仕様になっているらしい。(狸寝入りで確かめた) しかし、最近引っ掻くという技を覚えたらしく、それはそれは激痛で起こされるのだ。 「いっっって!!」とぼやける目を開けると、そこには笑った姫の顔がある。狂気すぎる。 いや、たぶんこれは幸せな朝なのだ。娘に起こされるな

          起きたら増えてる引っ掻き傷

          子育てが想像と違い過ぎた話

          4月から始まった育休もすでに5ヶ月目に突入した。時が経つのはなんて早いのか、姫様はもう少しで歩き出そうとしている。 育休期間に入ってからというものtwitterやなんかのSNSを見ていると、子育てをワンオペで頑張るママ達の、夫への悲痛の叫びが溢れかえっている。流石にパパがかわいそうと思われる書き込みがあったりもするが、それだけ育児に追い込まれているだろうことが今なら想像できる。 正直育休に入るまでの自分は、育児というものを舐めていたと思う。いや舐め腐っていたと言ってもいい

          子育てが想像と違い過ぎた話

          きょうはなんにもないすばらしい一日だった

          今日は何かあったっけと思って頭の中をのらりくらりしていると、ふと上の一文が思い浮かんだ。思い浮かんだ、というか不意に思い出したという方が正しいか。 なんだっけな、どこかで見たか聞いたかしたはず。思い出すのにしばらく時間がかかった。タイトル見て私と同じ情景が浮かんだ人、仲良くなれそうですね。 小学生くらいの頃か、“ぼくのなつやすみ”の中で年がら年中夏休みを過ごしていたことを思い出した。田舎の親戚の家に預けられた少年が、そこで一回きりの夏休みを過ごすゲーム。虫を捕まえたり、釣り

          きょうはなんにもないすばらしい一日だった

          図書館と絵本の話

          娘様が生まれてから数ヶ月が過ぎた頃、我が家には1つの習慣ができた。 2週間に1回の図書館訪問。娘様に献上する絵本を探しに行く。 今日は夫婦別行動。妻様が買い出し、私が娘様を連れて図書館で本を借りる算段で1日が始まった。 朝食後、最近短くなってきた娘様の朝寝が終わると、昼食までの間が少しばかりでかけられる時間帯となる。 「帽子は必ず被らせること」「日焼け止めは必ず塗っておくこと」「水は積極的に飲ませること」これらは必ずお出かけ前に妻様からn回告げられる。大丈夫、ちゃんと守りま

          男性医師の育休日記

          初の投稿です。こんばんは。なべすいといいます。 まだまだ男性の育休が珍しいと言われる世の中です。男性の育休、それが少しでも当たり前になるように願いも込めて、投稿してみようと思います。 登場人物は主に以下の3人になると思います。 夫:なべすい  地方内科医4年目 大学病院勤務  令和4年度育休中 来年4月に医局へ帰還予定 妻様  養護教諭 職場めちゃ遠かった  令和5年度まで育休予定 その後は職場が近いといいな 娘様  令和3年8月爆誕 現在11ヶ月  立ち上がる(文字通り)

          男性医師の育休日記